株価を決める要因

株価を決定づける大きな要因は、

「企業の業績」と、

「金利」です。

今回は、金利について話していきたいと思います。


現在の各国の金利

2020年現在、

多くの国の金利が非常に低い状態にあります。

日本のようにマイナス金利の国もあります。


各国の中央銀行は、

既にこれ以上利下げのできない状況であり、

金利が0%前後の現状では、

景気サイクルを動かす手段を一つ欠いている状態にあります。


だからといって、

弱い経済成長と低インフレの現状では、

安易に利上げに動くこともできません。



行き詰まり。不透明な未来。

FRBでは、金利0%でも機能する政策ツールの

開発、研究、議論はされているとのことですが、

効果は実際にやってみなければわかりません。


金融政策だけではなく、

財政政策も用いるという手段もありますが、

巨額の財政赤字や政治の影響(税金を使う事に対しての反対・抵抗)などの問題を抱えており、

こちらも実際にどこまで期待できるかどうなるかわかりません。


米国はまだマシですが、

今後は多くの国で、

中央銀行の影響力が低下・もしくはほどんどない状態で、

好景気と不景気のサイクルが起こる時代を

私達は覚悟する必要があるのかもしれません。




FRBが存在する前の米国

FRBが創設されたのは1913年。

それ以前の1854年~1913年の間に

米国では15回のリセッションがありました。


原因はさまざまですが、

深刻なものだと、1873年~1879年まで約7年ほど続きました。

(1896年まで尾を引いた説もあります。)


00
画像はWSJより引用

中央銀行の重要性

FRBが体制を整えた、1935年以前とそれ以後で

景気後退を表す青色のラインの割合や回数を比較して見れば、

FRB(金利等を用いて、インフレや雇用の適切な状態に保つ事)

の重要性は一目瞭然だと思います。


いろいろ言われる事もあるFRBですが、

80年前後のように金利あげて、高インフレをつぶしたり、

金融危機の後、金利を下げて、

いち早く経済の回復を促すなど

何だかんだで、米国経済において重要な役割を果たしてきたと思います。


このように、経済において、

中央銀行の果たす役割は非常に重要なのですが、

現在多くの国で、

その影響力はかなり落ちている状態だといえるでしょう。


一つの可能性

単純に歴史が繰り返すとまでは思いませんが、

今後、中央銀行の影響力が落ちたまま、

景気サイクルを繰り返すというような時代がくれば

もしかしたら今までよりも、

頻繁に景気後退が起きたり、

ボラティリティが大きくなったり、

下落後の回復に時間を要するような事態が起こる可能性もあります。

(あくまでも可能性ですが・・・)


もう一つの可能性

より高い可能性として、

中長期的に、各国中央銀行は、

金融政策の正常化を再開することが予想されます。

低水準にある金利やリスクフリーレートは上昇することが予想されます。


そうなれば、短期的には痛みを伴うかもしれませんが、

金融資産の価格および期待リターンは、

今より魅力的な水準になると思います。


ただ、世界経済の成長減速と低インフレを考えると、

リスクフリーレートや各資産のリターンは、

過去の水準を下回り、それがより長期にわたって続く可能性も高いようにも思います。


まとめ

まあ、二つの可能性については、

あくまで素人の見解なのであまり気にしないでください。


特にインデックスファンドを用いて長期投資をしている方や、

初心者の方は金利や予測を気にしたり、

安易に動かない方がいいでしょう。

(もちろん、金利や政策を気にしなければならない投資戦略もありますが)


なぜ、金利や予測を気にしなくていいかというと、

例え、金利や予測がどうであれ、

その戦略ならやるべきことは変わらないからです。

「長期・分散・規律・自分に合った適切なリスクをとる


インデックス投資をしている方なら、

金利がどうであれ、

当たり前のことを最後までやりきる事に注力すべきだと思います。


とはいえ、現状の状態がいつまで続くか、

今後どうなるかは誰にもわかりません。

いざという時、動揺しないために、

FRBや金利について少しでも学んで頂けたなら幸いです。


私は、金利がどうであれ、

バンガードS&P500ETF(VOO)への投資を継続します。


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