00
バフェット・農場に投資をする。


1986年、ウォーレン・バフェットは、

オマハの農場(約160ヘクタール)に、

約28万ドルほど投資をしました。


1973~81年、

米国中西部の農場価格が高騰した後、バブルがはじけ、

農場の価格は50%以上下落していました。

(アイオワ州やネブラスカ州では多くの銀行が破産するほどでした。)


そんな中、バフェットはかなり割安な価格で、

つまり、十分な「安全域」を確保したうえで、

農場に投資をしたわけです。


この投資について、バフェットは後にこう語っています。

「特別な知識や知性がなくても、

デメリットはないのに大きな可能性があることは分かった」




それから30年・・・

バフェットは、農場経営について全く知りませんでしたが、

詳しい息子から話を聞き、約10%のリターンがあると計算しました。

そして、実際にそうなりました。

それから、27年後の2013年時点で

農場の収益は当時の3倍となり、

価値は購入価格の5倍になりました。


バフェットとNYの不動産


1993年にも、バフェットはNYの商業不動産を、

かなり割安な価格で購入しています。

2013年時点で、利益は3倍となり、

年間配当額は、最初に投資した金額の35%にまで上がっています。


また、1996年と1999年の数回の特別配当がありましたが、

その特別配当の合計額だけで、初期の投資額の150%を回収する事に成功しました。



二つの不動産投資の教訓について

ウォーレン・バフェットは

2013年の株主への手紙で、

この二つの不動産投資について、振り返っています。


その中から、私が特に大切だと感じた、

3つのポイントをまとめました。


〇「単純な事に徹し、ホームランは狙わない」

その分野の専門家ではなくても、

満足のいく投資リターンをあげることができる。

ただ、その場合は、

自分の限界を認識しある程度上手く行く道を選ぶことが大切とのこと。


〇「目的に集中する」

バフェットは二つの不動産投資について、

どれだけのインカムゲインが得られるかのみに注目し、

日々の価格変動については考えなかったといいます。

「試合で勝利するのはプレーに集中した人であり、スコアボードばかり見ている人ではありません」


〇長期投資と周囲に振り回されないこと。

投資した翌年に経済・金利・株式市場がどうなろうとどうでもよい。

当時、新聞が何を伝え、学者が何を言ってたのかは覚えていない。

彼らが何を言う言おうと、

ネブラスカ州ではトウモロコシが育ち、

ニューヨーク大学には学生が集まる。



感想・まとめ

この不動産投資の話は、不動産投資だけに限らず、

長期投資やインデックス投資、インカムを重視する戦略をとる方にとって

とても大切な言葉・教訓だと思います。


より詳しく知りたい方は、

2013年度の手紙の全文がここから読めますので、

時間があるときにでも是非ご覧ください(P17あたりから)

https://www.berkshirehathaway.com/letters/2013ltr.pdf


他にも、

「一年ぐらい不作でも気にしない、大豊作の年もあるのだから」

「株式と不動産の投資の大きな違いは、株は自分の資産の価値が分刻みでわかる事」

などなど・・・なかなかのキレのある良い内容となっています。


私自身の投資手法・戦略は、

バフェットが行っているものとは異なりますが、

考え方や参考にすべきところは、しっかりと学びながら、

これからも投資を続けていこうと思います。


↓もしよろしければ応援クリックお願いします。すごく励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村



米国株ランキング