米中「第1段階」の合意に署名

15日、 米中両国は、貿易交渉を巡る「第1段階」の合意に署名しました。

一部関税措置を取り下げるほか、

中国が、米国からの物とサービスの輸入を拡大させることなどが盛り込まれました。


ポイント


〇米国の技術と企業機密の窃盗に対し中国側が取り締まりを強化する。(企業・政府機関問わず)

〇中国は対米貿易黒字を縮小させるために、2000億ドル(約22兆円)相当のモノとサービスを米国から購入する。

〇貿易の優位性を保つことを目的とした為替操作を中国にさせない。

これらの合意内容を、確実に履行するための執行システム等も合意文書に入っているとのことです。


2000億ドル(約22兆円)の概要について、

トランプ大統領は、

500億ドルの農産品・400~500億ドルのサービス・750億ドルの工業製品・500億ドルのエネルギー供給、が含まれると発言しています。


また中国側も、劉鶴副首相が式典で、

「両国が合意内容を真摯に実行する必要がある」とする習近平国家主席からの書簡を読み上げるなど、

(今のところ)合意を守り、今後も対応していく姿勢を示しました。


中国の「為替操作国」認定を解除

米財務省は13日、外国為替報告書を公表し、

中国の「為替操作国」認定を解除しました。


米国は昨年8月、人民元が対ドルで約11年ぶりの水準に下げたのを理由として、

1994年以来、25年ぶりに中国を為替操作国に認定。

自国通貨を安値に誘導しているとして非難していました。


今回の合意文書には、貿易のための為替操作を中国にさせないことが盛り込まれています。



S&P500は過去最高値更新

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通称署名合意を受け、S&P500は最高値を更新。

バンガードS&P500ETF(VOO)も、一時初めて302ドル台をつけました。

しかし、過度な楽観は禁物です。


第2段階の交渉について

〇協議は第2段階で全て終了か?

トランプ大統領は米中が「第2段階」の合意に達し次第、すべての関税措置を解除すると表明。

「第3段階」はないとの見方を示しました。


またトランプ大統領は、

「交渉の切り札のために関税措置を残すが、第2段階の合意が得られ次第、解除する」と発言。

今回、関税を一部を維持した目的は、

「第2段階」の交渉で有利な取引材料を保持するためのようです。


〇交渉開始時期について

トランプ大頭賞は第1段階の合意署名式で、次の協議はすぐに始まると発言しました。

カドロー委員長も第1段階の合意署名が完了次第、「第2段階」の通商交渉が始まると発言しています。

一方で「第2段階」通商交渉がすぐには始まらない可能性があると、

中国共産党機関紙「環球時報」が関係筋の話として報じており、両国の報道に少しずれがあります。


また米国が現在課している関税は、

11月の米大統領選挙が終わるまで維持される可能性が高く、

引き下げの有無は、中国による第1段階合意の順守状況次第

というブルームバーグの報道もありました。

詳細はこちらから http://etfsp500.com/archives/21807102.html




まずは、予定通り。ですが・・・

第1段階の合意に署名がされ、一山越えた感もありますが、

今後、実際にこれがどこまで遵守されるか、

また第2段階の交渉がどうなるか、

最終的に米中間がどこにいきつくのかは誰にもわかりません。


「わけ入りし 霞の奥も 霞かな」

未来の不確実性をしっかりと頭に入れ、

いざという時動じないよう、常に心構えをしながら、

投資を続けることが大切だと思います。


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