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米貿易赤字、減少


米商務省が発表した、

2019年11月の米国の貿易赤字は、430億8600万ドルでした。

(前月比8.2%減。市場予測は438億ドル)

市場予測を下回り、16年10月以来3年1カ月ぶりの低水準となりました。

年間ベースでも、2013年以来初めて貿易赤字が減る見込みとなっています。



対中国

中国に対するモノの貿易赤字は263億6600万ドル。(15.7%減)

中国からの輸入が9.2%減る一方、輸出が13.7%増加しました。

米国の対中貿易は19年に急減し、

中国は米国の貿易相手としてメキシコとカナダに次ぐ3位に転落しました。


対欧州

欧州連合(EU)との貿易赤字は131億1200万ドルでした。(20.2%減)



11月の輸入について

11月のモノの輸入は、1.4%減の2010億6400万ドル。(3カ月連続減)


「消費財」

消費財の輸入は10億3000万ドル減少しました。(携帯・家電・骨董品など)


〇消費財の輸入が減ったことは、比較的良かった、

米国の個人消費や国内需要が、第4・四半期に鈍化した可能性も示唆しています。


「資本財」

資本財の輸入は11億5600万ドル減少しました。(民間航空機・コンピューターなど減少)

一方で、自動車・自動車同部品は10億6500万ドル増加しました。


〇第1段階の合意により関税が撤回されることを見越して、企業が輸入を先送りした可能性があります。

それが今回の輸入減少の要因だとすれば、今後輸入が回復し貿易赤字の幅が戻る(拡大)可能性があります。


「原油」

原油輸入は1億6640万バレルと、1992年2月以来の少なさとなっていることにも注目です。



今後の課題

貿易赤字の縮小は、米国の第4・四半期のGDPを押し上げるとみられています。


ただ、米中貿易摩擦は18カ月間続いており、

先行きの不透明感から設備投資の低迷につながっています。

世界経済の減速と相まって、米製造業はこのところ落ち込んでいます。


米中合意の行方や(第2段階の合意があるのか)

また、EUやブラジル、アルゼンチンなど、

中国以外の対立している貿易相手国との関係が今後どうなるか、

注目していきたいと思います。


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