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バフェットの見出したインフレ対策


1970年代~80年代初めのバークシャーハサウェイの株主への手紙を読むと、

「インフレ」というテーマが度々出てきます。


70年代米国の高いインフレに対するバフェットの答えは、

当時、最も効果的なインフレ対策と言われていた実物資産(金や材木など)ではなく

①資本をあまり必要としない会社。
②価格をあげることが出来る会社。

インフレによる損失を抑えるために、この二つ組み合わせが有効だという物でした。


BERKSHIRE HATHAWAY INC 「SHAREHOLDER LETTERS LETTERS」

http://www.berkshirehathaway.com/letters/letters.html



バフェットの変化

70年代にバフェットが投資した会社は、シーズ・キャンディー。バッファロー・ニュース。ワシントンポスト。ガイコなどです。

この時期のバフェットは、

貸借対照表や有形資産に注目するグレアム流「シケモク投資」から、

当時、大きな経済的堀を有していた、メディアや、ブランド力のある消費財(80年代にはジレットやコカ・コーラなど)に投資をする手法へと進化していきました。



バフェットの投資タイミング

この時期のバフェットは、主にこの二つの場合に投資を開始しています。

①株価が下がった時(企業が苦境に陥った時)
②経営や戦略に大きな変化が合った時(CEOが変わるなど)


①の例

ワシントンポスト  1973年 政府の免許更新妨害
ガイコ           1976年 支払い不能に陥る可能性
ウェールズファーゴ 1989年 南カリフォルニアの不況
フレディ・マック  1989年 不況と居地区貸付組合の危機


②の例

ガイコ        1976年 主力の保険事業に専念 
ゼネラル・フード   1979年 主力ブランドに集中 自社株買い
コカ・コーラ     1988年 主力事業以外の売却 自社株買い
ゼネラルダイナミクス 1992年 事業売却 自社株買い


長期的に米国個別株に投資をお考えの方は参考にして頂けたら幸いです。




まとめ

ウォーレンバフェットは実物資産(金など)ではなく「株式」。

特に「資本をあまり必要とせず、価格を上昇させることが出来る会社」の株式にインフレ対策を見出しました。


もし、長期的に個別株に投資してインフレに備えようという方は、

この2点のポイントと2つの投資タイミングを参考にしてみるとおもしろいかもしれません。


ちなみに、私はバフェットのように適切に企業を分析し、

適切なタイミングで投資する決断する事ができないので(腕も時間もない)


今まで通りバンガードS&P500ETF(VOO)を利用して、

企業分析やタイミング戦略による間違いを排除しつつ、

将来のインフレに備えていきたいと思います。


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