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S&P500のリターンを悲惨なものにする方法

以前2000~2018年の間、S&P500指数が最も上昇した、

上位25日を除いた年複利リターンは

「ー2.43%」だったという話を紹介しました。


詳しくは以前の記事をご覧下さい。

http://etfsp500.com/archives/20607198.html


この、最も上昇する日というのは、

下落や暴落後の反発時に、突然訪れる事が多いのですが、

この上昇するほんの数日を逃しただけで、

投資家が得るリターンは大きく低下します。


2008年・主要投資指数のパフォーマンス(ドル建て)

わかりやすい例として2008年と2009年の主要投資指数のパフォーマンスを紹介します。

S&P500    -37.0%
ダウ     -31.9%
ナスダック  -40.0%
MSCI EAFE ー45.1% (欧州、豪州、極東)


ハイイールド市場指数 -25.9% (シティ)
グローバル・ハイイールド・ヨーロピアン・イシュアー指数 ー32.6%(ユーロ建て)


2009年・主要投資指数のパフォーマンス(ドル建て)

S&P500       + 26.5%
ダウ      +22.7%
ナスダック   +45.4%
MSCI EAFE  +27.8% (欧州、豪州、極東)

ハイイールド市場指数 +55.2% (シティ)
グローバル・ハイイールド・ヨーロピアン・イシュアー指数 +83.0%(ユーロ建て)




ほんの一例ですが・・・

2008年に大きく下げたS&P500指数ですが、

2009年には大きく反発しています。

苦しいながらも、バイ&ホールドを続けた投資家の方は、

この数年後、まずまずの成績を収めることが出来たと思います。


一方で、

中途半端な行動をしてしまった場合、状況は大きく異なります。

もし、怖気ついて底値で売った場合、損失だけを被り、

この突然の反発の恩恵を受けられないまま(=長期リターンは著しく低下)

その後の投資人生を送る事になった事でしょう。


インデックス投資家にとっての悪手


優良市場全体に幅広く分散投資をしている投資家にとって

下落しはじめた「あと」で、市場から撤退する事は悪手です

最も最悪なのは、

底値で売り、損失を確定させ、その後の上昇を逃すことです。


そして、いつ下落がくるか、いつ底がくるか、いつ上昇するかは

誰にもわかりません。

予め、下落や底値で売らなくても済むように、備えておくことが大切です。


初心者方やつみたてNISA等を始めた方へ


最後に最近投資を始めた方向けに、少しだけアドバイスをして閉めたいと思います。


①基本は「バイ&ホールド」(市場予測は困難)

②下落・暴落しても慌てたり、売らなくて済むように、あらかじめ余裕を持った適切な資産配分・分散投資をする。

③もし、ポートフォリオや投資戦略を見直すなら、市場が平常・または好調の時に。(下落した後では遅い。事前にやっておくことが大切。)


この3つです。

これらは、よく耳にする事ばかりで、

「基本だろ」だと思って軽視する初心者の方も中にはいるかもしれません。


でも、もしこれが出来なかった時には、

S&P500指数のリターンですら「著しく」「簡単」に悪化します。


理論と実践は別です。

そして実践できなければリターンは手に入りません。

いざという時自分が実践できるか、やる遂げられるかよく考えて

投資を続けていきましょう。


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