00
「ドラッカー研究所の米企業ランキング発表」

米ドラッカー研究所が毎年発表している

「米企業ランキング」の2019年版が発表されました。

ピーター・ドラッカーの思想を基に、

経営の効率性を点数付けしランキングしたものです。

株価だけでは表せない企業の一面を知る事ができるとされています。


採点方法・ランキングの見方

採点方法は特許件数や研究開発など、

37の基準で各企業が業界水準をどれくらい上回っているかを点数付けし、

それをドラッカーのコア原則である

「顧客満足」
「従業員の関与と人材開発」
「イノベーション(革新)」
「社会的責任」
「財務力」

といった5つの分野にあてはめて

採点、総合スコアとして算出したものです。


スコアは「偏差値」のようなもので、

50を全体の平均値としています。

スコアが40~60の間に全体の2/3、30~70の間に約95%、20~80の間に約99%が含まれます。

(平均から大きく離れていると100を超える事もあります。)




「2019ドラッカー研究所会社ランキング」

1・アマゾン
2・マイクロソフト
3・アップル
4・アルファベット
5・シスコシステムズ
6・フェイスブック
6・IBM
8・J&J
9・インテル
10・3M


トップ10にはハイテク企業が並びますが、

ウォルマートやペプシコ、ナイキ、P&G、マスターカード

といった企業等も11位以下の高い位置につけています。


全てのランキングや詳しい採点はこちらからみることが出来ます。

2019ドラッカー研究所会社ランキング


今年調査の対象となったのは820社でした。

上位50社でも半数近くが、ある1部門で平均以下の項目があり、

企業の弱点や優先している項目、バランスなどを見て取る事が出来ます。


調査やランキングの限界

2018年度、4位だったジョンソンエンドジョンソンが

今年、オピオイド、ベビーパウダーなどを巡って訴訟となり、損害賠償を認めました。


2018年版はこちらでみることができます。

https://diamond.jp/articles/-/174019?page=2


ドラッカー研究所の調査担当者は



「最も充実した解説をもってしても、企業が抱える全ての問題を、完全に把握する事は出来ない。」

「一部評価基準にはタイムラグがあるかもしれない」



と述べています。

正直で好感がもてますね。

ランキングは絶対的なものではなく、あくまで参考として捉えるくらいがいいと思います。


大切なポイント


また、このことは、

同ランキングを見る時だけではなく、

私達投資家が企業分析をする際も大切だと思います。

投資家も「企業が抱える全ての問題を、完全に把握する事は出来ない。」

ということを忘れないようにしましょう。


ドラッカー研究所の分析を専門として

現地で日々調査をしている方々ですらそうなのですから、

日本の普通の個人投資家にできる調査には、より限度・限界があると思います。


米国企業に投資をするときは、

それ等を充分に考慮に入れたうえで、投資をするのがいいと思います。


最後となりましたが、

知っている情報だけを見て、

判断し、満足するのではなく、

知らない事にどう備えるかが大切だと思います。



↓もしよろしければ応援クリックお願いします。すごく励みになります↓


にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング