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もしも投資ブログが1928年にあったら

投資ブログの話題は「レバレッジ」で溢れかえっていたでしょう。

1929年までの米国株式市場の基本戦術は「レバレッジ」です。

当時の投資家は、代金の10%を出せば信用取引で株が買えました。


今回は、要点をわかりやすくするため、

当時の税金や手数料などの細かい話は省いて書いていきます。ご容赦願います。


寝ている間にお金が倍になる

例えば、株式が1株100ドルで取引されていたとします。


当時の米国の投資家は、10ドルだけを払い、

残りの90ドルは、証券会社からお金を借り入れて株を買うことが出来ました。


もし、この株が110ドルまで上がれば、

証券会社から借りた90ドル分を返しても

投資家の手元に20ドル残ります。


つまり、株価がたった10%上がっただけで、

投資家の資産は2倍になるということになります。


スター誕生・商売繁盛

そしてまた、その20ドルを元手に、

倍々ゲームを繰り返していけば、

10%の上昇を5回続けただけで、投資家の資産は32倍。

10%の上昇が10回続くと1024倍となります。

1万ドルがあっという間に1024万ドル

憧れの億万長者の誕生です。



EZ DO DANCE

1920年代を通じで米国株式市場は上昇しており

1925年末から1929年8月までに

米国大型株のトータルリターンは「平均で193%」という好調ぶり


「レバレッジ」+「上昇象場」で

億万長者になるのは「VERY EASY」な相場でした。

これにつられて、多くの投資家が踊りました。

1929年9月までは・・・


でも、もし10%「下がったら・・・・」

1929年9月~10月にかけて市場が軟調になると

大きなレバレッジを賭けていた投資家の大部分は元手が消し飛びました。

彼等がマージン・コールに応じられないと、

証券会社は彼らの株を売り払いました。


そんな感じで最大の市場の下げが始まり、

投資家達のサバイバルダンスが始まりました。


株式のバブルは弾け、大型株は89%の下落

レバレッジをかけていなかった投資家達も消し飛びました。

そして、銀行や証券会社は不良債権を抱え消し飛び、

機関投資家も道連れとなりました。


寒い夜だから・・・

と、いう大惨事があったにもかかわらず、

LTCMといい、2008年の米国の住宅価格の暴落といい、

なぜか賢い人達は、際限ない借り入れや、高すぎるレバレッジを使った

失敗を繰り返してきました。


私はレバレッジを完全に否定するというわけではありませんが、

やはり初心者の方や長期保有をするような戦略には合わないような気がします。


私自身はあせることなく、

寒い夜でも、ぐっすり眠れるようなペースで

バンガードS&P500ETF(VOO)へ長期投資をしていこうと思います。



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