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S&P500指数は最高値圏にあります。


株価が割高と感じていたり、下落するのではと警戒している方もいるかと思います。

そこで今回は米国長期投資に関する

基本的な考え方を復習していきたいと思います。


株式投資は企業を保有する事
「短期的に見れば市場は(人気)投票機のようだが、

長期的に見れば計量器(企業価値を測定する場)に近くなる」

ベンジャミン・グレアム

短期的な株価は、マーケットの気分に左右されますが、

長期的な株価は企業が本源的に持つ内在価値に一致していきます。


ですが、市場が騒がしいと

株主は「企業の一部を保有し、オーナーとなる」という基本的な考え方をついつい忘れてしまいがちになります。


例えば、FRBの利上げの可能性が来月60%あるからといって、

あわてて自分の農場を売りに出すオーナーは、

正しい判断ができているといえるのでしょうか?


専門家の意見や、憶測から憶測へと飛びついて、

ポートフォリオを激しく入れ替えると、

本来、企業や市場全体から得られるはずだった利益を得られなくなる可能性があります。

少なくとも税金や手数料で、手にするリターンは侵食され目減りします。


市場が騒がしい時ほど、

「長期投資は企業を保有し続けること」という基本を思い出していきましょう。

永続する企業を選ぶことに自信のない方は、

私のようにインデックスファンドで市場全体に投資するという方法もあります。



市場は予測できない

マーケットは気まぐれで、自分でコントロールすることはできません。

明日の株価など、短期的な予測は運否天賦なものですが、


マクロ変数に関しても実は同様です。

為替、コモディティーの価格、GDP、雇用や製造などの各経済指標などなど

関連する変数が過ぎて、

それが、翌月、翌年、数年後の投資家のリターンにどう影響するのか

正確に予想するのは困難です。


多すぎる変数に振り回されないことが大切

「〇〇の数字、過去のデータだと来年の株価は下がる確率が高い」

と予測していた人が

「予想外に、米中問題解決しそうだから株価上がる。」となり

「予想外に、景気が良くなってFRBは金利あげてきたから、やっぱり株価は頭打ち」

となったりします。


たった一つの変数の行方さえ予測するのは困難なのに

(市場予想もたまに大きく外します。)

多くの変数の将来の予測を組み合わせ、株価を推測する事など

普通の個人投資家にはまずできません。


ですから予想できないものだと受け入れた上で、

投資戦略を練ることが大切だと私は思います。


予想に基づいて賭けをするのをとめはしませんが、

そういう賭けは、十分に外した場合のことも考えて、

ポートフォリオの一部に留めたほうがいいと思います。



相場が急変しても慌てない

市場は時折、不穏な空気に包まれることがあります。

先程述べたように、市場は自分ではコントロールすることができません。


下降気流に飲み込まれないようにとしても、

大抵は自分のポートフォリオも釣られて落ち込んでいきます。

これは避けては通れない事です。仕方ありません。


ただ、大切なのは

今後、10年~20年と長期投資を続けていけば

少なくとも20%~30%くらい資産が減少する時期が「ある」と心構えしておくことです。


それがいつ起こるか、正確な時期はわかりませんが、

「そんなことは絶対に起こらない」と考えるよりは妥当だと思います。


そして、いつ起こるかがわからないので、

「下落の前に」あらかじめ備えておくことが大切です。

25%~40%と急落した時にでも、

慌てて持ち株を安値で売り払わなくて済むような資産配分が

長期投資を続けるうえでとても大切だと思います。


最後は、ウォーレンバフェットの言葉で閉めたいと思います。

証券ポートフォリオの価値の50%下落した時に、

窮地にたたされるようなら、

エクスポージャー(価格変動リスクに晒されている資産の割合)を減らす必要がある

リスク許容度は人それぞれです。

ただ、資産配分を決める時は、

予測もコントロールもできない市場に合わせるのではなく、

(資産や年齢、環境や性格など)

自分自身との対話が何より大切だと思います。



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