8月の雇用統計が発表されました。

6日米労働省が8月の雇用統計を発表しました。

内容は、微妙で労働市場の減速が見られました。

以下、簡単にまとめていきます。


6.7月の雇用者数の下方修正

6月の雇用者数は17万8000人増へ、約1万5000人下方修正されました。

7月の雇用者数は15万9000人増と、速報値の16万4000人増から下方修正されました。

6月と7月を合わせた雇用者数の伸びは速報値から2万人下方修正されました。


8月の雇用統計

×非農業部門の雇用者数 13万人 

市場予想の15万8000人を下回りました。特に小売業が7カ月連続で落ち込み全体の足を引っ張りました。


〇賃金は前月比で伸びが拡大する

時間当たり平均賃金は28.11ドルと、前月の28.00ドルから0.4%増加。

前年比では3.2%と、前月の3.3%からやや減速したものの、前年比での伸びは13カ月連続で3%、もしくはこれを上回る水準で推移しており、個人消費を下支えしている。


〇平均週間労働時間は増加

平均週間労働時間は34.4時間と、約2年ぶりの低水準となった前月から増加に転じた。


〇失業率は3.7%と、3カ月連続で前月から横ばい。

(8月は57万1000人が新たに労働市場に参入)



ポイント

今後も堅調な消費が米経済の緩やかな拡大継続を下支えしていくとの見方もあります。

8月のISM製造業景気指数が49.1と、50を割り込み景気縮小の兆しを見せていましたので、雇用の伸びの減速は一部経済指標の悪化と歩調を合わせてはいますね。


これで、次のFOMCまでの、主要経済指標は全て出そろったことになります。あとはFRBがどう判断するか見守っていきましょう。

8月の雇用者数の伸びについては、過去数年間は当初の数字が低調となった後に上方修正される傾向があります。


各識者の反応まとめ

「ナショナル証券 アート・ホーガン氏」

雇用統計は全般的に良好といえる。大事な要素は労働参加率と賃金の伸びだが、いずれも予想通りもしくは予想を上回った。

景気の失速を警告するものは見当たらず、かといって驚くほど好調でもない。


「USバンク・ウエルスマネジメントビル・メルス氏」

雇用統計は総じてさえず、連邦準備理事会(FRB)が後手に回っていることがあらためて浮き彫りとなった。今回の統計を受け、今後のFRBの対応に変化はないだろう。

労働市場は経済全体の中で最も底堅い分野ではあるが、そもそも労働市場がFRBに緩和路線への転換を促したわけではない。


「ドイツ銀行のチーフエコノミスト、トルステン・スロック氏」

雇用の伸びは減速しつつあるというのが結論で、それは気掛かりなトレンドだ。全体像として、景気が鈍化していることに間違いない。


「ファニーメイ ダグ・ダンカン氏」

米経済の減速を反映したものとなった。ただ大幅な弱体化を示すものではない

雇用増のペースは減速しているが、失業率は横ばいとなったほか、時間当たり賃金の改善も続いている。


「FRB パウエル議長」

米国や世界の経済に関して、緩やかな成長の継続が最も可能性の高い見通しだ。しかし米金融当局は「著しいリスク」を注視している。

労働市場は非常に力強い状況にあるとし、8月の雇用統計はそうした状況と「整合している」との認識を示した。



まとめ

みなさんいろいろな意見がありましたね。

雇用は減速がみられるものの、労働市場の底は固く、景気拡大は鈍化しつつも、そこまで悪くはないと言った印象でしょうか。

私としては、まあこんなもんかという感想でした。
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今週のVOOは、4日以降上昇し現在273.74ドル。一時274ドルを超える場面もありました。

やはり、米中問題がS&P500指数や株価に与える影響は大きいようです。あと、休み明けというのもあるのかもしれませんね。

とはいえ、S&P500へ長期投資をする投資家の方は、

いつもどおり株価やニュースに振り回されてないよう気をつけながら

たんたんと投資を続けていきましょう。

私は株価が上がろうが、下がろうが気にせず今月もバンガードS&P500ETF(VOO)へ投資を継続します。


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