米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の発言


「国内外の不確実性が、景気見通しと金融政策に関する私の思索において重要な要素になりつつある」


昨日発表された8月の製造業総合景況指数は、3年ぶりの縮小を示す悪い数字でした。

(詳しくはこちらの記事も参考に「米ISM製造業指数が悪化」)


ウィリアムズ氏の見解

消費が堅調な一方、企業の設備投資は減速の兆しが見られる。」

「また輸出は落ち込み製造業のデータは軟化しており、世界の成長減速と貿易・地政学リスクに関連した不確実性を反映している」


ウィリアムズ氏は、こうした不明瞭な先行きを注視しながら、

成長の継続や労働市場、インフレ率の2%に向け、

持続的な上昇を支えるため、適切な行動に備えて警戒を続けるとのことです。


米中関係についても

「対中通商政策を巡る懸念が、見通しの不確実性を強めている。」

「実業界からは、こうした懸念で投資への慎重姿勢をさらに強めているとの声が聞かれる。

「このような不安が及ぼす影響は既に、投資の数字に表れている」

と発言ました。




2018年以降のVIX指数とS&P500の流動性
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ウィリアムズ氏の言うように、先行きの不透明さや不安感は「投資の数字」からも見て取れます。

恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は18年以降、激しい動きをみせています。

それに合わせて、S&P500指数先物の流動性が2018年以降かなり低くなっています。

投資家は先行きに不安を感じているということがわかります。


「補足」VIX指数とは、 S&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数です。一般的に、数値が高いほど、投資家が先行きに対して不安を感じているとされます。


投資家の頭を悩ますもの

米中貿易や景気後退への懸念。

底堅い米国個人消費や減速しているものの安定した成長を示す経済指標

その一方で、イールドカーブへの懸念や、製造業総合景況指数の3年ぶりに活動の縮小。


S&P500指数は未だ高値圏(?)

8月、S&P500指数は約2%ほど下落しました。

しかし、年初来で見てみると17%上昇。

依然として過去最高値に近い水準にあります。

12ヶ月の一株当たり利益(EPS)に基づいたS&P 500の株価収益率(PER)は、7月の時点で16.9倍。

過去5年の平均は16.5倍、過去10年の平均は14.8倍なので、米国株式はまだ割高とも言えます。


まとめ

これらは何を意味し、今後どう影響するのか?

下落は来るのか?いつ。どの程度の規模できて、どのくらいの長さになるのか?

もしくは何らかの形で問題は解決され、再び株価は上昇を続けるのか?

多くの投資家が悩んでいます。


S&P500指数へ長期投資をする投資家がとるべき行動とは?

私は、先行きはわかりません。予想もできません。

でも、やるべき事はわかります。

これらのニュースや数字、発言を受けても、

S&P500指数へ長期投資をする投資家がとるべき行動は何も変わりません。


もちろん他の投資戦略の方はいろいろやるべきことがあるかもしれませんが、

S&P500指数に長期投資をする投資家は、これらニュースに影響されたり、振り回されたりすることなく、今まで通り淡々とホールドしたり、積立を継続するのが良いと思います。


私はVOOに投資を続けます。

私は、ニュースや情報に振り回されることなく、

情報を知ったうえで、あえて無視をして

バンガードS&P500ETF(VOO)に投資を継続していきたいと思います。


S&P500投資家に限った話ではないのですが、

こういう時こそ、感情によって判断を間違わないようにすることが大切だと思います。


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