2003年12月 サダムフセインが確保された日のニュース

この日のブルームバーグのニュースは特に印象的なものでした。

13:01 「米国債上昇・フセイン逮捕でもテロは減らない可能性も」

13:31 「米国債下落・フセインの確保でリスク資産の魅力高まる」

この間、たったの30分。

たった30分先の市場の動きを当てることすら、

その道のプロでもままならないのかと私は思いました。


「原因」は全く同じ一つの事象。

しかし、ニュースの見出しや内容は市場の「結果」を受け、熱い手のひら返し(笑)。

とある一つの情報が、市場にどのように影響を与えるのか全くわからないという、典型的な事例だと思います。



将来の市場を予測するのは難しい

この日に限らず、

2001年9月10日に翌日テロがあると正確に予想できた投資家は少なく、

2011年の原発事故を、3月10日に正確に言い当てれた専門家を私は知りません。

例を挙げ得るとキリがないくらい、予測不可能です。


悲しいことに、

現実として、人間が扱える情報や予測には限界があると私は思います。

情報や予測を、長期的に、毎回毎回必ず利益に繋げるなど、まず無理です。


私達より様々な情報を知りえる立場にあり、自分に有利な時しか投資をしないという

あのバフェットですら、時折間違えるのですから、普通の個人投資家には尚更至難の業です。


とある少女の人生
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東ドイツ(東ベルリン)に住んでいたとある科学者メルケルは、

ベルリンの壁が崩壊した時、サウナに入ってました。

その帰り道、群集まぎれて初めて西ベルリンへ行きビールを飲んだといいます。


その後の、この少女の運命を予想できた人は、1989年のドイツ人の中で何人いるのでしょうか?

本人もその日、西ベルリンにいけるなど思っていませんでした。

結局、人は事が起こった後でしか、結果を知る事はできないと思います。


情報収集・分析・保管にはコストも

また、困ったことに、情報を集めるにも、分析するにも、保管するのにもコストがかかります。

物理なスペースだけでなく、

日々の時間・体力・自身の脳の容量や能力の一部をそこに割かなければなりません。

そして限りなく、丁寧に、几帳面に、将来を予測しても、未来はどうなるかはわからないのです。


現時点でサピエンスは神ではないのです。

(そして、神話や伝承の神でさえ、時に間違えたり、限界があったりします)

まとめ

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100点をめざして間違ったことを、丁寧に、必死に頑張るより、

米国株式市場へ投資する場合は、だいたい正しい事を大雑把に、余裕を持ってやるくらいでちょうどいいと思います。


現在の市場を見ると、米国企業の決算や経済の指標などをみるとそこまで悪くない気もします。

一方でイールドカーブや米中貿易問題、FRBの動きなど、市場の先行きは不安視されています。市場の拡大が10年に渡り続いたため、「そろそろ」と考える人の気持ちもわかります。

でも、結局、将来は私にはわかりません。

ただ、そもそも歴史を振り返ると市場は順調な時よりも、政治的・経済的・社会的・国際的に何かしらの問題を抱えているときの方が多かったと思います。

だから、予測できない事やニュースに振り回されるのではなく、

(過度に不安に陥ったり、一部の情報を元にした予測のみに基づいて投資するより)

割り切って自分の出来る事に専念した方が、多くの人は上手く行くと思います。

私にできることは。

①無理のない現実的な目標と自分のリスク許容度に合わせて、適切な資産配分をすること
②適切な分散と低コストのインデックスファンドに投資をすること
③長期的な視点と規律ある行動

私にできることはこのくらいです。

(そして①②には既に終わっていますので)

特に③を心がけて、私はバンガードS&P500ETF(VOO)へ投資をしていこうと思っています。


長くなりましたが、結論です。

多くの人にとっては、「市場の予測に力を注ぐよりも、自分がコントロールできることに注力することが大切」だと思います。



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