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ベンジャミングレアムとバリュー投資


ウォーレンバフェットの師匠ベンジャミングレアムは、

1934年に「証券分析 」を発表しました。

長期的にみた本来の価値を下回る価格がついている証券を見つけて投資する(バリュー投資)やその証券の見つけ方などが記されており、

今なお投資のバイブルとして版を重ねています。


根強い人気のバリュー投資

バリュー投資は、世界一の投資家ウォーレンバフェットの投資手法や哲学として知られており、投資家の間では根強い人気があります。

またユージン・ファーマ等の「バリューファクターは市場平均を上回ってきた」という研究結果もこの人気を後押ししています。

1927年~2015年の間、米国株式市場では、年4.8%のバリュープレミアム(バリュー銘柄の年平均リターンからグロース銘柄の年平均リターンを引いたもの)が存在しました。



証券分析に記されている真実

ここでもう一度バリュー投資家にとっての「聖典」とも言うべき「証券分析 」をもう一度読み返してみるとおもしろい記述があります。

「人気の停滞している企業に投資をすれば市場に勝つことはできるが・・・(中略)」

「いつでもそうであるわけではない」

なんとバリュー投資の父、グレアムがバリュー投資が有効ではない時期があることを認めているのです。


バリュー投資が上手く行かない時期はある

というのも

1917年から1933年(発表の前年)の16年間は、

ダウ工業平均の割安株を買うグレアムの戦略では高い収益をあげることができませんでした。



「市場参加者の見落としや偏見によって生じた過小評価は、かなり長期に渡ることもあり、また過度の熱狂や人為的な好材料から長期に渡って上昇し続けることも少なくない」
とグレアム自身も述べています。

この傾向は90年代後半のハイテク株ブームなどにおいても見られました。

60年代後半のバフェットも伝統的なバリュー投資を続けるが難しくなり、フィッシャーやマンガーの手法を取り入れることで、バリュー投資を改良し、その時期を乗り切っています。


タイミング戦略は難しい

私自身バフェットが大好きなこともあり、バリュー投資戦略も哲学も正直大好きです。

その一方で、

じゃあバリュー投資が上手く行かない時期が(1917年からのように)これから10年以上続いら・・・と考えると少し嫌になります。

では時期によってバリューとグロース切り替えたら・・

私にはこれも少し現実的とは思えません。いつ切り替わるかはわかりませんし、最悪「高値買いの安値売り」を繰り返すことになりかねないからです。

バリュー投資をする方は市場を下回る時期がある、上手く機能しない時期もあると心に留めて投資をしていきましょう。

私は無理にバリューファクターやバリュープレミアムを狙わず、

おとなしくバンガードS&P500ETF(VOO)を利用して市場全体に幅広く分散投資をしていきたいと思います。


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