VBKとは

今回はバンガード米国スモールキャップ・グロースETF(VBK)を紹介します。

米国の小型のグロース株に低コストで簡単に分散投資ができるETFです。

もし10年前に投資をしていれば、(配当込のトータルリターンで)投資した金額は約4倍となっており、成長著しい米国小型グロース株に興味がある方におすすめのETFです。


基本情報

現在の株価      185.07ドル (2019年8月20日現在)

ETF純総資産     86.66億ドル (ファンド純資産総額240.21億ドル)

設定日        2004年 1月26日 

対象国        米国(小型株グロース株)

銘柄数           612銘柄

経費率         0.07%
   
回転率         22.1%


最新の情報はこちらから確認できます。

VBKの最新株価へ     (ブルームバーグ)

公式ページはこちらから   バンガード社のHPへ




VBKのトータルリターン (VOOとの比較)

トータルリターン ()はS&P500(VOO)のリターン

設定来      9.62%
1年        7.63%   (  7.97%)
3年      14.17%     (13.32%) 
5年      10.55%     (11.30%)


10年前(2009年7月31日)にVBKに100万円を投資していたら

2019年7月末時点で約393万円、約4倍になっていました。

VBKの分配金(配当)

直近配当利回り     0.52% 
直近配当額       0.2402ドル ( 2019年6月27日)
支払い月        3・6・9・12月の年4回

過去の配当利回りは1%を下回ることも多く、インカム派の方には物足りないかもしれません。

VBKの株価チャート (配当込、S&P500との比較)

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青 VBK 緑 S&P500(SPY) 黄色 VB(小型株)

VBKは設定来(2004年1月)から見た場合、配当込みのトータルリターンで、S&P500ETF(SPY)を上回っています。

また、S&P500指数に比べてボラティリティが高く、下落する時には大きく下落する傾向があります。

特に、ここ数年は米国小型株市場全体や小型バリュー株よりも高いリターンを投資家にもたらしています。

保有上位10銘柄
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セクター別構成比率
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対象となる指数

CRSP US スモールキャップ・グロース・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指したETFです。米国株式市場における小型グロース株のパフォーマンスを正確に表しつつ、売買回転率を低く抑えるように作られています。

〇グロース株の基準としては

・1株当たりの利益(EPS)の長期的な成長期待
・1株当たりの利益(EPS)の短期的な成長期待
・EPSの過去3年間の成長実績
・1株当たりの売上高の過去3年間の成長実績
・総資産投資比率(総資産―投資)
・総資産利益率

などの条件で選定されています。

詳しくはこちらの記事もご覧下さい。

CRSP・MSCI・S&P・ラッセル 米国指数・インデックスプロバイダー比較。違いとは?


感想

VBKは米国小型グロース株に、簡単に低コストで幅広く分散投資ができるETFです。

米国小型株は普通の日本人投資家にとって手の出しづらい分野ですが、VBKなどのETFを使えば小型株のサイズによるプレミアムや米国小型株市場のリターンを得る事を狙うことが出来ます。

米国小型株の基本と特徴。サイズによるプレミアムと投資をする際の注意点


また、ファーマ・フレンチ・インデックスで見た場合、

米国小型グロース株は1927年~2015年までのリターンは年率8.7%と

同時期の大型株のリターン年率9.8%、小型株のリターン11.8%よりも、長期的なリターンが低かったというデータもあります。

そのボラティリティの高さ故、米国小型グロース株は「ブラックホール」と呼ばれることも・・・。

さて、このアノマリーは2004年以降変わったのか、それとも長期的には結局過去の平均回帰していくのかはわかりません。

もし投資する際は、小型株のプレミアムとリスクの両方をしっかりと考えて、投資するようにしましょう。

ポートフォリオのコアというよりは、全体で上手くバランスをとりながら、サテライト戦略やリターン補完戦略の一つとして使うといいかもしれません。


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