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将来の予測と投資


例えば、個別銘柄に投資を行う時、

普通はその企業や株価が今後どうなるかを考えます。

人や手法により、程度は様々ですが、

私達投資家は、通常未来の予測を元に投資をしています。


ケインズ曰く、長期投資とは?

ケインズは、長期投資の(社会的)目的を

我々の将来を覆い隠している、「時間」と「無知」の暗い圧力を打ち破る事。

と表現していました。

(私はこの言葉の力強さが好きです)


長期投資家にとっての困難

ケインズは(公共の利益を最も増進させるはずの)長期投資家には、

様々な課題や障害が待ち受けていると指摘しています。




投資の数年後における収益を規定する要因について、

われわれの知識は通常きわめて乏しく、しばしば無視されるほどである。

このような環境下では、真の長期の期待を基礎とする投資は、きわめて困難であって、ほとんど実行不可能になっている。

それを企てる人は、(中略)はるかに骨の折れる日々を送り、はるかに大きな危険を冒さなければならず、

同等の知識をもってするなら、より一層悲惨な間違いを犯すことになるだろう。

 
 ケインズ「雇用、利子および貨幣の一般理論」より引用



ケインズ「長期投資は難しい」

今風にわかりやすく、簡潔にまとめると

「未来はわからないから、長期投資ってめちゃくちゃ大変だよ。知識が乏しいと大きな間違いをしちゃうかもね」ということです。

(すみません。完全に意訳です)

80年以上前の言葉ですが・・・


現在、2019年の投資家にも響くものがあると思います。

投資は通常将来の予測に基づいて行われるものですが、

肝心の将来がどうなるかわからない(不確実な)ため、

今も昔も投資家は、いろいろなリスクにさらされ、時には投資の継続すら困難に思えたりもします。


そもそも不安なのも、悪い事が起こるのも当たり前。

未来はわからないですし、未知の将来に左右される投資に対して

不安を抱くのもある意味で当たり前の事だと思います。

でも、そもそも投資に限らず、毎年、毎月、毎日、毎分、毎秒、人生良いことだけが続くわけではないでしょう?

私も、みなさんも、人が生きていれば、良いことも悪いこともいろいろあると思います。

にもかかわらず、こと投資に関してだけ、しかも自分だけに、

良いことだけが起き続けると予測し、考える方がいささか不自然なような気もします。

まあ、気楽にいこうや


投資をしてリスクをとっている以上、ケインズの言うようにある程度の知識は必要だと思います。

それでも、あの経済学の巨頭ケインズですら長期投資は難しいと言っているんです。

もし、長期投資において何か苦しい事があった時は、

「あのバフェットでもたまに投資で失敗するし」「あのケインズでも長期投資はきつい」と言っていたなあと思い出して(笑)

あまりネガティブになりすぎず、「まあこんな時もあるさ」くらいの余裕をもって投資に臨んでほしいと思います。

(そのためにも、十分な知識な余裕のある資産配分が大切だと思います。)

長くなりましたが、

せっかく投資をしているのですから未来のリスクと上手に付き合って、

将来を覆い隠している、「時間」と「無知」の暗い圧力を、是非打ち破って欲しいと思います。


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