バークシャーハサウェイの現金とS&P500指数の推移

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世界一の投資家ウォーレンバフェットの率いる、バークシャーハサウェイのキャッシュの推移です。

ITバブル前の1998~1999年やリーマンショック前の2004~07年に一時的に高くなっているのがわかると思います。

そしてS&P500指数が下落した時には、株式などを買いに向かうため、現金が減っているのがわかります。

株価が高い時期に、無理をして投資をしないのがバフェットの強さの一つだと思います。

そう考えると、現在の12兆円を超える現金は少し気になるところではありますが、

今回は市場予測が目的ではないので触れるだけとします。

日本の企業の時価総額ランキング

1位トヨタ      22兆円
2位ソフトバンク   10兆円
3位NTT        9.6兆円
4位NTTドコモ     8.8兆円 

余談ですが、8月14日現在の日本企業の時価総額となっています。

12兆円という現金の大きさがわかると思います。

バークシャーの現金比率でみた場合

07年末   16.2%
08年末     9.6%
09年末   10.3%
10年末   10.3%
11年末  9.5%
12年末   11.0%
13年末  9.9%
14年末   12.2%
15年末      13%
16年末   13.9%
17年末   15%

という具合で、平時は10%前後ですが、

市場が高騰していて、良い投資先が見つからないときは15%を超える時もあります。



バークシャーの債券比率も興味深い

また意外かもしれませんが、

バークシャーハサウェイは債券にも結構多くの割合で投資をしています。

現金比率ばかり注目されてあまり意識されていませんが、


例えば、02年の流動的な金融資産の内訳推移をみてみると

各資産の比率は、株式30%、債券60%、現金10%という具合です。

02年は少し極端な例なのですが、

02~07年まで間はずっと、普通株式よりも(現金+債券)の比率の方が高かったのです。

(07年でだいたい50:50)


また、08年以降は、リーマンショックの時に手に入れた優先株などを表す「その他の投資」という項目の割合が増えます。

しかし、その後もしばらくの間、バークシャーの債券比率は20%~30%を維持しており、

現金と合わせると、「債券+現金」の比率は約4割ほどになっています。


株式の比率が50%を超えるのは2013年以降なのですが、その2013年でも「債券+現金」の比率は約3割強となっています。

ちなみに当時の債券の中身はというと、外国政府債や一般の企業の債券が多かった印象です。


まさかのS&P500投資の弊害が今・・・・

もしかしたら、気になった方がいらっしゃるかもしれません。

なぜ、話が少し古いかというと・・・・

ここ、数年S&P500にしか投資をしていないせいで、

あまりバフェットからの手紙(バークシャーのレポート)を読まなくなりました(笑)

誠に申し訳ありません。お恥ずかしいw。

ですので、その後のバフェットとバークシャーの動向が気になる方は、是非最新のバークシャーのレポートを読むことをお勧めします。

昔はBRKBの株主として穴が開くほど読んだものですが・・・

(あの頃は熱かったなぁ(遠い目))


ちなみに、一時期はポートフォリオの50%以上がバークシャーでした。

結構長期間保有していましたが、2017年末に200ドルを超えたあたりで全て手放しVOOに変えました。

いつか機会があればそのころの話もしたいと思います。

まとめ

というわけで、そんな「元」バークシャーの株主、

バフェット大好き投資家りんりが少しだけ思うのは・・・


バークシャーの「現金+債券比率」に注目して見ると、

バークシャーはかなり保守的で余裕のある、絶対に大けがをしないような資産配分をしているような印象を持っていました。


近年では現金の消化に精いっぱいという印象もありますが

グレアムの「賢明なる投資家」よろしく、十分な安全域のある資産配分だと思います。


こうしてみるとバフェットの個人投資家へのアドバイスとまた違った一面が見えてきますね。

イメージだけでなく情報を多角的に調べたり、一つの情報だけではなく、いろいろな情報をつなぎ合わせてみると、また印象が変わっておもしろいと思います。


もちろん、個人投資家とバークシャーでは全然規模も立場も違うのですが、

例えば、もし「10%の米国短期債券と90%のS&P500」というバフェット推奨の比率が「怖い」「リスクを許容できない」と思う方がいれば、

無理をせず、自分に合わせて十分に保守的で余裕のある(例えばポートフォリオの半分が現金や債券)資産配分にするのも、また賢明な判断のように思います。

チャンスが来るまでは、無理をして投資をしないというはバフェットの基本戦術ですが、

資産配分においても、無理をして投資をしないという事が大切だと思います。


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