7月26日~8月7日の株式市場

S&P500が最高値を更新した7月26日から8月7日までの間

VT(全世界の株式に投資をするETF)はー4.6%下がりました。

(今回の記事は、わかりやすくするために為替による影響は考慮していません。)

米国市場を見た場合

バンガードS&P500ETF(VOO)はー4.7%下がりしました。

VTI(全米株式)も同様にー4.7%でした。


米国以外の先進国と新興国市場は

VEA(米国を除く先進国)がー4.3%と若干健闘しました。

VWO(新興国ETF)はー6.2%下がりました。


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今回の下落は、特定の地域というよりは

「株式」というアセットクラス全体が下落したのがわかります。

逆に債券ETFのBNDなどの値は上がりました。

地域分散の他にも、様々な資産クラスに分散投資をする大切さがわかる1週間だったと思います。


米国各セクターETFのチャート


7月26日から8月7日の間

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米国主要10セクターで見た場合

一般的にディフェンシブセクターと言われる

ヘルスセクター(VHT)がー2.1%。生活必需品セクター(VDC)がー2.4%と

今回もその名に恥じぬ守備力を見せました。


逆に最も悪かったのはエネルギーセクター(VDE)でー7.5%。

ついで、情報技術セクター(VGT)-6.5% 情報技術セクター(VFH)-6.4%となります。


さてチャートを見てお気づきの方もいられるかと思いますが

公益事業セクターETF(VPU)は今回の下落でほとんどダメージを受けていないどころか、

8月7日時点でプラスリターンとなっています。


今回使用したバンガード社の各ETFに関しては、

下のリンク先にまとめてありますので、こちらも是非ご覧下さい 

バンガード社のETF紹介ページ




一か月前を思い出してみると・・・

一か月前にさかのぼって振り返ってみた場合、VPU(公共事業セクター)の話題を出していた方は少なかったと思います)。

一方で情報セクターやタバコ銘柄、ビザの話題などはよく耳にした記憶があります。

でも実は、VPUは守備力だけではなく、配当込のトータルリターンで見た場合、設定以降約15年に渡って、S&P500指数を上回ってきたおもしろいETFだったりもします。


たった一週間で何がわかるというのか?

ただ、勘違いしないで欲しいのはVPUが最良だと勧めているわけではありません。

(個人的には好きですが)

今回のケースはVPUがたまたま上手く行ったわけですが、あくまで結果論です。

セクターにはそれぞれ特徴があり、

各セクター調子のいい時期もあれば悪い時期もあります。


記事初めの地域分散に関しても同様なのですが、

そもそも、たった一週間、数か月の間、

上手くいったとか、下がったからといって、

今後の何年、何十年先の長期リターンが保証されるわけではありません。


まとめ

では、結局今回何が言いたかったのかと言えば、

〇短期的な結果ではなく長期的視野で考える事。

〇分散投資の大切さ。

この二点です。


真の分散投資を

ただ一言で「分散」といっても、投資には様々な分散があります。

セクター、地域、時間、通貨、資産クラス・・・


自分の目標、リスク許容度、ライフステージなどに合わせて、

ただ漠然と何となく「分散すればいいんでしょ?」というのではなくて、

何の目的で、何に備えて、どのように分散するか

より真剣に考えてみる事をおすすめします。


分散した「つもり」でポートフォリオを組んだものの、下落に対して全く効果がなかったという事にならないよう、様々なリスクに備えていくことが大切だと思います。


先日の記事でも少し話しましたが、ボラティリティを抑えたり、

資産を減らさない事は資産を増やす事と同じくらい大切だと思います。

守る事は本当に将来のリターンを捨てることなのか?


これからも市場は上下し、変わり続ける。

今後も市場は上下し、さまざな政治的、経済的な問題に直面していくことになると思います。

歴史的にみれば全く問題のない時期よりも、何かしら問題のあった時期の方が多かったように思います。

このくらいの下落は残念ながらよくあることです。


逆に今回の下落をチャンスと捉える

今回言いたいのは、よく言われるように積極的に買いに迎えということではなく(笑)


もしポートフォリオに脆弱性を感じた方は、

昨年末や今回の下落をいい機会として、

ポートフォリオや自身の投資計画を見直してみるのもいいんじゃないかなと思います。


精神的に不安を感じたり、仕事が手につかなくなったり、眠れなくなったり・・・

リスク許容度を見誤っていた方も同様です。


今後より大きな下落や長期の低迷が来た時に、

他ではない自分自身がそれに耐えられるように

昨年末や今回の下落から学び、

もし必要なら、市場がある程度落ち着いているうちに

自分に合うようにポートフォリオを修正するのもいいんじゃないかなと思います。


そして、今回も全く修正の必要のないと感じた人は「最高です!」

いずれにせよ、今後も末永くみなさんと投資を続けていけたらなと思っています。

これからも市場はいろいろあるとおもいますが、お互い頑張っていきましょう。


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