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最初から完ぺきなポートフォリオを組める人は少ない。


資金が十分にあり、株式や投資の知識も万全であり、

最初からその人の目標やリスク許容度に対して、理想的な、

完璧なポートフォリオを、組み立てることができる人はなかなかいなません。


例、1~3銘柄のみで構成されたポートフォリオ

興味本位で株を始め、何となく流行りの株を1~3銘柄買ってみたという人がいるとします。

優待目的でもいいでしょう。

その人が更に投資に興味を持ち、投資本やウォールストリート・ジャーナル など一生懸命読み、ある程度の知識と経験を得た後、

改めて自身のポートフォリオを見返した時

理想や理論と大きく違ったポートフォリオを目の当たりにする事になる・・・かもしれません。


今のは極端な例ですが・・・

単純に以前買ったコストの高いアクティブファンドをそのまま所有していたり、

自国にアセットが偏っていたりと、

経験や知識を蓄えるにつれて、ポートフォリオの修復が必要だなと感じることがあるかもしれません。


ポートフォリオを修正するポイント

そこで今回はポートフォリオを修正・修復する3つのポイントを紹介したいと思います。

細かい点まで議論するとキリがありませんし、あまり手をかけすぎるとコストもかさみます。

ですので、優先順位が高いと思うポイントのみをまとめましたので、

ポートフォリオを見直す際に、参考にして頂ければ幸いです。




①「分散」

1銘柄しかもっていない方は、即分散して下さい。

最悪なのは「その1銘柄」が「自分の勤める会社の株式」というパターンです。

これは自身の資産(株)と収入源が自分の勤める会社に大きく依存しているため、もし会社が傾いた時に株も収入源も両方一気に失ってしまうリスクがあります。


ここまで極端でなくても、保有している5~6銘柄が全てハイテク株(同じ国の同じセクターなど)といったように、「過度」に集中投資をしている方は、まず「分散」することを第一に考えましょう。

資金が少ない人でもインデックスファンドやETFを使えば簡単ですし、資金がある人は幅広い国や業種の買い集めるのもまあいいでしょう。


私自身、バフェットやフィッシャーが好きなので「集中投資」そのものを否定するわけではないのですが、ずば抜けた能力のある方や運が良い方以外は、長期的にみた場合S&P500のように市場全体に分散投資をした方が特定の銘柄に賭けるより、結果を残せる確率が高いと思います。


過度にポートフォリオが特定の銘柄やセクターに集中しすぎている時は速やかに対応を考えましょう。(戦略・意図的でない場合)

その銘柄やセクターを狙い撃ちするような〇〇ショックが来た後で、気づき反省するのは少し遅すぎます。


②「コストの削減」

コストの高いアクティブファンドを低コストのインデックスファンドやETFに変えるだけで年間1%以上コストが削減できる場合があります。(年間1%の差は大きい)


より安いインデックスファンドが出てきた場合などは、冷静にコストを計算してから判断しましょう。

0.0数%の差であせって乗り換えて税金やコストを確定するよりも、保有したままで、以降は新しい手数料の低いファンドを買付るといったパターンの方がお得な場合もあります。

焦らず冷静に計算して、コストを削減していきましょう。


将来のリターンは保証されていませんが、将来かかるコストは決まっています。

そして自分でコントロールすることが出来ます。自分でコントロールできる所に注力しましょう。




③「アセットアロケーション」

コストの次に考えなければならないのは資産配分、アセットアロケーションです。

アップルだ、スタバだ、HSBCだと考える前に

株〇〇% 債券〇〇% 不動産〇〇%と

まずは自分の目標とリスク許容度に合ったアセットアロケーションから考えていきましょう。

(ここからは個人によって差があると思いますので簡単に流れを説明します。)

ポートフォリオの修正はトップダウンが基本です。


③ー2 地域、国、先進国、新興国

アセットアロケーション(資産配分)を修正したら、次は国や地域ごとへの配分を見直しましょう。

直近の株価チャート、リターンに惑わされないように注意しつつ、自分に合った配分を見直しましょう。

③ー3 株式セクター 債券(格付けやタイプ)の見直し

③ー4 個別株の見直し


という順番で行うといいと思います。


また、インデックス投資家の方は、コストとアセットアロケーション、地域ごとの配分の見直し(修正)程度でいいかと思います。


結局完全なポートフォリオはない

悩んだり、考えすぎてしまう方へのアドバイスなのですが、

未来は不完全なものである以上、結局は完全なポートフォリオはありません。

(ただ不完全な未来に備えることは大切だと思います。)

また、個人個人リスク許容度や目標も違います。

あまりに細かく設定しすぎて、取引コストがかさんだり、維持に手間や時間がとられて、結局管理できなくなっては元も子もありません。

ある程度の余裕と妥協、割り切りが必要です。


ただ分散が不十分だったり、コストの見直しがおろそかになっている方。順番立てて資産配分を考えたことがない方などは、最低限この3つ点を確認して、ポートフォリオの修復、修正をしていただければと思います。



ポートフォリオ構築の典型的な失敗例

最後に私の恥ずかしい失敗例を載せて閉めたいと思います。

投資を始めてすぐ、日本の個別株に投資をしていたころの話です・・・

×「日本株式50%」「日本国債変動10年50%」の資産配分 

最初に読んだ「賢明なる投資家」の影響を受け、よく内容を理解せずにアセットアロケーションを決めてしまった。(日米や時代の違いアセット毎の期待リターンなど考慮していなかった。日本に依存し過ぎていた)

×割安な日本株10銘柄に分散投資

選んだ10社ほとんどが為替に影響を受けやすい銘柄で、為替次第で資産価格が激しく動く→業種は分散していたものの、本来想定していた分散効果はなかった(特定のリスクに脆過ぎた)。

×手数料の高い対面型証券会社で窓口で相談しながら取引をしていた。(み〇ほ証券)


私の投資人生の始まりは、分散、コスト、資産配分、全て失敗だらけスタートでした。

(他にもまだまだやらかしています)

そんな私でもこうやってポートフォリオの修正を繰り返しながら投資を続けているのですから、

多少投資で失敗しても、めげずに、諦めずに(できたら何かを学び成長して)

その都度ポートフォリオを修復・修正しながら、投資を続けていってほしいなと思います。


以上長くなりましたが、「賢者は他人の失敗から」学ぶと言います。

賢い読者の皆様は、是非私の失敗から何か学んで頂ければ幸いです。


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