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今日のテーマは2冊の本

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす(ジェレミーシーゲル著)

破天荒な経営者たち ──8人の型破りなCEOが実現した桁外れの成功(ウィリアム・N・ソーンダイク・ジュニア著)


この二冊は両方とも

世界一の投資家ウォーレンバフェットからお墨付きを貰っている本として、

(バフェットファンのりんりの中では)有名です。


株式投資の未来」について

ウォーレンバフェットは「全ての投資家が学ぶべき新しい事実」と評しており、

こちらは日本の個人投資家にもよく知られている本だと思います。


破天荒な経営者」について

バフェットは2012年株主の手紙で、この本を

「資本分配に秀でたCEOたちについての素晴らしい一冊」と評していました。

バフェットが「私が会ったビジネスマネージャーの中で最高の人物」と評するトム・マーフィー氏についても章が割かれています。

(また、バフェット自身も紹介されている8人のCEOのうちの一人です)

経済誌Forbesも「アメリカで最も重要なビジネス書の1つ」と評している名著です。

こちらは日本人投資家にとってはあまりメジャーじゃないかもしれません。


矛盾

さて上の画像をよく見ると今日の論点が見えてくると思います。

右の本の帯に気になるワードが見えますね。

はい・・・そういうことです。


シーゲル教授の例のグラフや例の理論は、

まあ周知の事実だと思いますので今回は省略します。


もう一方の「破天荒な経営者」はこんな感じです。

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画像は同著より引用


「悲報」S&P500がクソ雑魚に・・・。

いえ、実際にはS&P500もちゃんと上がっているんです。

ただ、この本に登場する8社が、

長期で見た場合、S&P500指数の20倍~30倍くらいのリターンをあげていただけです。

(うち1社はバークシャーハサウェイ)


同時期に米国のトップ企業として君臨していた、全盛期のジャックウェルチ時代のGEですらこの扱いです。


まあ、多少、後付けバイアスなどもあると思います。

シーゲル教授の本と違ってすぐに役立つ直接的な投資指南書というわけではありません。


でも、この8社の躍進の理由が気になりませんか?

そこには配当とはまた違った要素、(自社株買い、1株当たりの価値を上げる、キャッシュフロー、資本と人材の配分など)の大切さがわかりやすく書かれています。


勘違いしないで頂きたいのは、

私は配当戦略やシーゲル教授の理論を否定するわけではありません。

配当が好きか嫌いかで言ったら、正直好きです。


ただ、もし米国株投資を始めたばかりで、

「株式投資の未来」を読んだよという方は、

次に真逆の意見の本を読んで

「自社株買いの威力」など、配当「以外」の要素についても学んでみるのも

視野が広がって良いんじゃないかなという

一つの提案として、同書を引き合いに出してみました。


少し煽るような書き方をしてしまい申し訳ないのですが、

他の視点から、投資や企業を調べてみるのも面白そうだなと、

興味を持ち、頭を柔軟に、更に視野を広げていただけたら幸いです。



今回のオチ

実はよく読むと、「破天荒な経営者」の方も配当について否定はしてません。

(自社株買いの方を押してはいますが)

経営者の効率的な資本配分として
もし高リターンの投資計画がなければ、配当を検討する。ただ配当は決定後の変更が難しく、節税にならない場合もある。
としています。


というかこの本に登場する経営者は、

実際は全然破天荒な事をしておらず、

はっきりいってタイトル詐欺・・・・と思えるくらいです。

個人的には、この本に登場している経営者たちは、ただ周りに流されず、当たり前の、合理的な判断をし続けているだけのように思えます。

(だから周りからは破天荒に見えるのかもしれませんが・・・)

意外と真面目ないい本です(笑)。


結論

いろいろ言いましたが、今回話したかったのは、

月並みですが、

〇他人の意見を鵜呑みにせず、自分の頭で考え、実行しよう。

〇視野を狭めずにいろいろなことを学んでいこう


ということです。


これは私自身も常に心掛けていることです。

新しい事を学びつつ、

無視してS&P500に投資するというちょっとバカげたことを続けています(笑)。


また、投資は多数決ではありません。

ネットやメディアで声が大きい方が勝つとか、

みんな買ってる(マーケティングが上手い)商品が儲かるとか、

人気者や流行の戦略が最終的な絶対の勝者というわけでもありません。


「あなたが正しいのは、他人が同意したからではなく、しっかりとした事実と理由があるからでしょう?」

だから、他人に流されず、自分の断固たる意志で投資をして欲しいと思います。


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