1994年「株式投資」にて 

名著、ジェレミーシーゲル著「株式投資」

英題Stocks for the Long Runの第一版は1994年に発売されました。

今からもう15年の前の事になります。

〇市場全体に対する価値に応じて、各銘柄を保有することで最大限の分散が図られる。

〇後知恵に惑わされ、過去を曲解し、カンに頼り、同じゲームに取り組む他の投資家を出し抜こうとする。そうすることで、市場とともにあることで獲得できたよりも、かなり低いリターンに終わる。

〇バンガードS&P500のポートフォリオやバンガードのトータルストックマーケットのようなインデックスファンドは毎年市場と互角の結果を残している。
一部引用

流石シーゲル教授。第一版から、素晴らしい内容が著してありますね。


あれから15年

シーゲル教授はウィズダムツリーのアドバイザーとして、

市場に「勝つ」インデックスファンドを作ろうとしています。

いわゆるファクターモデルやスマートベータ、配当過重インデックスファンドなどです。


詳しくは今朝の記事も参考にどうぞ

シーゲル教授の「株式投資の未来」を体現するためのETF




私は新種のインデックスファンドには懐疑的です。

ウィズダムツリーだけに限らず、この手のインデックスファンドは、運用会社が独自のインデックス指数を構築します。

とあるファクター(バリュー、配当、モメンタム)などによってウエート付けされた、

それらファンドは、名目上は「インデックスファンド」と呼ばれていても、

実際やっていることはアクティブ戦略そのものだと個人的には思います。


また中には、S&P500とのここ10年の相関が0.97(1が完全相関)を超えるようなファクター型インデックスファンドもあるのですが、

それなら無駄にいろいろこねくり回してコストをあげずに、

コストの低いS&P500のインデックスファンドでよくないか?と思ってしまったりもします。


ただ、否定はしません。

スマートベータやファクターインデックスが、

今後機能していきS&P500を上回り続ける「可能性」もあります。

もちろん、逆に新種のインデックスファンドが機能しないかもしれません。

今後長期に渡って市場を上回り続けるか、下回るかはまだ誰にもわからないのです。


では、時価総額比重の伝統的なインデックスファンドが「完璧か」と言われれば、そうとも言えません。

ですが、少なくとも株式市場のリターンから公平な分け前を獲得することができます。

そして伝統的なインデックスファンドは、

過去90%以上のファンドを上回る結果を投資家にもたらしてきました。


私は、完全な計画・理論を求めて、リスクをとるよりも、まずまずの結果に満足し、

夢を見すぎるよりも、自分にできる事に尽力していきたいと思います。




00

無理せず続ければいいんだよ。


ちょっと説教臭くなりましたが、

今回一番何が言いたかったかと言えば、


「あの」シーゲル教授ですら、

10年そこそこで心変わりしたり、違う投資戦略や理論を試みるようになるんだから、

違う投資方法に目移りしたり、淡々と長期投資することを

難しく感じるのも当たり前なんだよ。

(ウォーレンバフェットもたまに心変わりしますよね。)


偉大な投資家や研究者でも迷うんだから

自分自身の弱い心や意志、メンタルや投資戦略を

気にしすぎたり、責めたり、思い悩んだりせずに、

気楽に投資を続ければいいんだよ。

ということです。


「迷ったりするのは当たり前」くらいの気持ちで、

楽にいきましょう。

続けることが一番大事。


迷わずS&P500に投資を続けるバカは私と、あと何人かくらいです(笑)


迷いながらも正解を探す旅。

でも、元々投資に明確な答えなんてないんですから、

せっかく投資を始めたのなら、

各々のペースで、無理せず、

でも最後まで、長い旅路を走りきって欲しいなと思う今日この頃です。



↓もしよろしければ応援クリックお願いします。すごく励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング