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二つの市場について


今回はトロント大学、経営大学院のロジャー・マーチン学長の言葉を紹介します。

企業経営についての話なのですが、

企業に投資をする私達にとっても、とても参考になると思います。


現実の市場とは

現実の企業は、現実の金を使い、現実の人を雇って、現実の設備投資を行い、現実の製品を作り、現実のサービスを提供する。

現実の能力で競争するし、現実の利益をあげ、そこから現実の配当金を払う。

そのためには現実の戦略、現実の意思決定、現実の資本支出が必要で、もちろん現実のイノベーションと洞察力も欠かせない。


本来経営者の仕事とは、「現実の企業価値」を高めることだといいます。


期待の市場

一方で期待の市場では、現実ではなく(投資家の)期待によって企業の価値が決まります。

その期待は、主に企業から出される数字を元にして決められますが、

経営者の意向で調整されたり、投資家やアナリスト等の手にによって様々な定義づけがなされます。



現実の市場に投資をするのか、期待の市場に賭けるのか?

そういった期待を元に投資家が賭け事をすることにより、

現実の市場の価値と離れていきます。


しかし、メディアや手数料で稼ぐ金融機関等によって、

まるで賭け事をすることが正しいかのように、

現実の市場ではなく、期待の市場に投資することを投資家は勧められます。


現実ではなく、期待されている将来の予測(数字)とリターンに賭けて投資をすることは、

投資というよりは投機に近いと私は考えます。

また、高すぎる価格で買えば、どんな優良企業、成長企業だろうと、損失を出す可能性が高まります。


敗者のゲームに参加してはいないだろうか

もちろん賭けに勝つ人もいるでしょうが、

将来に渡って予測を当て続けるとことは困難だという事。

(そもそも未来は誰にもわからない)


そして、投資家全体で考えた場合、勝者が得るリターンと敗者が失う額の合計は

±0ではなく、コストの分マイナスになるという事を忘れてはいけません。




株価から利益を得るのではなく、現実の企業から利益を得よう。

私は将来の株価を予想し、期待に基づいて投資をするのではなく、

現実に基づいて投資をすることをお勧めします。


現実の市場が生み出すリターンの分け前を、適切に貰い続ける方が、

予想や賭けを続けるよりも長期的には勝つ可能性が高いと考えるからです。


S&P500をはじめとする優良な市場全体に投資するようなインデックスファンドを使って、

低コストで、長期的に複利を効かせ、

現実の企業が生み出す利益を効率よく受けとる事に専念することが

多くの投資家にとって最善の策であるように私は思います。


余談ですが、

本日7月6日はインデックス投資ナイトというイベントがあるそうです。

残念ながら、私は本日「普通に」仕事があり、これからいつもどおり会社に出社します。


インデックスファンドの父ボーグル氏が大好きの私としては

インデックス投資家のみなさんと交流できる日を楽しみにしていましたが非常に残念に思っています。


今回は参加できませんが、田舎青森県八戸市から、イベントの成功と、

何よりも、みさなんの投資の成功を祈っています!!


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