21世紀パッシブ投資におすすめの資産クラスは2つ

29年間1度もマイナスリターンを出すことなく、勝ち続けた天才トレーダー・エドワードソープは

自伝的著書「A MAN FOR ALL MARKET From Las Vegas to Wall Street, How I Beat the Dealer and the Market」の27章「資産配分と運用の考え方」において資産クラスにおいて以下のように語っています。


各資産クラスのリスクとリターンが20世紀と同じようなものだとしたら、長期に渡ってパッシブ投資をするなら「普通株式」と「インカム収益のある商業用不動産」に投資するのがよさそうだ。

後者についてはデータからは大まかにしかわからないが、この二つの資産にお金を分けて投資をすれば、リスクは減って全体としてのリターンは増やせるかもしれない。


「天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下) 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略」より引用


同書は「天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)(下) 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略」というタイトルで4月に翻訳版がでたので、興味がある方は是非一読してみて下さい。


米国株式と米国不動産

米国株式について


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米国市場の過去200年の資産クラス毎のリターンを表したグラフ(インフレ調整済み)

シーゲル教授らの研究により、株式という資産クラスの優秀さは多くの投資家の方に知られています。

上記のグラフは非常に有名ですよね。

特に米国株式市場は過去200年間投資家に素晴らしいリターンをもたらしてきました。


米国不動産について

001

S&P500ケースシラー・全米住宅株価指数

実は過去100年間、米国の不動産市場も右肩上がりの上昇を続けています。

近年ではサブプライムローン問題以降、大きく下落をしましたが、

その後順調に回復し、再び上昇を続けています。



米国株式にパッシブ投資をするなら

別の章ですが、同書において、ソープは低コストのインデックスファンドとして

「バンガードS&P500」や「バンガード・トータル・US・ストックインデックスファンド」

を例に挙げていました。


この資産クラスに私達が投資するなら具体的には、


ETFでしたら「VOO」や「VTI」

投信なら  「楽天VTI」や「イーマクシススリム(S&P500)」

などが選択肢に上がりますね。


ソープは米国外の株式について触れていませんでしたが、個人的にはVTのような全世界株式投資でも、もちろんいいと思っています。

実際ソープ氏も、80年代の日本市場で多くのトレードをして一儲けしていましたし(笑)



では、米国不動産にパッシブ投資をするなら

やはりREIT(リート)が選択肢に上がってくると思います。


REIT(リート)とは「不動産投資信託」とも呼ばれ、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を投資者に配当する商品です。


リートのメリットは

〇少額からでも多くの不動産に分散投資が可能
〇流動性や換金性が高い
〇比較的安定したインカム(配当)収入が期待できる
〇実際の不動産の管理・運営や専門知識が不要

などがあります。


具体的な商品で言えば

VNQ バンガード不動産ETF

IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF

RWR SPDR  ダウ・ジョーンズ REIT ETF (RWR US)

1659  iシェアーズ 米国リートETF

などがあげられます。


ソープ氏自身がデータが大まかでわからないと言っていますから、セオリー通り株式を中心にして、ポートフォリオにサテライト的に加えてみるのもいいのかなと思います。


まとめ

天才トレーダーエドワードソープが21世紀に「長期間パッシブ投資する」場合に

「株式」と「不動産」という2つの資産クラスを勧めているのは、

インデックス投資家にとっても、米国投資家にとっても興味深い意見だと思います。

ソープ氏の見解を是非みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか?



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