VEUとは

今回はバンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETFを紹介します。

これ1本で「米国以外」の全世界の株式に低コストで投資ができるETFになります。

00

12期末現在

こんな方におすすめ。

「米国」と「米国以外」というわけ方がポイントで、

S&P500指数やVTIなどで、

既に、米国に集中投資をしている方が、

米国以外の地域に分散投資をしたいとなった時に、

有力な候補の一つとしてあがるETFです。


VEUの基本情報

「先進国」新興国約50カ国約3300銘柄に投資ができるETFです。

バンガードのETFということもあり、

経費率・ETF純資産総額ともに全く問題ありません。


現在の株価      53.16ドル (2020年2月7日現在)

ETF純総資産     238.09億ドル(約2.6兆円)
         
ファンド純資産総額  378.90億ドル

設定日        2007年 3月2日 

対象国        米国を除く、先進国および新興国の株式市場

銘柄数           3342銘柄

経費率         0.09%
   
回転率         5.5%

その他
00
画像はバンガードのより引用


VEUのトータルリターン
00
バンガードのHPより引用

直近の10年間で、約1.7倍になる計算です。

VEUの分配金(配当)

直近配当利回り     4.37% 
直近配当額       0.5814ドル ( 2019年12月23日)
支払い月        3・6・9・12月の年4回

過去の分配金の推移

00


VEUとVXUSとの違い

似たETFに「VXUS」があります。

同じバンガード社のETFで、こちらも米国を除く全世界を対象としています。


主な違いは、

VEU 大型~中型株

VUXS 大型・中型に加え「小型株」も対象としていることです。

構成銘柄数が7423銘柄となっております。

より幅広く分散できるのはVXUSですが、過去のチャートを見るとほぼ完全相関といっていいくらい似たような動きをしています。


ややマニアックですが、

「VEU」+「VSS(米国を除く小型ETF)」=「VUXS」となります。


VEUのチャート(VTI・VXUSとの比較)

00


青 VEU
 赤 VUXS 黄 VTI

VEUとVUXSのチャートがほぼ重なっていることがわかります。

また好調だった米国市場(VTI)と比較すると、

この期間でのリターンは劣っていることがわかります。

但し将来はどうなるかわかりません。


米国以外の地域のリターンが米国株式市場のリターンを長期的に上回った時期もありますので、

ここ10年のリターンだけではなく、分散やリスク、

過去の事例などもよく考慮して投資判断をする事をおすすめします。

「こちらの記事も参考に」 米国と米国を除く市場のサイクル



国別保有配分
00

米国を除く先進国・新興国、約50か国様々な国に投資をしています。

地域別構成

ヨーロッパ 41.10%
太平洋   28.30%
新興国   23.10%
北米      5.90%
中東      0.30%
その他     1.00%

19/12/31時点

およそ約75%が先進国となります。

保有上位10銘柄

00
2019年 9月30現在

これ一本で、スイスのネスレ。中国のアリババ、テンセント、韓国のサムスン、日本のトヨタなど、米国を除く世界中の企業に投資をする事が可能です。



セクター別構成比率
00

金融セクターが24.8%と高いのが印象的ですね。

米国に比べ情報セクターの比率が低い事も特徴です。


過去の相関性について

00

2007年から2019年6月までの

S&P500(SPY)と相関性(30日単位)は0.38~0.98(1が完全相関)となっています。

だいたいの期間で0.75~9となっています。


また、小型株を含むVXUSとの相関は0.99ですので、

どちらを選んでもほとんど変わりはないと思います。

〇VXUSについては以前書いた記事も参考に

「VXUS」バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETFとは



「注意点」

「日本株の比率17.3%」という部分がVEUへの投資判断を少し難しくします。

なぜなら私達日本人は海外ETFという形をとらなくても、

より割安なコストかつ為替の影響なしで、日本株式市場へのアクセスが可能だからです。

ですので既に、日本株に資産配分をされている方は、無理にVEUを選択する必要はないかと思います。

例えば、

「日本株式」+「先進国株式」+「新興国株式」というような形の方です。


まとめ


VEUは、VTIやVOOなどを通じて、

主に米国を中心に投資している方が、

米国以外の地域に分散したい時まず選択肢に入ってくるETFだと思います。


「VOO」+「VEU」で

「米国」+「米国を除く世界の株式」となりますので、

簡単に全世界への分散投資が手軽に可能となります。


もちろん、楽天VTIやイーマクシスS&P500などの投信を用いて、

米国株式に集中投資をしている方が分散を計るときにも有効だと思います。


また、VTなどで全世界株式投資をされている方で、

米国の比率が気になる方、少し抑えたいなというような方が、

調整する時などにも使えるでしょう。


米国を除く地域に、簡単に低コストで幅広く分散投資ができるVEU。

特に米国株へ投資をしている投資家の方は、

覚えておいて損はないETFだと思います。


他のバンガード社のETFについてはこちら

http://etfsp500.com/archives/18415322.html



↓もしよろしければ応援クリックお願いします。すごく励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村



米国株ランキング





参照 バンガード社のホームページ


マネックス証券