VTIとは

今回はバンガードトータル・ストック・マーケットETF(VTI)を紹介します。

VTIは米国株式市場全体に、「簡単に」「低コスト」で「幅広く分散投資」ができるおすすめのETFです。

トータルリターン

トータルリターン。()内はVOOのリターン

設定来   6.88%      (設定日が異なるため省略)
1年   2.59%    (3.77%)
3年    11.59%    (11.69%)
5年   9.25%    (9.62%)


〇2019年5月31日時点のものとなります。


100万円投資を投資していた場合

VTIに、2010年9月30日に100万円投資をしていたら、

2019年5月末時点で、約278万円になっていました。


分配金 (配当

直近配当利回り  2.10%
直近配当額    0.772ドル (2019年3月25日)
支払い月     3・6・9・12月の年4回

1 口当たり分配金額は、4半期単位でみると多少ばらつきがあるものの、

1年単位でみた場合、分配金は徐々に増加傾向にあります。

(参考 2011年 2.372ドル  2017年 4.368ドル)


VTIのチャート(VOOとの比較)

今回は3つのチャートをご覧下さい。

青 VTI 赤 VOO(S&P500)です。


「5年チャート」

VTI


「2001年からのチャート」(VOOが設定前なのでS&P500指数と比較)

VTI2


5年チャートではほぼ同じか、ややVOOが上回っているものの

2001年からチャートではVTIが明らかに上回っています。


「1926年~2016年のチャート」

トータル・ストック・マーケット・インデックス(米国市場全体)とS&P500指数との長期比較

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参照 インデックスファンドは勝者のゲーム ジャック・ボーグル著


全期間(1926~2016)を通じたリターン

S&P500指数の年間平均リターンは10.0%

トータル・ストック・マーケット・インデックスの年間平均リターンは9.8%でした。


しかし、これはデータの起算日と最終日、つまり対象とする期間に依存するもので

データを切り取る時期によってVOOが勝ったり、VTIが勝ったりします。

(例えば、1930年から始めた場合は全く同じ9.6%となります)



バンガードの創始者、ボーグル氏の結論

「2つのインデックスのリターンの長期的な相関は0.99%(完全相関が1.00)もあり、どちらを選択しても差異はない」

インデックスファンドは勝者のゲーム ジャック・ボーグル著より引用




保有上位10銘柄

マイクロソフト       3.2%
アップル         2.8%
アマゾン          2.6%
アルファベット(Google) 2.5%
フェイスブック       1.4%
バークシャーハサウェイ 1.4%
ジョンソン&ジョンソン 1.3%
エクソン・モービル      1.2%
JPモルガン         1.2%
ビザ             1.0%

上位10銘柄が占める割合     18.6%  (VOOは23.0%)

セクター別構成比率

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対象となる指数

米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする、CRSP USトータル・マーケット・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指しています。


余談ですが、バンガード社は2012~13年にMSCIからより低コストで使用できるCRSPへと、対象となる指数を切り替えました。

米国の指数について詳しく知りたい方は以前書いたこちらの記事も参考に

CRSP・MSCI・S&P・ラッセル 米国指数について



基本情報

ファンド純資産総額  7,727.20億米ドル 

(ETF純資産総額 1,095.99億米ドル)

現在価格       147.27ドル (2019年6月13日)

地域                    米国 100%

銘柄数                       3615 銘柄 

経費率                        0.03%
   
回転率                   3.4% (VOOは3.7%)



注意(と少しだけアドバイス)

米国株式市場広く分散しているとはいえ、米国市場全体が下落するようなカントリーリスク(市場リスク)による下落は避けられません。

ご自身の戦略やリスク許容度に合わせて、違う地域や別のアセットクラスと組み合わせることも十分考慮しつつ、適切に運用しましょう。

VTIに投資する際は、短期的な売買をするよりも、複利を効かせて長期投資をすることをお勧めします。


まとめ

今回は初心者の方にでもわかりやすいように余分な事は省いて書きました。

米国は、GDP世界一の経済大国にして、先進国で唯一人口の増加が続く国でもあります。

米国株式市場は資本市場としての法整備もなされ、世界一の流動性と信用性、そして株主利益を重視する(還元する)文化を持っています。


VTIとはいえ、短期的にはもちろん株価は上下します。

しかし、長期的に見てみると、米国株式市場は過去200年、二度の世界大戦やテロ、大恐慌やリーマンショックなどを乗り越え、力強く右肩上がりに成長を続けてきました。

この米国株式市場全体が生み出す利益の分け前を低コストで効率よく貰うことができるのがVTIの最大の魅力といえます。


結論 VTIはVOOと同じくらいおすすめのETFです。


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参照 バンガードの社のホームページ