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バートンマルキール氏へのインタビュー


今回は2009年に5月29日に公開された、少し古い動画を紹介しようと思います。

「ウォール街のランダムウォーカー」の著者バートン・マルキール氏のインタビューの動画です。

金融危機ただ中に来日したマルキール氏は、何を思い、そして語ったのでしょう。


動画のリンク先はこちら

『ウォール街のランダムウォーカー』著者が送る メッセージ(Youtube) 




皆様月曜の朝で、お忙しいと思いますので簡単に要点や感想をまとめてみました。

全部で5分割されている動画なので

是非、動画本編も、帰宅後など時間があるときにでもご覧頂ければ幸いです。





金融危機の教訓

〇レバレッジを高めすぎないこと。

〇市場の成長局面では利益を生むが市場が反転すると災害的な被害をもたらす。

〇投資の中にあるリスクへの理解をより深めるべき。


投資アプローチ


〇世界中どの国でも投資家は、株式投資のタイミングを誤っている。

〇高値で株を投資し、低くなった時に手放す。これは間違いです。


市場環境の見通し

〇誰も市場環境を予測することはできないと思っています。

〇ただ、現在(09年)の株価は魅力的だと思います。今普通株に投資をすれば、5年10年スパンで見れば大きな利益に繋がると思います。


新興国への投資ポートフォリオ

〇日本の投資家も日本の株式だけではなく、グローバルな株式への分散投資を考えるべきです。

〇確かに新興国の情報は先進国に対して掴みづらいが、インデックス投資をすることで市場全体のエクスポージャーを獲得することはできます。

(個人的には少し刺さった言葉です)

〇分散という側面にくわえ、低コストという両面からとても賢明な投資戦略です。


金融危機から学んだ教訓

〇グローバルな経済環境において、全ての相関係数が高まってきている。

〇金融危機においては相関が1となり、つまり分散投資の利益が最も必要な時に、その効果が効かない結果になった。

〇ただ、それでも分散は必要だ。通常の市場の状態においては分散は効果を発揮するからだ。

〇資産を他の国の通貨で持つ必要だある。(通貨の分散)


インデックスファンドの有効性

〇手数料が安ければ安いほど投資家のリターンは高まります。

〇私も様々な統計分析を行ったが、インデックスファンドのリターンはアクティブファンドのリターンを上回っています

〇効率が優れないと言われる新興国においてもインデックスファンドの方がリターンが高い。これは手数料、コストに開きがあるからだと思います。


インデックスファンドの選び方

〇より幅広いポートフォリオに分散されたものの方が良いと思う。

〇コストの低いインデックスファンドがいい。

〇そういう意味ではETFが優れているが管理が難しい点がある。熟練の運用会社を選んだ方が良い。


投信とETFどっちがいい

〇ある程度まとまった額を移したい場合はETF

〇もし個人で自分の給料から毎月毎月投資したいという方がいる場合はETFだと売買手数料がかかってきますので、定期的な小口投資の時は投資信託がいい。

〇結論としてはその投資の仕方によります。


投資タイミング

〇タイミングをみて投資するのではなく、ドルコスト平均法をおすすめする。

〇年1度システマチックにリバランスを行う。かなりの効果をもたらす。



その他個人的におもしろかった点


「インデックスファンドをポートフォリオのコアとしておくべきです。全てをインデックスファンドにしろといっているのではありません。私だって実際そうはしていません。」


「私初書いた本ではS&P500に注目していたが、最近ではもう少し幅広く分散されたトータルストックマーケット(VTI)のように優良株も小型株を含むインデックスファンドを勧めています」


「もしアクティブファンドを買うなら手数料が安いもの(上位25%)を選ぶのを目安にするといいでしょう。」

「バンガードの哲学について」





梅屋敷商店街のランダムウォーカーに感謝を

実は先日水瀬ケンイチさんとツイッターでやり取りをした際に、

リーマンショック後にバートン・マルキール氏が来日し、

その講演を生で聞いて勇気づけられたという話を伺いました。


その時の水瀬さんのブログ記事はこちらから

梅屋敷商店街のランダムウォーカー





私はマルキール氏のファンなので、


正直「めちゃくちゃ羨ましい」と思っていた所

その講演ではないのですが、偶然Youtubeにて、

同時期に撮影されたと思われる動画を見つかったので

今回紹介しようと思い至ったわけです。


水瀬さんマルキール氏の来日した時の事、

ブログ等を通じて情報を発信して頂き本当にありがとうございました。



マルキールファンとして


今回紹介した動画が5000再生くらいしかいってないのが、少し残念に思います。

10年前の2009年緒動画ということをよく振り返りながら見ると

感慨深いものがあって、おもしろいと思いますのでおすすめです。



「ウォール街のランダムウォーカー」の著者からのメッセージ

最後に金融危機で傷ついている投資家に向けて

マルキール氏が送ったメッセージで締めくくりましょう。



~The final message~


まず世界経済は必ず回復すると信じてください。

(中略)そういったなかで株を見捨ててはいけません。

もちろん100%の資産を株で運用と申し上げるつもりはありませんが

株式投資を見限ってはならないと思います。


これまで株価は世界中で、そして日本でも

例にもれることなく低迷してきましたが、


今後必ず世界経済は回復してきますので

現在の魅力的な株価で、普通株に投資をすれば

5年後、10年後のリターンはかなり期待できると思っています

(2009/5//28)


この言葉を深く胸に刻み込み、

次の暴落や金融危機の時には必ず思い出したいと思います。


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