30年後の2050年の日本の人口

総務省の発表によると、
約30年後の2050年には、日本の人口は1億人を割り9515万人に(約25.5%減少)
高齢化率は20%から40%に増加します。
無住居化する地域

都市部から遠い地方はさらに深刻です。
集落中心から遠い地域ほど大きな人口減少が見込まれています。
私の住む八戸市も、周辺市町村の緑色が濃くなっており、
決して他人事ではないので、将来を割と真剣に憂いています。
貯蓄額と種類別貯蓄構成比(二人以上の世帯)
その一方で、総務省の別のレポートには以下のようなデータもあります。

二人以上の世帯の2018年の貯蓄現在高は
平均 1752万円
中央値 1036万円
となっております。
1世帯当たりで見た場合
日本の多くの世帯では、
普通預金、定期預金、生命保険だけも、
1000万円近くの貯蓄をしていることがわかります。
負債額と比較した場合

貯蓄現在高を見てみると40歳未満が一番低くなっています。
一方で、負債現在高も40歳未満が最も高くなっています。
この負債の大部分が住宅ローンによるものです。
年齢が上がるにつれ
負債額は減り貯蓄額は増えていきます。
60歳になると貯蓄額の平均値は2300万円を超えます。
また、60歳以上の高齢者世帯で2500万円以上の貯蓄を持つ世帯は32.3%。
中央値も1515万円となっています
実際にはこの貯蓄に加え
住宅資産や宅地資産が加わりますので
厚生年金を除いても、
多くの日本人にとって、老後のために2000万以上の資産を築くことは、
そう不可能な事ではないということがわかります。
金融庁の資料を読んだ感想
〇2000万円報道に過度に慌てる必要はないと思います。
〇全く貯金をしていない人は支出入のバランスを見直したり、少しずつでも将来に備えていった方が良いでしょう。
〇まず貯金や保険の見直しから始めることをおすすめします。また、若い世代は住宅ローン(や家賃)が将来の負担になりすぎないように注意しよう。
〇早く投資を始めた方が有利ですが、焦って投資を始める必要はありません。特に手数料の割高な小額投資やギャンブル性の高い投資に無理をして手を出す必要はないでしょう。
過度に報道に振り回される必要はありませんが・・・。
今現在、健康で働ける方でしたら、
日本や自分自身に、将来起こり得る「現実」や「可能性の高い未来」から
目を背けずに適切に備えていってほしいと思います。
何の知識も装備もなく
冬の八甲田山に挑めば間違いなく死にます。
焦ることはありませんが、将来を無視して全く備えないのもいけません。
もし、事情があって今すぐ貯金が出来ない方は、1~2年スパンでも良いので、まずは家計を立て直す計画をたて(固定費の見直し・節約、昇給、副業など)少しずつでも貯金をできる環境を整えるのが良いと思います。
また、病気や不慮の事故に遭い、現実的に貯蓄が困難な方もいらっしゃるかと思います。そういう方には税金やしかるべき機関が手を差し伸べるべきだと思います。
将来お金を使い切って足りなくなるよりは・・・
少し余るくらいの余裕があった方が良いと思います。
十分な生活防衛費(貯金)や余剰資金がある方は、自分のリスク許容度にあった適切な投資をして、資産を増やしていくことも十分に考慮したほうが良いでしょう。
もしかしたら少し良い生活ができるかもしれません。
各種報道には個人的に思うところもありますが・・・
多くの方にとって、将来の資産形成や、貯蓄、金融知識などを真剣に考えるいいきっかけになってくれたのなら、まあいいんじゃないかなと思います。
最後に具体的なアドバイスを少し書きます。
多くの方にとってやることはシンプルです
①家計・支出入のバランスを整え、貯金をする(ここが一番大切)。
②手数料の低いネット証券に口座を開く。
③各自のリスク許容度にあった適切な投資をする
20代から40代くらいの方でしたら
③に関してですが、まずはイデコ、積立NISAの枠を活用し、「世界中の株式」に分散投資をすることをお勧めします。
具体的には、「楽天VT」「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などがよいでしょう。
繰り返しになりますが、基本が大切です。
焦ったり、難しいことにあれこれ手を出さなくていいので、
まずは、この基本を長期間、しっかりと実行できるような
環境づくりに努めることをお勧めします。
今できることから、一歩ずつ将来に備えていきましょう。
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総務省の発表によると、
約30年後の2050年には、日本の人口は1億人を割り9515万人に(約25.5%減少)
高齢化率は20%から40%に増加します。
無住居化する地域

都市部から遠い地方はさらに深刻です。
集落中心から遠い地域ほど大きな人口減少が見込まれています。
私の住む八戸市も、周辺市町村の緑色が濃くなっており、
決して他人事ではないので、将来を割と真剣に憂いています。
貯蓄額と種類別貯蓄構成比(二人以上の世帯)
その一方で、総務省の別のレポートには以下のようなデータもあります。

二人以上の世帯の2018年の貯蓄現在高は
平均 1752万円
中央値 1036万円
となっております。
1世帯当たりで見た場合
日本の多くの世帯では、
普通預金、定期預金、生命保険だけも、
1000万円近くの貯蓄をしていることがわかります。
負債額と比較した場合

貯蓄現在高を見てみると40歳未満が一番低くなっています。
一方で、負債現在高も40歳未満が最も高くなっています。
この負債の大部分が住宅ローンによるものです。
年齢が上がるにつれ
負債額は減り貯蓄額は増えていきます。
60歳になると貯蓄額の平均値は2300万円を超えます。
また、60歳以上の高齢者世帯で2500万円以上の貯蓄を持つ世帯は32.3%。
中央値も1515万円となっています
実際にはこの貯蓄に加え
住宅資産や宅地資産が加わりますので
厚生年金を除いても、
多くの日本人にとって、老後のために2000万以上の資産を築くことは、
そう不可能な事ではないということがわかります。
金融庁の資料を読んだ感想
〇2000万円報道に過度に慌てる必要はないと思います。
〇全く貯金をしていない人は支出入のバランスを見直したり、少しずつでも将来に備えていった方が良いでしょう。
〇まず貯金や保険の見直しから始めることをおすすめします。また、若い世代は住宅ローン(や家賃)が将来の負担になりすぎないように注意しよう。
〇早く投資を始めた方が有利ですが、焦って投資を始める必要はありません。特に手数料の割高な小額投資やギャンブル性の高い投資に無理をして手を出す必要はないでしょう。
過度に報道に振り回される必要はありませんが・・・。
今現在、健康で働ける方でしたら、
日本や自分自身に、将来起こり得る「現実」や「可能性の高い未来」から
目を背けずに適切に備えていってほしいと思います。
何の知識も装備もなく
冬の八甲田山に挑めば間違いなく死にます。
これからの日本は冬の八甲田山ほどではありませんが、
少なくとも国が何でも面倒をみてくれる、居心地の良い桃源郷にはならないでしょう。
焦ることはありませんが、将来を無視して全く備えないのもいけません。
もし、事情があって今すぐ貯金が出来ない方は、1~2年スパンでも良いので、まずは家計を立て直す計画をたて(固定費の見直し・節約、昇給、副業など)少しずつでも貯金をできる環境を整えるのが良いと思います。
また、病気や不慮の事故に遭い、現実的に貯蓄が困難な方もいらっしゃるかと思います。そういう方には税金やしかるべき機関が手を差し伸べるべきだと思います。
将来お金を使い切って足りなくなるよりは・・・
少し余るくらいの余裕があった方が良いと思います。
十分な生活防衛費(貯金)や余剰資金がある方は、自分のリスク許容度にあった適切な投資をして、資産を増やしていくことも十分に考慮したほうが良いでしょう。
もしかしたら少し良い生活ができるかもしれません。
各種報道には個人的に思うところもありますが・・・
多くの方にとって、将来の資産形成や、貯蓄、金融知識などを真剣に考えるいいきっかけになってくれたのなら、まあいいんじゃないかなと思います。
最後に具体的なアドバイスを少し書きます。
多くの方にとってやることはシンプルです
①家計・支出入のバランスを整え、貯金をする(ここが一番大切)。
②手数料の低いネット証券に口座を開く。
③各自のリスク許容度にあった適切な投資をする
20代から40代くらいの方でしたら
③に関してですが、まずはイデコ、積立NISAの枠を活用し、「世界中の株式」に分散投資をすることをお勧めします。
具体的には、「楽天VT」「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などがよいでしょう。
繰り返しになりますが、基本が大切です。
焦ったり、難しいことにあれこれ手を出さなくていいので、
まずは、この基本を長期間、しっかりと実行できるような
環境づくりに努めることをお勧めします。
今できることから、一歩ずつ将来に備えていきましょう。
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