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世界一の投資家ウォーレンバフェットが勧める本

世界一の投資家ウォーレンバフェットがこれまでに「必読書」として挙げてきた21冊の本を2016年にシドニー・モーニング・ヘラルド紙がまとめています。


そんなバフェット氏が勧める21冊の投資本と

リンク先記事以降に勧めていたもう1冊合わせて計22冊。

そのうち日本語に翻訳されている16冊を全て読了したので、

感想とともに紹介しようと思います。


読書家バフェット

世界一の投資家ウォーレンバフェットは読書家としても有名です。

投資を始めたばかりのころは1日に1000ページを読むこともあり、

現在でも1日のほとんどを読書に費やしているといいます。


バフェットは1日に新聞5紙を読み、また500ページの財務資料にも細かく目を通し、

投資家を目指す人に同じことを勧めています。


読書の力

「毎日こういった書物を500ページ読破しなさい。知識はそういうもので、まるで複利のように積み重なっていきます。これは、誰でも出来ることですが、皆さんのほとんどはやらないでしょう。」

とバフェットは言います。

コームズ氏は、実際に話を聞いた後、その読書法を実行し、バフェットの後継者候補としてバークシャーの資産運用の一部を行うまでになりました。

コームズ氏は大量読書法は、投資家に求められる良い投資案件を見極める力を養うのに非常に効果的だったという結論に達しています。


紹介する22冊は

22冊ともバフェット本人が公の場で人に勧めるくらいの良書であることは間違いありません

少しでも気になったり、購入を迷った方なら、是非一読することをお勧めします。


〇各本の画像をクリックするとアマゾンの購入ページへ。

〇その下のリンクから楽天市場の購入ページへと移動します。



①賢明なる投資家

ベンジャミン・グレアム 
(原題 The Intelligent Investor)


バフェットの推薦文

〇「この本から投資に関する知的なフレームワークを得ることができた」

〇「私の人生の中で最も幸運な瞬間だった(19歳で初めてこの本読んだ時の事)」

〇「生涯を通して投資に成功させるためには、人並み外れたIQやビジネスの先見性、インサイダー情報が必要というわけではない。必要なのは、決断を下すための理に適った知的なフレームワークと、感情によってその決断が侵されない能力です。」

〇「この本はその点を明快に解説してくれる」


実際に本を読んだ感想

〇古典的な本ですが「安全域」「ミスターマーケット」「バリュー投資」「投機と投資」など今でも十分通用する考え方が載っています。

〇実際の投資戦略に取り入れる際には、米国と日本の違いや当時との違い(債券など)の扱いに注意が必要です。

〇全くの投資経験のない方は別の本から入った方が良いと思います。とても良書なのですが、すでに投資をしている人向けの本だと思います。








②証券分析

ベンジャミン・グレアム、デビッド・ドッド(原題 Security Analysis)


バフェットの推薦文

〇「この本から57年間続けてきた、投資のロードマップを授かることができた」

〇「ベンは素晴らしい先生です。天才です」


実際に本を読んだ感想

〇非常に分量が多いため、先に「証券分析」を一般の投資家向けに簡略化した「賢明なる投資家」を読むことをお勧めします。

〇内容は株式に限らず、債券・優先株などの性質から損益計算書・バランスシートの分析・投資に対する考え方までかなりの広範囲に渡ります。また広いだけでなく、それぞれの内容が「賢明なる投資家」より深堀されています。

〇市場平均(S&P500)を長期間上回る事を真剣に狙っている人には「必読」の一冊だと思います。

〇「証券分析」はバフェットだけではなく、ウォルター・シュロス、トム・ナップ、ビル・ルエイン。チャーリー・マンガー、リック・ゲーリンなど、長期間市場平均(S&P500)に勝ち続けたグレアムドット村のスーパー投資家たちの共通の原典となった本です。

参照グレアムドット村のスーパー投資家たち








③株式投資で普通でない利益を得る

フィリップ・A・フィッシャー(原題:Common Stocks and Uncommon Profits)


バフェットからの推薦文

〇「私はフィリップフィッシャーの書くものならば是非読みたいしあなたに勧めたい」

〇「私はこの本を読んでフィリップフィッシャーを探し、実際に会って彼の考えだけでなく、彼自身にも感銘を受けました」

〇「フィッシャーのテクニックを使って会社を徹底的に理解すれば、賢い投資をすることが出来ます」

実際に読んだ感想

〇初心者から上級者まで全ての投資家にお進めできる本。どんな投資手法の人でも参考になる箇所があると思います。

〇フィッシャーの本を他2冊読みましたが、3冊の中で一番この本が質が高いと思います。

〇バフェットもまねしたという必殺技「周辺情報利用法」は、米国企業よりむしろ日本企業(日本株)に有効な手段だと思いました。また応用すれば就職活動・転職、結婚相手探しなどいろいろ使えます。

〇本の簡単な内容や意見は以前ブログに書いたこちらの記事も参照に

フィッシャーの成長株投資への私見








④ガイトナー回顧録  金融危機の真相 


ティモシー・F・ガイトナー
(原題:Stress Test: Reflections on Financial Crises)


バフェットの推薦文

〇「全ての経営者が読むべき本」

〇「世の中、厳しい状況における企業経営を示す著書は多くあるが、国の財政状況が破滅的な状況におけるマネジメントを記したものは、この著書以外に存在しない」

〇「すばらしい。金融パニックが起きる原因と、起きたときにそれを止めるために何をすべきかについて書かれた最も信頼のおける本として、この先ずっと読み継がれるだろう」


実際に読んだ感想

〇内容は、NY連銀総裁、オバマ政権初代財務長官を務め、2009年の金融危機において最前線で対応にあたったガイドナー氏が、政権内部の視点からリーマンショック前後の出来事を赤裸々に語った一冊です。

〇直接投資を指南するような本ではありません。

〇リーマンショックとそこから回復に至る過程など、金融危機について深くを学べるの本です。
暴落の時、米国政府には何ができたのか・何が難しかったのか必見です。





⑤バフェットからの手紙


 ローレンス A カニンガム(原題:The Essays of Warren Buffett)


バフェットの推薦文  

〇「カンニガムは私達の哲学を体現化するという素晴らしい仕事を成し遂げてくれた」

チャーリーマンガーの推薦

〇「とても実用的な書だ」


実際に読んだ感想

〇バークシャーハサウェイの年次報告書に記載された株主への手紙。その中に記されている、バフェットの経営理念と投資哲学を幅広い層に伝えるため、経営者や投資対象の選択、企業評価、財務情報など、重要と思われるものを抜粋・整理することで、わかりやすくまとめた本。

〇バフェットの思考・考え方を知りたいのであれば、本人が記した書籍に当たるのが最も確実な方法ともいえます。

〇全くの投資未経験の人が読むには少し難しいかと思います。投資経験者向け

〇投資リターンをあげる特効薬や裏技を学ぶという投資本ではなく、バフェットやバークシャーが培ってきた、健全な経営や投資についての考え方を学ぶための本だと思います。とても勉強になります。









⑥ジャック・ウェルチ わが経営  


ジャック・ウェルチ (上巻)(下巻) 
原題:Jack: Straight from the Gut)


バフェットの推薦文

〇「ジャック・ウェルチは聡明であり、エネルギーにあふれ、現場主義」

〇2001年の株主の手紙で「必ず手に入れること」と述べ、この本を必読としています


実際に読んだ感想

〇20年にわたってGE(ゼネラル・エレクトリック)を率いて「伝説の経営者」とも呼ばれるジャック・ウェルチの自伝的一冊。

〇リーダーシップ、選択と集中、フラット型組織、学習する組織、境界ない組織、シックスシグマなどアイディアを次々と生み出し、並外れた実行力で、巨大企業GEをスリム化させつつ、世界的視野で収益性の高い組織に変えていったその手腕と経緯は一読の価値あり。

〇ジャックウェルチ時代のGEは年率20.9%という素晴らしい成績をあげました。その秘密が詰まった一冊です。

〇投資本というよりは経営学を学ぶ本。個人的にはジャックウェルチもGEも大好きです。




(5月28日 現在アマゾンでは下巻と中古のみ。楽天では中古しか販売していませんでした。)



⑦破天荒な経営者たち  8人の型破りなCEOが実現した桁外れの成功

ウィリアム・N・ソーンダイク・ジュニア(原題:The Outsiders)


バフェットの推薦文

〇資本分配に秀でたCEOたちについての素晴らしい一冊(2012年株主の手紙)

〇バフェットが「私が会ったビジネスマネージャーの中で最高の人物」というトム・マーフィー氏についても章が割かれています。(あとバフェットも8人のうちの一人です)

〇経済誌Forbesも「アメリカで最も重要なビジネス書の1つ」と評しています。


実際に読んだ感想

〇この本に登場する8人が経営する各企業は、先程紹介したジャックウェルチ時代のGEよりも更に並外れたパフォーマンスを発揮し、株式の平均リターンはS&P500を20倍以上上回っています。

〇直接的な投資指南書ではありませんが、どういう企業の株価が伸びるのかなど、投資に参考にできる箇所が多々見られます。経営学の本としても投資の参考書としても良い一冊。

〇文章は読みやすくて、わかりやすい、1章ごとに1人の経営者が紹介されており、ページ数も多くないので空き時間でも気軽に読めます。







⑧The Clash of the Cultures: Investment vs. Speculation 


John C. Bogle(洋書
)

バフェットは、インデックスファンドの父、バンガードの創設者、私の大好きなボーグル氏の本を2012年の株主への手紙で勧めていました。

この本はまだ翻訳されていないため未読です。

参考 °Freeman Taketcharov氏より「ボーグルの本は半分弱読んだ記憶があります。バンガード社設立前の話が多くて、投資の本というよりボーグルのファン向けの本な気がしました」とコメントをいただきました。ありがとうございます。

つまりボーグルファンの私好みの本のようです(笑)







⑨人と企業はどこで間違えるのか? 成功と失敗の本質を探る「10の物語」

ジョン・ブルックス(原題:Business Adventures: Twelve Classic Tales from the World of Wall Street)


バフェットの推薦文

〇1991年、ビル・ゲイツがバフェットに推薦書を尋ねたところ、バフェットはこの本をプレゼントしました。

〇「勝てるビジネスを築き上げる原則は常に不変である。ということを思い出させてくれた」

〇ビルゲイツは「完璧な商品や計画、プレゼンテーションが存在しなくても問題はない。その代わり、計画を正しく導き、実行させる正しい人材をおく必要がある」と感想を述べています。


実際に読んだ感想

〇著者が何かを強く主張するのではなく、事実が淡々と並べられている本です。

〇ですので読解力、想像力、文章や他人の失敗を読んでそこから何かを学ぼうとする気持ちが必要な本だと思います。好き嫌い、役にたった立たないがはっきり分かれる本だとも思います。

〇直截的な投資指南書ではありません。ですがエドセルやゼロックスの話は経営者や個別企業投資家にとって深く考えさせる物語です。また「インサイダー事件」・「最後の買い占め・メンフィスの英雄かく戦えり」「二つ目の人生」「道化の効能~いくつかの株主総会にて」など投資に関連する興味深い物語もたくさんあります。

〇個人的には皮肉の聞いた話やビターエンドが好きなので面白く読めました。気軽に読む本というよりは、じっくりと味わう本だと思います。








⑩投資家のヨットはどこにある? プロに騙されないための知恵

フレッド・シュエッド・ジュニア(原題:Where Are the Customers' Yachts?)


バフェットの推薦文

〇「これまでに書かれた投資に関する本の中で、最もファニーな内容である。多くの重要なメッセージを軽いタッチで解説している」2006年株主への手紙より

〇ニューヨークを訪れた人物が銀行家とブローカーのヨットが並んでいるのを見て「客のヨットはどこに?」と尋ねるという内容で、ウォール街に関する知見あふれる内容が今でも魅力を持ち続けるものである。


実際に読んだ感想

〇1940年に初版が発売された古典。だけど内容は今でも十分通用する。というかウォール街や人間は80年経ってもそう変わらないんだなあと感じられる本

〇1つの話が数ページで終わるので、ちょっとした時間でも気軽に読める本。

〇どうしても少し古く感じる話もあります。また言い回しがくどく感じるかもしれません。でも、遠まわしな皮肉が効いていて私は好きです。

〇勉強になる点も多々ありますが、投資手法を学ぶというより、ウォール街や銀行への批判や、投資家の不合理な行動や感情による間違いを、おもしろい小話にすることで、学ばせてくれる本。






⑪ケインズ 説得論集

J・M・ケインズ(原題:Essays in Persuasion)


バフェットの推薦文

〇「ケインズを読むことで株や市場について知識を得ることができる。この書は必読書である」


実際に読んだ感想

〇20世紀最大の経済学者ケインズによる時評論集。1919~31年までのケインズの論説が編集されています。

〇投資に関連する箇所もありますが、投資指南書というわけではなく、経済学の本です。主にインフレとデフレ、通貨等について述べられています。

〇100年ほど前の本ですが今でも十分通用する部分が多々あります

〇以前内容についてブログでも触れましたのでこちらのリンクも参考に

1930年 孫の世代の経済的可能性







⑫マネーと常識(インデックス投資は勝者のゲーム)


ジョン・C・ボーグル(原題:The Little Book of Common Sense Investing)


バフェットの推薦文

〇「資産運用会社が語る魅惑の言葉に耳を傾けるくらいなら大なれ小なれ、投資家たちはジョンボーグルの手になる本書を読むべきである」

〇「アメリカで投資家に最も貢献した人物を称えるための銅像を建てるとしたらジョン・ボーグルが選ばれることは疑いのないことだ」

実際に読んだ感想

〇インデックスファンドを生みだし、バンガード・グループの創設者でもあるボーグル氏の著した本

〇このブログでも度々登場している「マネーと常識」ですが、全ての投資本の中で個人的に1番思い入れのある大好きな本です。

〇今回の全22冊の中で最も投資初心者にオススメの本(もちろん全ての投資家の方におすすめ)

〇旧版の「マネーと常識」は私の投資戦略に最も影響を与えた本です。

〇手に入りずらかったのですが、昨年新版の「インデックスファンドは勝者のゲーム」が出ましたので
今回はそちらをお勧めします。

〇わかりやすく、シンプルな内容で、誰にでも実践可能。投資における常識とインデックス投資を知るうえで最高の本です。







⑬Poor Charlie's Almanack 

The Wit and Wisdom of Charles T. Munger (Abridged)(洋書)

チャーリー・マンガー氏による言葉をまとめた本です。洋書のため未読。

個人的にはマンガーも大好きなのでいつか読んでみたい本です。








⑭投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識

|ハワード・マークス,(原題:The Most Important Thing Illuminated)


バフェットからの推薦文

〇「ハワードマークスからの顧客レターが届くと、私は何をおいても必ず真っ先に読むことにしている。本書は極めて稀に見る、実益がある本である」

ボーグルからの推薦文

〇「投資関連書として他を圧倒する水準。知識とウィットに富み歴史的視点で編まれている。投資の落とし穴の犠牲になりたくなければ、この本を読むべきだ」


実際に読んだ感想

〇資産運用会社「オークツリー・キャピタル・マネジメント」会長のハワード・マークス氏が著した本。

〇あらゆるレベルの様々な投資戦略をとる人にとって有効な素晴らしい本だと思います。

〇市場サイクルもですが、やはり本書のリスクに対する考え方など思考法や実効性のある投資哲学がとても参考になります。

〇個人的に何度も読み返した大好きな1冊。ハワードマークス好きです。







⑮Dream Big (Sonho Grande)  Cristiane Correa(洋書)


バフェットは2014年のバークシャーハサウェイの株主総会でこの本を推奨しています。

ブラジルの投資会社「3Gキャピタル」を設立した3人のストーリーが描かれています。

洋書のため未読。

感の良い方ならお気づきでしょう。3Gキャピタルと組んでクラフトハインツ(HNZ)を買収した後に勧めています。






⑯First a Dream Jim Clayton、Bill Retherford(洋書)

洋書のため未読

著者のジム・クレイトン氏は全米最大の住宅建設業者「クレイトン・ホームズ」を築き上げた人物。

バークシャーハサウェイもクレイトン・ホームズに投資を行っており、バフェットはクレイトン氏の手腕を高く評価しています。






⑰ウォール街の大罪―投資家を欺く者は許せない

アーサー レビット(原題:Take on the Street)


バフェットの推薦文

〇「2002年の株主への手紙で会計事務所アーサー・アンダーセンの凋落を例に出し、当時の会計基準や会計監査基準の堕落について解説しました。その詳細がこの本にあります」

個人的な感想

〇ついつい忘れられがちだが、投資家なら懸念すべきリスクが載っている。制度や文化などが未発達な新興国において、同様の問題が起こらないとも限らない。








⑱核テロ―今ここにある恐怖のシナリオ 


グレアム アリソン

バフェットの推薦文

〇「国家の安全に関心を寄せる人の必読書」


個人的な感想

〇投資本じゃないからと侮ることなかれ。とても読みやすくておもしろい。

〇平和な世界があってこその投資だと思える本。読み始めると、決して日本に関係ない話だはと思えなくなる。

〇ダーティーボムや大学生が正常に起動する核爆弾を作る実験など興味深い話がたくさんあり、堅苦しすぎず、だけど大切な事は訴えかけてくる、そんな良書です。









⑲The Making of the President 1960

(Harper Perennial Political Classics):Theodore H. White(洋書)

洋書のため未読

1960年のアメリカ大統領選で、ケネディ候補が大統領の座を勝ち取るまでが書かれており

バフェットはこの作品を読むことが好きであると2016年のインタビューで語っています。






⑳Limping on Water: My 40-year adventure with one of America's outstanding communications companies

Philip Beuth、K.C. Schulberg(洋書)


バフェットの推薦文

〇キャピタル・シティーズは、倫理的な企業活動と、驚異的な経営実績を両立するという輝かしい基準を将来にわたって示す企業といえる。これら2つの偉業を成し遂げたのはトム・マーフィー氏とダン・バーク氏の2人であり、ビュース氏の著書はまるでリングサイドから試合を見るように、読者にその光景を見せてくれます。

洋書のため未読。

世界最大の放送局となるアメリカのABCおよびキャピタル・シティーズ社にキャリアをささげたフィル・ビュース氏の自伝です。






㉑バフェット 伝説の投資教室 

Jeremy C. Miller(洋書)


バフェットの推薦文

〇ミラー氏は、バフェット・パートナーシップ(BPL)を調査して解剖し、その文化がいかにしてバークシャーハサウェイへとつながったのかを記す、素晴らしい仕事をやってのけました。

〇投資の理論や実践に関心を寄せる人ならば、きっとこの本の面白さがわかるでしょう

実際に読んだ感想

〇1956年から1970年にかけてのBPLの手紙を中心に若き日(リターンで見れば全盛期)のバフェット
の投資手法や考え方を描いています。

〇当時のバフェットの手法をジェネラル(バリュー投資他)、ワークアウト(裁定取引)、コントロール(会社を経営・保有)の三つに分けて解説しています。

〇またバークシャー以前のバフェットの手紙の原文が読める貴重な本でもあります。

〇複利やインデックス投資から始まる本書は初心者の方から上級者の方までお勧めです。個人的に好きな一冊。






㉒SHOE DOG(シュードッグ)

フィル・ナイト


ウォーレン・バフェットの推薦文

〇2016年の最高の本。フィル・ナイトは天性のストーリー・テラーだ


ビル・ゲイツの推薦文

〇成功するビジネスのありようを、誠実に思い起こさせてくれる。それは混沌と混乱に満ちた危険な旅であり、誤りと闘いと犠牲が常につきまとう。ここまで赤裸々に自身の歩んだ道を語るCEOなど、ほとんどいないだろう。フィル・ナイトが読者に何かを教えようとしたとは思えないが、読者はすばらしい学びを得るはずだ。彼はできうる限り正直に人生を語っている。驚愕の物語だ





まとめ・総括

長くなりましたので、感想は大部削らせていただきました。

それでも長いので、一冊ずつ感想を書いてリンクで飛ばすなど、後々工夫して見やすくしようと思います。

携帯からご覧の方は本当に読みずらかったと思います。すみませんでした。


〇投資手法やテクニックを直接指南するような書物は少ない。

そう考えると、逆にバフェットが勧める投資手法に関する本は貴重かもしれません。

「直接的に投資手法について書かれた書物」

①賢明なる投資家(②証券分析)・③株式投資で普通でない利益を得る ⑫マネーと常識

投資の原則はシンプルで、この基本を応用し、極める事が大切という事なのかもしれません。


〇他人が分析した本より、本人が勧める本を

他人があれこれバフェットの投資手法や哲学を分析・想像して書いた本より、バフェット本人が実際に読んで影響や感銘を受けた本を読んだ方が、よりバフェットの考えや真意、投資手法が理解できるのではないかと思います。


〇バフェットは経営者の自伝的な本や、成功談や失敗談を好むのかもしれない。

また、それらの本はよくある自己啓発とは違って、わかりやすい明確な主張があったり、こうしろと指示があるわけではありません。

「賢者は他人の失敗から学び、愚者は自分の経験からしか学ばない」ともいいますが

他人の成功や失敗の経験から、自分で読みながら考え、教訓を学ばなければなりません。

これらの本は流し読みや暗記するための本ではなく、熟慮しながら人生に役立てる本だと思います。


〇古い本が多く流行り廃りがあるような本はほとんどない。

数十年以上前に発売された本も多くみられました。それらの本は時の試練を乗り越え、今なお通用する教えが詰まっています。

数が月後、一年後には読まれなくなる流行りの本や投資手法の本とは一線を画します。

まさに一生ものといえる知識や教訓を得ることが出来ると思います。中には古い内容や読みづらい部分もありましたが人生で1度は読むべき本達だと思います。

私のブログの読者様は優秀な人が多いですし、普段これらの本より、より読みずらいりんりのブログを読んでいるので大丈夫だと思います(笑)。


〇完全な投資未経験者向けの本はほぼありません

しかし少しでも投資を経験した人ややる気のある方にならバフェットの言うように必読書と思える本ばかりだと感じました。


最後に

自分自身の知識や成長はいつか自分自身を助けてくれると私は思います。

特効薬や小手先のテクニックが書かれた本はありません。直接役にたったり、効果がでるまで時間がかかるかもしれません。

しかし、絶対に無駄にはなりません。(むしろ変な本や毒にも薬にもならない本を読むより遥かにマシです)


これらの本を読んで得た知識や教訓、経験・成長は

大暴落の時、人生で苦しい時、将来のあなた自身を助けてくれるものだと私は思います


いずれにせよバフェットのお墨付きを貰った22冊の必読書達です。

ぜひ人生で一度は目を通してみてはいかがでしょうか?



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