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私は「ブラックスワン」の著者ナシーム・ニコラス・タレブが好きです。

研究者やベストセラー作家としてのタレブは日本でも知られていますが、

それ以前のトレーダー時代も経歴もなかなかのもので

タレブは1987年の大暴落を利用して大きな利益を上げ、20代で経済的な自由を手に入れました。


タレブのトレーダーとしての経歴

〇UBS 常務取締役兼専任トレーダー
〇CS-First Boston 裁定取引デリバティブトレーダーの国際責任者
〇インドスエズ銀行 為替デリバティブ 主任トレーダー
〇CIBC-Wood Gundy 常務取締役兼金融オプション裁定取引の国際的責任者。
〇Bankers Trust デリバティブ裁定取引トレーダー
〇BNPパリバ 専任トレーダー
〇シカゴ・マーカンタイル取引所 独立オプション市場の開発


引退後も世界金融危機の間に数百万ドルの利益を上げ

タレブ自身が作ったBlack Swan Protection Protocolというファンドは、

2008年10月に65%から115%の利益をあげました。

近年では2015年8月の急落時に、顧問を務めるファンドが一週間で10億ドルを稼いだことがニュースになっています。

参照 ウォールストリートジャーナルへのリンク




失敗するトレーダーの特徴

そんなタレブ氏が、失敗するトレーダーの6つの特徴を挙げていたので

簡単にまとめつつ紹介したいと思います。


①経済学的な方法でも、統計学的な方法でも、何かの方法で得た信念を過大に評価している

1980年代初め、アメリカドルは割り高で外国通貨は割安だった。しかし、その時外貨を買ったトレーダーは全滅した。(第一陣の全滅した後、同じことをやった連中は金持ちになった。)

1980年代に日本株を空売りした連中も同じ道をたどった。90年代の暴落まで生き残った人はほとんどいなかった。

経済学や統計学はトレーダーの足元をすくう時と助けになるときがある。

筋の通った経済分析とは逆方向に市場が動いた期間に自分の理論がどうなるかを考える事が大切。



②自分のポディションと結婚する

「下手なトレーダーはポディションよりも先に奥さんと離婚する」といいます。

「一旦抱いた考えに忠節を尽くすのはトレーダーにとってよくないことだ」とタレブは言います。


〇ここはトレーダーとインデックス投資家では真逆の考え方になるのではないかと思います。

私はVOOと結婚してます。でも考えに固執せず広い視野で投資を勉強しようとも思います。



③シナリオをコロコロ変える

最近の運や結果でトレーダーになったり投資家になる。

例えば損をしている時には「長期的には」などと言い投資家になる。


「長期的」な投資家だからといって別にそれが悪いわけではない。

ただ短期のトレーディングとごちゃませにしてはいけない


損をすると長期投資家になるトレーダーがとても多い。自己否定するのがいやでポディションを手放すのを先に延ばしにする。


④損をした時どうするかというプランを事前に決めていない


⑤自分の考えを批判的に検討することがない

少しできるくらいのトレーダーは自分の使っている価値の評価方法が、間違っているなんて全く考えない。

失敗しても自分の考えを認めない市場が間違っているとさえ考える。

自分の方法が間違っている可能性に備えて余裕を持ってべきだ。

ソロスは悪い結果がでると、決まって自分の分析の枠組みを検証する。


⑥現実逃避

損が出ても実際に起きたことをはっきりと受け入れることが出来ない。

画面に映った価格は現実味がなくなったり、現実逃避したり、

現実からのメッセージに耳をふさいでしまう。




いかがでしたでしょうか?

トレーダ―の方はもちろんですが、他の手法を用いる投資家の方にとっても

参考になる部分も多々あるかと思います。


是非、活用できる部分は活用して、自分の投資戦略に上手く落とし込んで頂ければなと思います。


タレブの言う「失敗するトレーダーの特徴」を反面教師に

消えていった過去トレーダー達と同じ失敗をしないように心がけ、

今後も投資を続けていきましょう。


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