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日経新聞に気になる記事が


参考 日経新聞の記事

つみたてロボ「貯蓄」という、名前。

毎月分配で中高年層を狙うという、狙い。

年利2.63~8.70%利回りは米国の中小・新興企業に投資したり、新興国債券に投じたりすることで確保できるという、目論見。

7種類のETF・BDCを毎月買い付け(6種類は毎月分配)する。

これは、なかなかの事案だなあと思って調べてみました。


つみたてロボ貯蓄とは


ロボ貯蓄とは株式会社ワンタップバイが独自の技術をつかって、

米国に上場している銘柄の分配金や配当金を受け取りながら

自動で積み立てるサービスです。


(独自の技術ってなんだろう?)

「ロボアドバイザー」ではない。

公式サイトによれば 「全てお任せのロボアドバイザーではない」 とのこと。

「高分配・高配当コース」「積み株コース」がありますが、

どちらも自分で銘柄を選択して、積み立てていくことになります。


また銀行の預金口座から自動で連携できる画期的なサービスとのことです。


(なんでロボって名前に入れたんだろう?)




「高分配・高配当コース」

ワンタップバイが厳選したETF・BDCを自動で買い付けするコース。

1銘柄につき毎月3万円から 1万円単位の買い付けとなるので注意が必要です。


全7種、うち6種は毎月分配型。(ARCCは三カ月に一度)

「BDC」未上場の中小企業や新興企業等に対して資金提供を進めるために認められた法人。

「ETF」上場投資信託


取り扱い銘柄

(年率は2019年4月30日現在)

「BDC」

ARCCエイリスキャピタル    年利 8.7% 
MAINメインストリート     年利 7.27% 

「ETF」

PFF優先株式&インカム証券   年利 5.91%
EMBドル建新興国債券       年利 5.63%
HYGドル建ハイイールド社債     年利 5.27%
USIGドル建投資適格社債     年利 3.44%
TLT米国国債20年超       年利 2.63%


勘のいい方ならお気づきかと思いますが、

ETFは、ブラックロック社のiシェアーズのETFを

ワンタップバイを通して積み立てる
という形になると思われます。


以下のように表記した方がわかりやすい方もいると思うので参考までに。

PFF iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF
EMB iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF
HYG iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF
USIG iシェアーズ ブロード米ドル建て投資適格社債 ETF
TLT  iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF



年利表記の仕方について

公式ページより引用

株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発 行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために 元本損失が生じることがあります。

将来の分配金/配当金の支払い及びその金額について保証するものではありません運用状況によっては、分配金/配当金が支払われない場合があります


とあります。

表記されている年利は保証されているわけではなく

あくまで先月末(2019年4月30日)時点での年利という事に注意が必要です。


(なんであんな年利表記にしたんだろう?)


おすすめされていた、3つ活用術

預金だけじゃもったいないと、ワンタップバイでは3つの活用術を勧めています。

支出が減るシニア世代 分配金・配当金で預金を活かす

充実した老後のため年金のように受け取る

将来の目標に向かってコツコツと積み立てする


(よくあるやつですね)


「積み株コース」

ワンタップバイが厳選した米国上場の代表企業の株を1000円から積み立てることができる。

(両コースとも厳選したととるか、選択肢が少ないととるか・・・)



その他に気になったところ

 〇「資産運用をみんなの当たり前に」がもっとう。(素晴らしいですね)

〇毎月積立で大幅な値動きによるリスクを回避してくれる。継続して買い続けることでリスクを平準化。

(この方法で平準化できるのはタイミングリスクだけなんじゃ・・)

〇いつでも好きな時に売却できる。積立金額の見直し、休止・売却も自由。


〇運用状況に応じて分配金や配当金を受け取れる。

〇独自に開発したロボットが雨の日も雪の日も世界中を飛び回り、配当金分拝金を運用状況に応じて分配 (・・・えっ?)


広告やキャッチフレーズに関して

いつくか、ツッコみたいところはあったのですが長くなるのでやめておきます。

少なくとも私は、

耳障りのいい言葉で、金融リテラシーが低い方やお年寄りを狙い撃ちにするようなマーケティングは大嫌いです。


「貯蓄」と言う言葉に日本人がどう印象を持つか・・・

良く練られた絶妙なネーミングセンスだと、ある意味脱帽します。


ちなみに公式ホームページのETF取引注意欄にこう小さく表記がありました。


公式ページより引用

ETFの取引価格、基準価額は投資を行っている有価証券、債券(公社債等)等の値動きによる影響を受け、これらの利益および損失はすべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、取引価格、基準価額の下落により損失を被ることがあります。投資信託は預貯金とは異なります


貯金と投資信託は異なると、実は公式でも言っています。

ETF(上場投資信託)に投資する「ロボ貯蓄」・・・

(どうして貯蓄ってネーミングにしたんだい?)




最後に手数料について

ロボ貯蓄は定額プランではないので注意が必要です。


公式ホームページより引用

お客様に次のいずれかのプランを選択いただき、当該プランに基づいた所定の月額料金または取引手数料相当額を申し受けます。


①「定額プラン」
当社が定める月額料金を申し受け、取引注文を行い約定する都度における、取引手数料相当額は頂きません。
月額料金:980円(消費税込1,058円)


②「都度プラン」
取引注文を行い約定する都度、所定の取引手数料相当額を申し受けます。
当該手数料相当額は、お客様の取引に適用される提示価格に含まれるものとします。


外国証券の売買にあたり、円貨と外貨を交換する際の為替レートは、市場動向を踏まえて当社が決定した為替レートに1米ドルあたり35銭(つみたてロボ貯蓄「高分配・高配当コース」では1円)を買付けの場合は加算したレート、売付けの場合は減算したレートがそれぞれ適用されます(定額プラン、都度プラン共通)。


株式等の定期定額自動積立サービス(当社サービス名称「つみたてロボ貯蓄」)には、定額プランは適用されず、都度プランと同様に、取引の都度、取引手数料相当額を申し受けます。

予約注文については、約定した日時のプランが適用されます。


「都度プラン」を選択いただいたお客様には次の手数料相当額を申し受けます。


【外国証券】
主に直近の米国各証券取引所(NYSE、NASDAQ、ECN(電子証券取引ネットワーク)等)の中から、最適な条件による気配基準値または直前に終了した市場の終値を参考に、合理的かつ適正な方法で「基準価格」を算出いたします。


「基準価格」に対し、お客様との取引の時間帯に応じて、下記に定めるスプレッドを、買付けの場合には加算した金額、売付けの場合は減算した金額を、それぞれ「取引価額」といたします。
※上記の取引価額には取引手数料相当額が含まれているため、別途手数料は頂戴いたしません。


①当社とお客様との取引が、以下の時間に成立した場合のスプレッドは、基準価格の0.5%とします。
現地時間  9:30~16:00
日本時間 23:30~ 6:00 (夏時間:22:30~ 5:00)


②当社とお客様との取引が、上記以外の時間に成立した場合のスプレッドは、基準価格の0.7%とします。


(手数料が高いと思うのは私だけでしょうか?)


結論

ニュースと公式サイトを読み込んだだけですが、

現時点では、ロボ貯蓄はお薦めしないサービスです。


実際にやって見て感想を書けたら一番なのでしょうが、実際使う気にもなりません。

そもそもワンタップバイ使ったことないので、あまり強くは言いませんが、

個人的にこの「ロボ貯蓄」は嫌いです。

特にネーミングやホームページなどマーケティングの面で嫌な印象を持ちました、



私は普通にネット証券でバンガードS&P500ETF(VOO)に投資をしていこうと思います。


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