バンガードの創始者

インデックスファンドの父ジャック・ボーグル氏は、

著書「米国はどこで道を誤ったか」の中で、米国の社会保障の不安や民間退職年金の問題について論じています。

もちろん、この本に書かれているのは、主に米国内の問題です。日本とは制度等も違うので「そのまま鵜呑みにしろ」とか「全てが当てはめる」という訳ではありません。

ですが、日本の長期投資家やインデックス運用している人にとって、役立ちそうな所も随所に見受けられます。

そこで今回は、そのうちの一つを紹介しようと思います。


参照 ジャック・ボーグル著 「米国はどこで道を誤ったのか」


ボーグル氏が提案するプログラム

幅広く分散した少数のインデックスファンドに選択候補を絞ることで、暗黙のうちに加入者を投資の失敗から保護する必要があることを認めている。これがないと、加入者はつい投資タイミングや選択を誤り、高い代償を負いやすい。

ただし、以下の単純な方法をとれば、貯蓄プランの価値は更に向上する。


①一つの株式ファンドしか提供しない。

連邦積立フランのS&P500ファンドなどがモデルになるだろう。追加的に国外市場(米国外)を含めてもいいだろう。

②確定利付き債や他の株式で運用するオプションは認めない。

この方針をとれば、加入者がタイミングを間違ったり、ファンドを選び損ねて、自らペナルティを背負う事はなくなる。

③脱出口を一切認めない。

退出も再加入も認めない。こうすれば投資家が資産を大きく積み立てる最中で、非生産的な感情に捕らわれる事はない。市場のピークで株式を買い増したり、悲観論にとりつかれた市場の底で合われれ売ったり無駄な努力をする代わりに、株式市場全体をウォーレンバフェットの好みの保有期間に倣って「永遠」に買い持ちする。

④退職が近づくにつれ、債券へと段階的に移動させる。

積立期から受取期への健全な移行。

(一部略)




00
写真は八戸の日本酒「八仙」と八戸の「いかの塩辛」

シンプルな戦略だがこれが一番うまい。長期で無理なく続けられる、低コストのプラン。


あくまで「制度」について論じている項ですが


ここで述べられている、ボーグル氏の提案は、個人投資家、特にインデックスファンドで長期運用・資産形成を目指している方にとって大いに参考になるのではないでしょうか?

一言で要点をまとめると「ミスを防ぐために、余計なものを排除しろ」といった所でしょうか。

過剰なコストや選択肢、オプション・入れ替え・タイミング・感情などによって引き起こされる問題を、できるだけ避けるように、投資計画を建て、長期間実行すること(そのためのシステムを構築する)の重要性をボーグル氏は主張していたと私は読み取れました。


未来はどうなるかはわかりません。ですが私はこれらのシンプルな戦略はとても有効だと考えています。

私は今後もバンガードS&P500ETF(VOO)に投資を継続していきます。




↓もしよろしければ一日一回応援クリックして頂けたら励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング