投資会社か?マーケティング会社なのか?

1997年、金融ジャーナリストのジェイソン・ツバイクは以下のように述べていました。


金融業界の将来を考える時、決断すべき問題は、

運用を第一とする会社なのか?マーケティングを第一とする会社なのか?」という事だ。


〇マーケティング会社は、素晴らしい投資対象であるという理由ではなく、良く売れるからという理由で新しいファンドを売り出す。

〇マーケティング会社は、ファンドがどれほど大きくなろうとも同一の手数料を取り続け、経費水準を容認できないほど高い水準に放置する。まだファンドがどれほど膨大に、扱いにくくなろうとも、新しい投資家(資金)の受け入れを決して拒否はしない。

〇マーケティング会社は、ある期間の成績だけをとって「最高のファンド」とデカデカと書き、全ての販売促進パンフレットにアルプス山脈のような急上昇するグラフを用いる。

〇マーケティング会社は・・・(以下略)


運用会社はそのようなことはしない。

さて、あなたは選ばなければならないのです。(以下略)


この話は20年以上たった現在の・・・・

2019年の日本でも、深く考えなければならない問題だと思います。




00

(写真は、おいしい「かも」が料理された様)

広告やマーケティングの力を甘く見てはいけない。


(リスクを隠して新しいファンドや商品を売りまくるというのは論外ですが)

一時的な流行や、知名度で投資商品を選んで失敗したという話もたまに耳にします。


例えば

(すごく簡略化した例えで申し訳ないのですが)

同じ指数に、同じくらい連動した

〇手数用が高く、運用規模が小さなファンド

〇手数料が安く、運用規模も大きなファンド

の二種類インデックスファンドがあった時

二つのファンドのうち、上のファンドを選ぶのは合理的とは思えませんよね。


しかし、実際に資金流入額などを見てみると

広告や営業の力(あるいはその方自身の知識のなさによるものかも知れませんが)

いずれにせよ、上のファンドを選択している方もそこそこ存在します。


商品を決める時の2つのポイント

〇よく(他社の商品と)比較すること。特に一つの数字や印象だけで決めないこと。

〇今すぐ選ばなければ、早く始めなければと焦らないこと。

特に、この二つが合わさった時に、間違った選択につながると私は思います。


早く投資を始めるということは、

とても素晴らしいことです。時間は味方です。

でもこれは、「1分、1秒を惜しんで投資商品を選択する」ということではないと私は思います。

(トレーダーの方等は除きますが)

また未経験の方は、いざ投資を始めようとすると、力みすぎだり、逆に気負ったりしすぎる方もいらっしゃるのかなと思います。

でもそんな状態で合理的で客観的な投資判断が可能とは思えません。(そんな緊張している時に甘い言葉や煽るような言葉、いい感じの資料を見せられたらねぇ・・・)


一呼吸おいて、冷静に他の似た投資商品やファンドと比較して、広い視野で合理的に投資を判断することが大切だと思います。


私の場合は

気になる商品や投資対象があった時は、とりあえずVOOなどのバンガード社の商品と比較をすることにしています。

たいていの場合はこれで大丈夫なのですが(笑)

それでも迷った時は「VOO投資にあてる資金を減らしてまで投資をする価値があるか」という基準で割と真剣に考えます。

各々リスク許容度や基準は違うと思いますが、こういった判断基準、投資においての「芯」や「軸」のようなものを持てば、広告やマーケティングにのせられたり、踊らされるという可能性は減るんじゃないかなと思います。


少し話はそれましたが

今回言いたかったのは、マーケティングに強い会社ではなく、顧客の資産運用を第一とする会社の商品を選ぼうということです。

焦って決めずに、しっかりと比較し、

「悪いファンドに利用される」のではなく「自分が良いファンドを利用して」資産を増やしていきましょう。





↓もしよろしければ一日一回応援クリックして頂けたら励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング