00
決算時期になると


今後の経営計画や見通しについて様々なニュースが流れます。

でも、今後の素晴らしいストーリーや、素敵な将来の見通しを信じて投資をしてみたら、

予想していた業績を大きく下回り、株価が下落してしまったという経験はありませんか?


今回は

個別企業の今後の見通しや業績の予想のニュースを見て投資をする時に、

すぐに情報に飛びつく前に、もうひと手間かけてみてもいいんじゃないかのかな。

と思ったので記事にしてみました。


とても単純で、有名な方法なのですが、

昔、私も実際にやっていた方法で、ある程度効果はあると思える方法でしたので、

僭越ながら紹介させていただきます。

もし知らなかったという方、やったことがないという方は

参考にしてもらえたら嬉しいです。



業績の見通しについて


ウォーレンバフェットの相棒チャーリーマンガーは

「業績の見通しは、利害関係者がかき集めってきたデータの山に過ぎない」

「米国では、まるっきり嘘の見通しがまかり通ることが少なくない」

とはっきり、言いきります。

この点は米国に限らず、日本企業の「今後の見通し」や「経営計画」にも同じようなことが言えのではと、個人的には思います。


無意識の罪

会計を意図的に誤魔化したり、見栄えがよく見えるようにテクニックを駆使する企業などは、もちろん株主や投資家にとって問答無用で悪なのですが・・・


今回問題とするのは

企業側が意図的に株主を騙そうとしているというわけではなく、

見通しを立てる企業や経営陣など、

本人たちが正しい・できると信じ込んで、

実現が厳しい(不可能な)甘い見通しを発表している場合もあるということです。


例えば

IBMの数年前の今後の経営計画を見てみると、戦略的必須事項への少し甘すぎる見通しが垣間見れます。そして彼らは当時、今後数年でできる・達成可能と信じていたように思えます。結果は現在でも未達となっています。

(またアナリスト予想にも同様の事が言えると思います)



繰り返しになりますが

決算やニュース等を見たときに

「今後の業績の見通しが有望だ」という発表だけで投資を決断するのは、

私はあまりおすすめできません。


「ではどうすればいいのか?」

具体的な方法を紹介します。

個別企業の過去数年分の今後の見通し・予想と、その後の実績を比較して

「どのくらい予想や見通しと実際の結果に差があったのか」を確認するという方法です。


多少差があるのは、当り前なのですが・・・

もし毎回毎回気になる差があったり、極端に大きな差がある場合は、

当然ですがよく分析する必要があります。

〇天災等の予想外の災害・事故などによるものなのか?
〇金利上昇、貿易問題、税金など外部の経済環境の大きな変化によって予想が外れたものなのか?
〇業界特有のリスクによるものなのか(規制・訴訟・原油価格など)
〇元々の見通しが甘かったのか(自社の技術力や販売網の不足)
〇ライバル他社の堀などが予想外に厚かったのか

それらを分析し、

〇経営陣の見通しの甘さや企業自体の地力を見誤ったための差によるものなのか
〇一時的なものなのか、今後ずっと影響があるものなのか。
〇国・業界・市場特有のリスクで投資する際には仕方がないと受け入れるべきリスクなのか。それとも対処できる他の企業もあり、その企業が単にリスクに脆いだけなのか。

など、しっかりと分析・判断して見極めることが大切だと思います。


過去の予想と実績の差を踏まえ、頭に入れた上で、

今後の見通しを読んでみると、何も知らない時と少し違った印象を受けたりします。

(「あれ?ちょっと楽観的すぎじゃない?。確か昔も・・・」とか「業界やその企業特有のリスクがあるから予想から少し割り引いて考えよう」とか・・・)


もちろんこれで、全てが見破れるとか、未来が保証されるというわけではありませんが、

やるとやらないで強気だったり、人気・知名度があるだけの経営者の発言や、楽観的過ぎる見通し・ニュースなどにひっかかる可能性が少しだけ(でも確実に)減ります。


ニュースや情報に少しでも

「違和感みたいなもの」を感じられるようになり、

情報を鵜呑みにするのではなく。二次的思考を回せるようになるだけでも、

十分この手間をかける価値はあると思います。


自分の投資している企業や

有望だからこれから投資をしようとしている企業の明るい見通しや素敵なストーリーを信じたくなる気持ちもわかりますが、

すぐに飛びつくのではなく、

一呼吸おいてその情報の「信憑性」をもうひと手間かけて確認してみると、

より投資判断の間違いを減らし、想定外(予想外)のリスクに巻き込まれる可能性が低くなると思います。


個別銘柄に長期投資を考えている方は

過去数年間の業績予想と実績の比較はオススメの方法なので是非やってみるといいと思います。

予想の信憑性だけではなく。過去の予想と実績を比較する事は、その企業に対してとても勉強にもなります。


残念ながら

私自身は仕事等で、投資(企業)もついてじっくり考える時間が取れなくなってしまったため

バンガードS&P500ETF(VOO)、インデックス投資に切り替えていったという面もあります。


もし時間がないという方や、このような手間がめんどくさいと思われる方は

S&P500など市場全体に投資をするようなインデックスファンドに投資をすることをお勧めします。




↓もしよろしければ一日一回応援クリックして頂けたら励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング