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「ポジティブ感情」

心理学では、いい気分になる事を「ポジティブ感情」と呼んだりします。

今日はその中でも「快楽にもとづく幸福」の問題を考えていきたいと思います。

といっても、

倫理的な健全な話題なのでご安心を。


「過程と結果」

資産運用においては、過程はどうあれ、

目標とするある地点での(退職後とか〇〇歳でとか、今年度とか)

資産運用では結果が重要、

極論を言えば「結果が全て」という人もいるかと思います。

「合理的に」考えば、それは全くの正論です。


(教育とか新技術開発とか過程が大切な分野もあると思いますが)

今回は資産運用に限定した話とさせて頂きます。



正直に言って

りんりも「結果的・最終的」に資産を築きたいです。

ですので途中経過は無視して、

S&P500ETF(VOO)に長期投資をしているわけです。

こと資産運用においては「過程よりも結果だ」と思っています。


さてここからが本題

人間の幸福・幸せを感じる感情を

心理学的側面から分析した時に

「結果より過程が大事だ」という研究結果があります。


「嘘だっ!!」「ダウト!」

という声が聞こえてきそうですが・・・(笑)

解説していきます。



「快楽にもとづく幸福」

これが長期的投資を惑わす、心理的な罠となります。


わかりやすい例を挙げますと


①9年間投資をしても全く稼げず、最後の1年で1000万円利益をあげる。

②10年間、毎年100万円づつ利益をあげる。


両者とも同じく「10年で1000万円の利益」をあげたのは変わりませんが、

人間は②の方がより幸福に感じるという研究結果があります。


逆パターンの時も同じ


最初の年に1000万円を稼いで、残り9年全く稼げない場合も

(結果は同じだとしても)

喜びは急速に衰え、幸せを感じなくなります。

口座の残高は残せても、

快楽に基づく幸福は将来にほとんど残せません。


そして問題なのはもちろん

私達は結果が安定的ではない環境で資産を運用しているという事です。


たまに運用会社のパンフレットや、

資産運用を勧めるサイトで

「毎年年率〇%づつ運用すれば・・うんぬん」

とかありますが、あのように

毎年確実に(ちょっとづつでも)増えていけば

すごく幸福感や満足感を得られます。


でも実際は

S&P500でも3分の1くらいの確率でリターンがマイナスになります。(1928年~2016年)

トータルではもちろん

年率平均9.5%(インフレ調整後約6.7%)

という長期的に素晴らしいリターンとなっていますが

おそらく投資をしていた方の

途中の幸福度はひどいことになっていた事でしょう。



まとめます。

心理学的に投資で「幸せ」を感じるかどうかは「過程」がすごく影響する

特に長期間投資をする場合には「幸せを感じなくなる(期間がある)」可能性が高い。

でも過程で「幸福」を感じたからといって、

合理的な判断ができたり、最終的に資産が残せるわけではない。

大切なのは最終結果。感情に振り回されないことが大切です。


メンタル面で自信のない方は

とはいえ、実際本音を言えば

苦しい思いをして投資を続けるより

幸せを感じながら投資していきたいですよね。

そういう方は

幸福や満足感を求めすぎたり、ストレスや不幸を感じたり、

「過程の心理」に影響されにくいような

投資のルールや戦略をあらかじめ決めておくことも大切です。




一番の特効薬は

「株価や情報をみない」

ですが

他にも

〇国債など「毎年ある程度安定して利益が約束」されたものに投資をしたり、

〇「配当」などによるこまめな利益(幸福の)確定も

心理的に考えればはすごく有効な手段です。


大きく一回勝ってそのあと何も動きがないよりも、

(だから動きたくなってミスを犯すのですが・・・)


毎回こまめにちょっとづつ、少額でも安定して利益を得る方が

人間は喜びを感じるようにできています。


配当は心理的に見ればある意味で、

長期投資の過程での自分へのご褒美なのかもしれません。

途中で幸せを噛みしめながら長期投資をしたい人には

有効な手段と言えるでしょう。


そして

投資の過程の幸せより、

自分の家庭の幸せも大切だということも忘れないように(笑)

日々を大切に過ごしていきましょう。

それではみなさんよい日曜日を!





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