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1907年 E・J・スミス

しかし、私の経験してきたことをすべて振り返って見ても

私は一度も・・・(中略)

とりたてて言うほどの事故には遭わなかった。


海で過ごした歳月で、

遭難した船を見かけたのは、一度きりだ。


難破船を見かけたことは一度もないし、自分が難破したこともない。

災害になりそうな窮地に追い込まれたことすら一度もない


90年後の1997年

彼の指揮した船は、世界的な大ヒット映画になりました




過去の経験は

過去の経験やデータが「必ず」役に立つとは限らない

という見事な実話だと思います。


もう一度 E・J・スミスは

船長として経験豊富な為、世間からも信頼も厚く、億万長者たちに人気の船長で、

彼の船に乗るために旅のスケジュールを変更した人もいるほど。


他船から氷山の警告を受けていたが、

よくあることと判断して、船のスピードを落とすことはしなかった。

とされています。


(この紹介文を「凄腕ファンドマネージャー」と「ファンド」に置き換えてみて考えてもおもしろいかもしれませんね)


もちろん事故は彼だけの責任ではなく、

様々な要因がかみ合って起きた悲劇ではあるのですが・・・


自分の経験や能力に対して

(過度な自信・慢心・過信・油断など)

感情による判断ミス、

そしてリスク管理の軽視

いささかお粗末すぎたと言わざるを得ないでしょう。






80年後の、1987年

米国の株式市場が大暴落してから、

アメリカのトレーダーの約半数は10月になるたび

暴落に身構えるようになったと言います。


はっきりいうと

「心配するのが遅すぎます」

安心感が高まった時こそ、リスクも比例して高くなる

という事を忘れないようにしましょう。


1人の人間が

数十年生きてきても、人ひとりが経験できることなど限られています。

(経験したことより、経験してないことの方が多い)

その数少ない自分の過去の経験「のみ」に、

全幅の信頼を置くのは賢明な判断とはいえませんよね。


「経験は大切」ですが

投資する上では過去の経験のみに固執しないよう気をつけていきましょう。





そして余談ですが、

もしあなたがまだ生きているのなら、

やりたいと思ったことは生きているうちに経験しておくべきだと思います。

死んでから後悔しても遅いのですから。


せっかく生まれてきたのですから

時間を大切に・・・

あの映画のジャックとローズのように

興味があることややりたいことに

障害を乗り越えて、どんどん挑戦して

死ぬときに後悔しないよう、全力で生きていきいましょう






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