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日本のバブルについては、


実に多くの研究者や専門家が、様々な分析をし、それぞれ意見を述べています。

また日本人だけに限らず、

バフェットやガイトナー、シラーなど米国の投資家や金融関係者等も

日本のバブルについて様々な発言をしています。

今日はそのなかでも、

エリス、マルキールと並ぶ、インデックス投資の巨匠、

大学の資産を10億から239億に成長させ、機関投資界のバフェットとも呼ばれる

イエール大学のデイビッドスウェンセン氏が日本のバブルをどのように見たのかを紹介します。

(全文を紹介するとかなりの分量になりますので、要約しつつ、要点のみを簡単にまとめます。どうかご容赦ください。)


「日本という例外的な事例」



〇日本市場の配当利回り

1970年代を通じて2~5%だったのが、1980年を境に(株価が上昇したため)2%を下回り続けた。

1986年には1%をきり、1989年9月には配当利回り0.1%という前最未聞の記録に達した。

日本市場は世界株式市場の中で最大の時価総額を誇っていた。


〇NTT

1988年6月の国別時価総額(10億ドル)  

日本   3283
アメリカ 2462
英国     662
NTT    276
カナダ    235
西ドイツ   204
フランス   177
スイス    133
イタリア   109

NTTの時価総額は国別ランキングでまさかの4位?

NTT一社の全株式を買い占めるより、フランスや西ドイツの全ての上場企業の株式を買い占めるほうが少ない予算ですんでいた。

馬鹿げているとしかいいようがない。狂乱。




〇GMO

ボストンに拠点を置く運用機関「GMO」は日本の状態をいきすぎだと認識し

1985年から日本市場をアンダーウェイトしはじめました。

株価が上昇しても、整然と日本株のポディションを削減し続け

1985年末には日本株をすべて売却しました。


社運を賭けたこの決断は、その後も日本株が上昇したため、

ベンチマークであった「FAFE」を110%~172%アンダーパフォーマンスする事になりました。

しかし、その後・・・

バブル崩壊後の1989年から1993年にかけては、相対的に素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。

期間を通算するとGMOは269%のリターンを叩き出し、

ベンチマーク(EAFEは200%の上昇)を大きくアウトパフォーマンスすることに成功します。


「補足」EAFEとは(米国で、外国株のベンチマークとして広く使われているインデックス。欧州(Europe)、豪州(Australia)、極東(Far East)のこと)




GMOが素晴らしい結果を得たのは、

冷静な分析と判断、それを信じる勇気ある決断、

そして自身が売却後も周りが利益をあげている中、居心地の悪さに耐える忍耐があったからこそだと思います。

後付けでは、すごいの一言ですむかもしれませんが、

実際は先行きのわからぬ中、1985年から1993年までの8年間(特に崩壊までの4年間)、

信念をもってこのポディションを維持し続けたからこその結果だと思います。


自分が「おかしい」「間違っている」と判断した時には、勇気を出して止めること

そして周りがどうであれ、

(周りの投資家と違う事をするのはすごく不安になりますし、居心地が悪いですが)

自分の信念、投資哲学を貫くことが大切だと思います。

そして自分の意思を貫き、またいざという時に誤った決断をしないように

日々勉学に励み、知識や経験を積み重ね、今後も投資を継続していきましょう。




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