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「真の投資家は・・・」

真の投資家は持ち株を売らざるをえなくなることはほとんどなく

現在の呼び値には常に無頓着である。

自分の帳簿に適した範囲で行動する必要はあるが

それ以上のことはしてはいけない。

根拠のない市場低迷で持ち株が目減りすると言って、

逃げ出したり、心配し過ぎたる投資家は逆に、自分の基本的な強みさえ弱みへと変えてしまっている。

そういう人は、保有株に全く市場価格がつかない方が、

他人の判断ミスのせいで精神的苦痛をこうむらずに済むので幸せだろう。


ベンジャミングレアム著「賢明なる投資家」より引用

証券分析の父ベンジャミングレアムの言葉を紹介しました。


相場の戻し(プルバック)は避けられない


「いつ」市場が大きく落ち込むか。

そのタイミングを、私達個人投資家は知りようもなければコントロールすることもできません。

グレアム自身は1929年の大恐慌とその後の相場を経験していますが、

米国株式市場はそれ以降も、何度も下降相場や陰気なムードに包まれました。

長期的には右肩あがりだった米国市場といえどそれは避けられません。



特にやっかいなのは

(プルバックの間は)ディフェンシブ株でも、割安で買った株式でも、VOOなどのインデックスファンドでも

たいていは市場につられて値が下がってしまうという事です。

(大なり小なり差はあれど)これは株式投資をしていれば避けられないことだと思います。


バフェットの言葉からヒントを見いだす。

証券ポートフォリオの価値が50%下落した時に、窮地に立たされるようなら、

「市場で価格変動リスクに晒されている資産の割合」を減らす必要がある。


長期投資家なら

今後10年~20年で「少なくとも」20%~40%の証券価格の下落はありえると、

常に心に留めておくといいと思います。

次の下落がいつ起こるか、正確な時期がわからない以上、

市場の予測を重要視するより

市場はもともと上下に行き来するのもと割り切っていく方が健全だと思います。


フィデリティ証券の調査によると(2014年9月)

口座開設者のうち最高利益をあげたのは、

自分のポートフォリオをすっかり忘れている人だった。

投資家の多くは市場展望が、悲観的になったり不透明になったりすると売ってしまうのに対し、

市場の急落を無視したり、投資をすっかり忘れたりしている人は非常に良い結果を出していた。

とのことです。



長く投資をしていれば

下降相場や景気後退は必ず訪れます。

それは避けられません。また正確な予想も困難です。

だからといって、市場や景気の流れを反転させたり、米国企業の株価を上昇させる力は、日本の普通の一個人投資家にはありません。

ですから、まずはそのことを受け入れて

各々ができることをしっかりしましょう。

具体的には

〇市場予測やニュースに一喜一憂したり、慌て過ぎないようにする。

〇市場で価格変動リスクに晒されている資産の割合が適切か(冷静な時期に)再検討する。

〇市場の下落はあるものと心構えし、それを織り込んだうえで投資計画を建てる。

などの方法があります。

私はS&P500ETF(VOO)に投資をしていますが、

インデックスファンドに投資をしていても、

不安を感じている方は意外といらっしゃるように思います。

先程も述べました通り、インデックスファンドといえど下落はするので、

その不安はある意味では合理的で、当たり前の事だと思います。

誰に恥じることもありません。

むしろ、その不安やネガティブな感情は武器でもあります。

そういう方は現金(貯金)や債券なども積極的に使い、

周りに流さず、自分の気持ちやリスク許容度に合った投資を行っていきましょう。

無理に自分の気持ちや感情を抑えて、

人やネットの意見、流行の理論に合わせて投資することよりも、

自分の資産を守ったり、長期間投資を続ける事の方が資産形成においては重要だと私は思います。






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