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私はバフェットに尋ねた

「気に障ったでしょう?もう終わった人間だと。過去の遺物だと言われて・・・」

今回は2006年にフォーチュンの編集長となったアンディーサワーと、ウォーレンバフェットのカルフォルニアでの会話を紹介します。

〇左肩の痛みでゴルフにでれないバフェットの周りを一日中うろついた。

〇未来の取材の全てがこのペブルビーチで完結するのも悪くない

とサワーは振り返っています。

「世界で最も偉大な投資家が、羽を痛めている時、あなたがとるべき唯一の論理的行動は、株式市場について質問することだ」

「問題は、本質的にバフェットが株価についての話を嫌うという点・・・」

(残念ながら、その後二度とサワーが派遣されることはありませんでした・・・笑)


ちなみにこのゴルフ旅行のメンバーは、

チャーリーマンガー、トムマーフィー(キャピタルシティーズ)、ジョージ・ギャレスビー(ワシントンポスト)ジョン・ルーミス(バフェットの手紙で有名なキャロル・ルーミスの旦那)など・・・

そうそうたる面々がそろっており、

親睦を深めるため20年以上も続いているゴルフ旅行の最中での出来事でした。

パジャマ姿のバフェットの隣に座り、

ホテルに一人残り、くつろいでいるバフェットを、48時間ロックして行われた、

(サワー曰く)西海岸での贅沢な時間の中から

おもしろいなと思った会話を抜粋して紹介します。

取り上げられた話題は、

核爆弾・ジャンク債・バリーボンズ・スピッツアー・・など多岐にわたります。

そしてITバブルの話題へと続き、ブログ最初の質問へと戻ります。



そう遠くない過去に

ウォール街とシリコンバレーの多くの人々が、

「時代遅れである」とか「用済みの存在である」とか

「ゲームのルールが変わったのにバフェットは理解していない」

と話していました。


テクノロジーインベスターマガジンのハリー・ニュートンは

ウォーレンバフェットはごめんなさいを言うべきだ。」

「シリコンやワイヤレスやDSLやケーブルやバイオテクノロジーをどうやったら見過ごせるのか?」

と記事にしています。

「ナスダックが暴騰して、バークシャーは暴落する」

「ストックオプション文化や金融工学や状況倫理は上手く機能しているじゃないか?」


サワーは振り返ります。


あの当時バフェットの「価値に対する固執」と、「短期ではなく長期に対する集中」はいかにも古臭かった。

二人が話題にしたのは、ITバブルの時

バフェットが「過去の遺物扱いされていた時代」のことでした。

「気に障ったでしょう?もう終わった人間だと。過去の遺物だと言われて・・・」


バフェットは答えます。

「ああいう話は全く気にならない。投資で成功するには独立した考えを持つ必要がある」

「それに、人々が同意してくれるかどうかで正誤が決まるわけではない。」

「君が正しいのは事実と論考が正しいからだ。すべてはそれ決まる」


この言葉は、とても大切な投資や人生の哲学だと私は思います。

(もしかしたら人ネットの世界においても通じるかもしれません)


バフェットがサワーへ送った投資アドバイス

投資家はマイナス要因を避ける必要がある

「具体的には、流行株や斜陽企業を買うことと、市場を出し抜こうとすることだ」

そして・・・

「インデックスファンドに長期投資するのが最も理にかなっている

バフェットは全くぶれずに、そして親身に、サワーに戒めとアドバイスを送ります。




今回のオチ

そこで喰い下がらないのがサワーの「らしさ」なのでしょう(笑)

サワー「バークシャーハサウェイの株を買うのは???」

バフェット「それについてはわかない」

バフェットは(根負けしたのか)正直に答えます。

「現在は比較的高値だが、私としてはS&P500よりバークシャー株に食指が動く。」

「株価が4万ドル近くまで下落した2000年代初頭、我々が自社株買いについて検討したのは、今から考えると本物の買いのサインだったのだ」

(インタビュー時のバークシャーの株価は7万ドル)

バフェットはトレードマークの高笑いをしたとサワーは言います。


最後のオチはともかく(笑)

バフェットはサワーに、株式投資において具体的で大切なアドバイスをしています。


〇「価値に対する固執」と「短期ではなく長期に対する集中」

〇正しいかどうかは他人ではなく、自分と事実が決める

〇投資においてマイナス要因をさけること、市場を出し抜こうとしないこと

〇インデックスファンドに長期投資をすること


公の場ではなく、パジャマ姿でホテルでリラックスしているプライベートな場面でも、

全くブレることのないバフェットのアドバイスから、彼の本音が伺えます。

サワーが文字通り身体を張って(笑)

バフェットから聞き出したこれらのアドバイス、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

(ちなみにこのインタビューの全文は結構長いので(笑)。反響がよければ、他の部分も後日紹介したいと思います)





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