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今回は「配当市場を遊ぶ(インベスターガイド)」にておもしろい投稿を見つけたので紹介します。

2003年12月にカルフォルニア州の方から寄せられた手紙なのですが、

今読んでもおもしろい投稿だと思います。

是非日曜日のお友に読んでみてください。


「配当市場を遊ぶ」

「配当を支払っている企業がいい投資先とは限らない。魅力的な配当利回りの多くが高いリスクをはらむ」

(↑実際の記事の原文で大きな太字となっていました。)

以下本文

「1956年、わたしはある繊維会社の株を買った。

配当利回りが8.5%になると予想されたからだ。

しかし、当時はまだ配当額が、純利益の減少を反映していなかった。

1年後、私は株を売って64%の損失を被った。

あれは人生最大のミスだった。

その会社とは「バークシャーハサウェイ」であり、

数年後ウォーレンバレットが登場する(経営権を取得する)

私の売った株が今いくらになっているか、お願いですから言わないでください」


(完全に後付けですが)

しかし、この方は本当に勿体ないことをしましたね。

お願いされたので「今の」価格は言わないようにしようと思います。

バフェットがバークシャーを取得価格した価格は「1株あたり14.86ドル

この手紙の投稿があった2003年12月には「約84300ドル」(クラスA)

彼が売らずに保有していれば、約5600倍になっていました。

テンバーガーどころではありませんね(笑)

一度はそのチャンスを手にしていたのですから。

(ちなみに「昨日」株価は・・・299000。いえ、何でもありません。)




ユーモアたっぷりの手紙の中に大切な教訓が隠れています


高配当「だけ」に釣られて投資をしてはいけない。

時価総額・自己資本・配当性向・利益率・割高か・キャッシュフロー・配当性向など

配当狙いとはいえ、配当の他にもチェックすべきことがたくさんあります。

この手紙の方でしたら、本業の出していた利益の減少や、当時の繊維業界のおかれていた厳しい状況を・・・

と後付けでは言えますが、

当時のバークシャーは、バフェットでも(違う視点からですが)食いついてしまい、

後にバフェットも「最大の失敗」と言うくらいの銘柄でしたから、手紙の方のみを責めるのは酷というものでしょう。

個別企業への投資は、いくら高配当銘柄・配当再投資戦略といえど、絶対に儲かるものでも、簡単なものでもありません。

株式投資に下落やリスクはつきものだという事を忘れないようにしましょう。


〇長期投資の難しさ。

高配当を目的に買った株の株価がどんどんと下がり、64%まで下落した時、果たしてそのまま保有し続けられるでしょうか?

そもそも64%まで下がる前に手放してしまう方も多いかと思います。

バークシャーはその後米国でもトップクラスの企業にまで持ち直しますが、

そのまま倒産してしまう企業も多いので・・・

本当に判断が難しい所だと思います。

しかもバークシャーは途中から無配当銘柄となりますので、

もし持ち続けてたとしても、配当目当てで買った彼はその時どうしたのか気になるところです。


GEやクラフトのように優良大型銘柄・高配当銘柄でも下落がありえます。


それらを充分に考慮にいれたうえで、長期投資できるであろう銘柄に投資をしましょう。

また数銘柄が下落しても大丈夫なくらいの分散も大切です。

(個人的にはインデックスファンドを活用するのをおすすめします)

インカム狙いの方は配当や増配率、配当性向にばかりに目が行きがちですが、

下落時でも投資(保有)を続けらる環境を整えたり、充分にリスクコントロールすることも大切だと思います。


私自身も

S&P500(VOO)なら下落に耐え、随時買い増せるとある程度確信できますが、

これが個別銘柄ですと、正直、怖くて買い増したり、売らずにいる自信はないかもしれません。

長期投資をする方は、周りの人や投資本などの影響を受け過ぎず、

あくまで自分のリスク許容度に合った、現金比率、資産配分、銘柄分散を行いましょう。


未来は誰にもわかりませんから。

自分に嘘をついたり、無理しないことが長期的に投資を続けるカギになると私は思います。

最後となりますが、教訓とユーモアたっぷりの手紙を投稿してくれた、カルフォルニアの方には、心から感謝いたします





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