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「税引き後で市場に勝つファンドは、全体のたった4%しかない。」

「それもわずかに、年間平均で0.6%市場を上回るだけだ。」

「バンガードS&P500インデックスファンドより成績の悪い残り96%のファンドは、年間4.8%も負けている」



イエール大学財団投資責任者 ディッド・スウェンセン


27年間で、資産を10億ドルから239億ドルに成長させ、年利回り13.9%という驚異的な運用成績を収めたスウェンセンもインデックスファンドを「バイ&ホールド」する長期投資を薦めています。

(スウェンセンの場合はS&P500だけでなく、債券や先進国・新興国への分散も薦めています)

この言葉だけで、今日のブログは終了にしてもいいくらい素晴らしいコメントですね(笑)

さらにダメ押しで

「もし信じられないほど優秀なプロに頼めないのなら100%インデックス運用をすべきだ。」

「これはほとんどすべての個人投資家だけでなく、大部分の機関投資家にも当てはまる」


とスウェンセン氏は述べています。




市場に勝てるプロを見つけるのはそもそも困難です。


特に長期間S&P500に勝ち続けるとなると(スウェンセン氏の分析では)4%ほど。

そして困難に打ち勝つ、もしくは幸運により凄腕マネージャーやファンドを見つけたとしても、その長期リターンは努力に見合うほど大きくありません。

多くの勝ち組ファンドのリターンは、長期では市場平均に回帰していきます。

優れたファンドには大量に資金が流れ込み、大型株や流動性の高い株式に投資せざる得なくなります。

すると運用リターンは平凡になっていきます。

あの世界一の投資家バークシャーハサウェイですらこの問題はさけれません。

それでもバフェット達は頑張ってS&P500と戦い勝利していますが、初期のパートナーシップ時代に毎年平均40%近くリターンをあげていたころには及びません。


さらにアクティブファンドには「ファンドマネージャーリスク」があります。

市場に勝ち続ける優秀なファンドマネージャーは出世するなり、独立するなり、リターンが悪化して、平均10年ほどでいなくなるといいます。

(市場に負け続けるファンドマネージャーに至っては3年でいなくなります)

もしあるファンド30年間投資し続けるとすると、その間に3~5人くらい運用責任者が変わることになります。

その全ての運用責任者が、市場平均に勝てる優秀な4%の方が選ばれるづける確率はそう高くはありません。

また、運用するファンドマネージャーもあくまで人間だという事を忘れてはいけません。


どんな優秀な人でも、家庭の問題、年齢からくる衰え、充分な報酬を得たことによるやる気の衰え、自信過剰になるなど・・・

時の力や、人間の抱える感情の問題からは逃れられません。


運用組織もまた人間集団です。


報酬や社内昇進や内部対立、新しいCEOが方針を変える。ベテランリーダーが辞めてしまい社内文化が変わるなど・・・

「現場が崩壊する」可能性も充分にあります。

「敗者のゲーム」で有名なチャールズ・エリスは

「(ファンドで)働く人たちは繊細で、特別な配慮が必要だ。組織の変化は時に致命的なのだ。」

と語っています。


もし、あなたが


〇ファンドを選択する能力ずば抜けて高い。
〇新しく変わるファンドマネージャーの能力を見抜く目が鋭い
〇ファンドの運用現場の些細な変化を見逃さない



・・・などの他人よりもずば抜けたな能力や才能、環境などがあるのでなければ、

インデックスファンドを選ぶ方が賢明だと私は思います。


某有名な方の言葉を借りれば、

「まだアクティブファンド選択で消耗しているの?」

といったところでしょうか?(笑)


いや、もちろん勝ち組ファンドを何十年も選択し続け、ファンドマネージャーリスクなどの変化に対応し、市場に勝つという方法も、それで成功する可能性もあります。

(あくまで「可能性」ですが・・・)

でも簡単に、努力や高い分析力、判断力などの投資能力も必要とせず、市場平均並みのリターンを得られるインデックスファンドがあることを忘れてはいけません。

私はファンド選択とファンドマネージャーリスクがほとんどないインデックスファンドをオススメします。



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