diner-3845889__340

12月4日、米国株式市場はS&P500指数がー3.2%、NYダウがー3.1%、ナスダック総合がー3.8%と、各指数3%以上下げました。


考えられる原因として、

〇米中貿易問題の解決に懐疑的な見方が広がった。

(トランプ大統領と中国側の発言の食い違いや、「90日の猶予」以外の進展はなかったのではとの疑いなど)


〇米国債のスプレット(利回り差)が縮小、逆転。

10年米国債利回りが一時2.9%を割り込む急低下しました。

これにより10年債と2年債の利回りのスプレッドが縮小、5年債と2年債の利回りが逆転しました。

これらがが米国経済の後退を意識させたとの見方があります。

(ハワードマークスも、市場サイクルがどこにあるのか把握するうえで、米国債のスプレットを注目するべき項目にあげていました。)


また、12月5日(水)はブッシュ元アメリカ大統領の国葬・追悼により米国市場が臨時休場だったので、予定外の休場前にポディションを整えたい投資家心理も影響を与えた可能性があります。



S&P500指数の予想PER


ここ1か月で最も下げた11月23日の予想PERは、15.1倍でした

(1995年から23年間の平均PERは16.2倍)

長期的な視点で見てみると、平均的な範囲内に収まっています。

PERだけみれば、そこまで慌てる必要はないように思えます。


米国企業の利益


7-9月期の米国企業の決算は全体的に好調でした。

しかし、今後の慎重な見通しが企業側から示され、アナリストらも12月期のEPS予想を下方修正するなどネガティブな見方が広がっています。

(S&P500企業のEPSの急減速を織り込んでいることはもちろん、米国の景気が厳しい減速局面に突入するのを見越しているような動きとなっています)


GDP、消費は今のところ順調に推移しています。

(ファーウェイCFO逮捕はまだよくわからないので、今日は触れないでおきます)



最近の米国の動きを簡単にまとめてみました。

個人的な感想としては、市場が敏感、疑心暗鬼になり過ぎているような気がします。

ニュースやトランプ大統領の発言一つで、簡単に株価が上がり下がりするような相場です。


私はこんな時こそ、初心に返り、株価ではなく企業を見ることが大切だと思います。

しっかりと利益を出していたり、成長を見込めるにも関わらず、周りやネガティブなニュースに引きずられて、割安になっている優良企業を買うチャンスでもあります。


もちろん、この不安定な相場が短期的なものではない可能性もあります。

何らかのきっかけで株価が下落したまま、米国の経済成長率が低下・さらに景気減退のサイクルに突入し、今後数年間に渡り、米国市場の株価が長期間低迷し続ける可能性もあります。

しかし、そんな時ほど恐れずに、安値でコツコツと株を買い増しておけば、

その先に訪れるであろう「回復局面」「上昇局面」で大きな利益を得ることができると思います。

(米国経済が長期間低迷している間に、どれだけS&P500ETF(VOO)を買い増せるかが、りんりの資産形成の速度に大きく影響してきますので、私はしっかりとその時のために備えていきたいと思っています。)


今日は八戸は大雪が降りました。

北日本の大荒れは日曜まで続くそうです。

とはいえ、車は冬タイヤに変えておきましたし、ストーブもコタツもあって家の中はぽかぽかしています。

外出用のダウンや長靴も用意してありますし、明日は早めに出社しようと思っています。

というように準備をして備えておけば、予想外の大雪にも充分対応できます。

厳しい北国の冬も、株式市場も備えることが大切です。

流石に「今年の何月何日に大雪が降る」とまで当てることはできませんが、「そろそろ冬が来るから準備しておくか」くらいの事は簡単にできると思います。

「備えあれば患いなし」

来年以降の不安定な米国市場に対する備えを忘れないよう心がけていきましょう。