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配当は株式に投資をする大きなメリットの一つです。

初心者の方から、玄人の方まで配当を貰って嬉しくないという方は少ないと思います。

配当金だけで生活できたらなぁ・・・なんて考えたことがあるのは私だけではないと思います。

所謂不労所得であり、米国株投資家なら3か月に一回の楽しみでもあります。(そして増配も楽しみの一つですよね)

今日はそんな配当金とS&P500指数の関係を見ていきたいと思います。

(分配金というのが正確な箇所もでてくるかと思いますが、便宜上この記事では全て配当金と記載します)


1926年~2017年のS&P500指数の年間リターンの平均は約10%、そのうち配当による年間リターンの平均は4.2%でした。

つまりS&P500指数のリターンの42%は配当によって生み出されているのです。


そしてこの配当と複利運用が組み合わさった時、S&P500投資家にとって素敵なことが起こります。





配当再投資戦略

その名の通り、受け取った配当金を使い、株式を購入し、保有株式を積み増すことで、複利的に保有資産の増大を図る戦略です。

シーゲル教授の研究などで有名ですね。

この戦略が有効なのは、何も個別企業の株やディフェンシブ銘柄だけに限りません。



〇S&P500の配当を除いた場合のリターン

1926年1月1日に、S&P500に1万ドル投資した場合、2017年1月1日には約170万ドルとなります。

市場価格の上昇だけでも、まあ悪くない投資のように思えます。


〇S&P500の配当を再投資した場合のリターン

1926年1月1日に、S&P500に1万ドル投資した場合、2017年1月1日には約5910万ドルとなります。


その差は約35倍となっています。

配当金と配当再投資戦略、そして複利のすごさが改めてわかる数字です。

シーゲル銘柄や個別企業だけではなく、S&P500指数にも配当再投資戦略は有効なのです。



S&P500は安定した配当銘柄?

S&P500は連続増配銘柄だ!配当貴族だ!と書けたらインパクトがあるのですが・・・

残念ながらS&P500の一株当たりの年間配当額は、過去何度か減配しているため当てはまりません。(笑)


しかし、S&P500の配当はびっくりするくらい安定しています。

過去大きく減配したのは、1929~33年(大恐慌)1938年(大恐慌の影響があるなかでの金利上昇、金融引き締め)2008年~2009年(リーマンショック)の三回だけとなっています。


1926年には0.98ドルだった1株当たりの配当金は、2016年には45.70ドルとなっており、長期的にはゆるやかな上昇トレンドがあります。

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参考 ジャック・ボーグル インデックス投資は勝者のゲーム


配当再投資と長期間複利運用を考えたときに、S&P500ほど心強い銘柄はそう多くないと思います。

(しかも、個別企業と違い倒産リスクがありません。)


また、私はS&P500指数にETF(VOO)という形で投資しており、配当金も再投資していますが、(S&P500指数に連動する)投資信託を利用すれば、その手間すら掛かりません。


初心者の方でも簡単に、配当金再投資と複利によるS&P500の魅力的なリターンを手にすることができます。


ただこの素晴らしい戦略とリターンを邪魔するものがあります。


それは手数料です。投資信託などで高コストのファンドを選んでしまうと、例えS&P500といえど、配当収入の多くを経費として食いつぶされてしまい、リターンが悪化します。


それさえ忘れなければ、「S&P500+配当再投資+複利」という投資戦略は、初心者の方から玄人の方まで、また20代からリタイア前後の世代の方まで、幅広い層の方々の資産運用の強い味方となるでしょう。

ポートフォリオの中心・主役・メインとして使うもよし!!

個別企業や別の資産に投資しつつ、万が一の保険やポートフォリオのベースとして、数十%ほど混ぜるもよし!!

S&P500は正にユーティリティープレーヤーで、いろいろな使い方ができます。

自信をもって他の人に勧めることができる、具体的な投資戦略や銘柄ってあまり多くないのですが、S&P500を使った配当再投資戦略は間違いなくお勧めできる戦略です。


これから投資を始める方、何から手をつけていいか迷っている方、年末年始ポートフォリオを見直そうと思ってる方は是非考慮してみてはいかがでしょうか?

りんりはこれからもS&P500ETF(VOO)に投資をしていきます。




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