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1970年から2016年までの47年間、S&P500指数の年間崩落率は+37%~-37%の間を激しく変動してきました。


この間の長期での年平均崩落率はだいたい+10%となります。

おそらく多くの投資家は平均リターン10%という数字に満足したことでしょう。

しかし、この「平均」というのが今日のポイントとなります。


問.1970年から2016の間に、S&P500指数が平均リターン̟から±2%(8~12%)の範囲に収まった年は何年あったでしょう?


ヒント そんなに多くはありません


答え ・・・3年


逆に平均から大きく(±20%以上)離れた年は13年もありました。



米国株式市場やS&P500というと右肩上がりのチャートをイメージされる方が多いかと思います。

しかし、1年単位でみると大きく変動があるということも忘れてはいけません。

複利計算器等でシュミレーションするときのように、綺麗に毎年10%ずつ増えていくのではなく、増える年もあれば、当然資産が減る年もあるわけです。

よく見る右上がり曲線のように綺麗に資産が増えるのではなく、

上下を繰り返しながら増えていくということを肝に命じておきましょう

下がった時にパニック売りをしてしまえば。長期で平均10%のリターンという素晴らしい成果をみすみす逃してしまう事になります。

今日のポイント

「S&P500指数は、長期での平均崩落率は約10%だが、年単位では大きく上下し平均値になる年は少ない」





よく市場のサイクルは「振り子」に例えられます。

好調時は強欲・楽観主義・将来への期待などによって、平均点を超えて大きく上昇します。

それが限界に達すると下落に転じ、今度は逆に悲観主義・過小評価・恐怖などから平均点でとまらず、平均を超えてからも大きく下落を続けます。

こうした投資家心理のサイクルは、実際の企業や経済の価値よりも大きく株価を揺れ動かします。


そんな市場のサイクルに対してS&P500投資家がとるべき行動は大きく分けて二つ。

1.市場サイクルや一時的な株価を気にしない。(バイ&ホールド。ドルコスト平均法で積立など)

2.市場のサイクルを利用する。(下がった時に買ったり、高値で売ったり)


どちらも一長一短ですが、初心者の方は1の方が簡単かつ成果が出せると思います。


りんりはS&P500ETF(VOO)を毎月10万づつNISA口座でドルコスト平均法のような形で購入しています。

また安くなった時にVOOを買い増すの現金を確保しており、できたら2の市場サイクルも利用して、パフォーマンスの向上を目指しております。


みなさんは市場サイクルと戦う道、戦わない道どちらを選びますか?


最後にテンプルトン卿の有名な言葉で閉めたいと思います。

「上昇相場は悲観主義から始まり、懐疑主義が強まるにつれて、さらに勢いを増す。楽観主義に移行することには成熟期を迎え、市場が陶酔感に浸る時に終焉を迎える」





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