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今日は米国の有名投資家デイビッド・スウェンセンとその投資手法について記事にしたいと思います。

デイビッド・スウェンセンはエール大学のCFO(最高財務責任者)として、任期の27年の間に資産10億ドルを239億ドル(約24倍)に成長させ、年利回り13.9%という素晴らしい実績をあげました。


私の尊敬する、ジャックボーグル氏やウォーレンバフェット等、超大物投資家達もデイビッド・スウェンセンを称えるコメントをしています。

そんなデイビッド・スウェンセンのとある発言にりんりは「衝撃」を受けたので、まずはそちらから紹介します。


デイビッド・スウェンセン曰く

「1990年代後半には、ポートフォリオを分散投資する必要がどこにある?S&P500を所有するだけでいい!、という人が多かった。」

「当時はたまたま利回りが一番高かったのが株式だったので、そこだけに目が向いていたのでしょう。(中略)」

・・・・・!!!


さらに発言は続きます。

「1990年代初期に飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本株に全額投資をしていたら、90年代終わりには惨めな状態に陥ったはずです。」

・・・・・!!!!

これ・・・バブル期に育った日本人であり、S&P500投資家のりんりを完全にイジメにきてませんか?(震え声)笑。


一つ目の衝撃が収まる前に、すかさず第二撃目を打ち込まれる、まさに「二重の極みを」をくらった気分です。笑


と冗談はさておき・・・


デイビッド・スウェンセンは

〇常に最高の資産クラスと同じ利回りを享受することは望めない。

〇次にどの資産クラスが最高の利回りをもたらすか、誰にもわからない。

という理由から複数の資産クラスにまたがった分散投資を勧めています。


また個人投資家が高い利回りを実現するには

1.資産配分
2.いつ市場で売買するか(タイミング)
3.銘柄選択

この三つのツールしかない。その中で圧倒的に重要なのは資産配分だと語っています。

そこで「エール・モデル」として有名な彼の資産配分を見ていきたいと思います。


「エール・モデル」とは簡単に言うと


〇ポートフォリオを5~6等分してそれぞれを違った資産クラスに投資する。

〇長期的戦略(長期投資)を採用する

〇低利回り資産(債券・商品取引)より株式に重点を置きつつ広範囲な資産配分をする。

というような投資モデルです。

またパッシブ運用、インデックスファンド(バンガード社)を利用した分散をデイビッド・スウェンセンは勧めています。


それではもう少し具体的に見ていきましょう


デイビッド・スウェンセンが重要と考える資産クラスは6つ

〇米国株式
〇米国債
〇米国物価連動国債(TIPS)
〇先進国外国株
〇新興国外国株(エマージング・マーケット)
〇不動産投資信託(REIT)


これを以下の基準に合わせて配分していきます。

〇株式70、債券30%がベース
〇特定の資産に30%以上投資しない



結論

最後にデイビッド・スウェンセン氏が個人投資家におすすめのポートフォリオを紹介します。

まずは株式70%の比率から

米国株式 30% 

(最も重要なのは米国経済の回復力を過小評価しないこと、とのこと)

新興国      10% (エマージング・マーケット) 
先進国外国株   15% (除く米国)
不動産投資信託  15%     (REIT)

債券は30%は

米国債           15%
米国物価連動国債(TIPS)  15%  (インフレ対策)

そして長期的「バイ&ホールド」戦略をとれば、現在の市場でも個人投資家がお金持ちになることは可能だとデイビッド・スウェンセンは言います。


「分散投資をするのはこのためです。将来の市場動向を言い当てられるほど、私は賢くない」


デイビッド・スウェンセンの「エール・モデル」と個人投資家向けのポートフォリオ、そして考え方を簡単に説明しました。

具体的な銘柄までは言及していなかったので、私も断言することは避けますが、

「バンガードのインデックスファンドを勧める」というヒントから、デイビッド・スウェンセンの理想のポートフォリオにかなり近いものを私たち個人投資家も「簡単に」再現できるのではないでしょうか?


(りんりが言うのもなんですが・・・)

この分散型ポートフォリオ、理にかなっていてなかなか良いとと思います。

特にこれから投資を始める方や、長期分散投資をしている方は参考にしてみてはいかがでしょうか?


りんりはS&P500ETF(VOO)に投資を続けます。

が、リタイア後は少しリスクを抑えて「エール・モデル」のような分散投資も悪くないかなと思う今日この頃でした。



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