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10月の米国株の下落によって最近市場が騒がしく、株の値動きや今後の市場を予測するようなニュースが飛び交っています。

私はそんなニュースに一喜一憂することなく、今後も自分の戦略を貫きS&P500ETF(VOO)を買い続ける予定です。

(むしろまだまだ積み立て序盤なので、暴落や数年単位の市場低迷も大歓迎です。)


しかし初心者の方や米国株投資を始めたばかりの方は、正直不安や後悔を感じているかもしてません。

(気持ちは察しします。)

そこで今日は特にそういう方たちの投資判断に、少しでも役立てばと思い記事を書いていこうと思います。


市場がこのような時こそイメージやニュースの印象だけで判断せず、しっかりと現実を見つめることが大切です。

現実を把握するうえで、重要な情報の一つの目安として、

アメリカ商務省が26日に発表した第3四半期の速報値見ていきたいと思います。


まずはポジティブな数字から

〇GDP(国内総生産)速報値  前期比年率3.5%増

〇個人消費 年率4%増  (4年ぶりの高い伸び)

〇個人消費の寄与度(GDPに対する貢献度) +2.69% 

〇失業率 3.7%  約49年ぶりの低水準 労働市場はほぼ完全雇用状態

(求人件数は過去最高の710万件)


次にネガティブな数字

〇9月の貿易赤字 760億4000万ドル 月間ベースだと過去最大。
(これまでの最大は2008年7月の 760億3000万)

〇輸出  -3.5%

〇輸出の寄与度(GDPに対する貢献度) -1.78%

〇輸入の急増 (中国製品への関税率が10%から来年に25%にあがるため駆け込み需要が増加。)

〇来年2月には更に自動車と自動車部品にも輸入関税が導入される可能性あり。

〇企業の設備投資の動きが鈍くなる 0.8%増 (前期は8.7%増)





まずは数字をわかりやすく簡単に紹介しました。

GDPの伸びからもアメリカ経済の力強さを感じます。

全体の印象としては消費拡大、好調な労働市場などが、貿易赤字増加のマイナス面をカバーしています。

(また12月の減税により景気は押し上げられているという見方もあります。)

今のところまだ貿易赤字の増加によるダメージは、米国経済全体で見れば表面化するまでには至っていません。



以下は、私の個人的な感想です。(とばしても構いません笑)

前々からトランプ大統領がやると言っていた政策をやってるだけなのですが、その政策の影響は私の予想していたものよりも、実はかなり合理的なものだった・・・のかもしれません。


トランプ「一体いつから過激な政策を行っていると錯覚していた?」

私「なん・・・だと・・・」

となる日が将来くるかもしれません。笑


もし今回の商務省が発表したような数字を見越して、トランプ大統領が全て計算の上で経済政策をやっていたとしたら、絶妙なバランス感覚の持ち主といえるでしょう。

数字だけみれば、中国などにダメージを与えつつ、自国は貿易赤字のマイナスを他の政策で補い、結果的にプラス成長ですから。

(もちろん、偶然・単に運が良かっただけ説も私は捨てきれていませんが・・・笑)





話が少しそれましたがまとめます。

第3・四半期の数字を見る限り貿易赤字のダメージはあるものの、経済全体を総合的にみれば、今現在の時点ではそこまで心配するほどではありません。


しかし、今後は少し不安な要素があります。

〇中国製品への関税率が10%から来年に25%にあがる。

〇来年2月には更に自動車と自動車部品にも輸入関税が導入される可能性あり。


これらの要素は更に貿易赤字を加速させるのは必至です。今後のアメリカとトランプ大統領の動きには注意が必要でしょう。


来月まずは中間選挙、そしてG20で習近平国家主席との会談とイベントが続きます。


こういう時こそ

精神的に余裕を持ち冷静に判断する事が重要です。くれぐれも焦って間違った投資判断をしないようにしましょう。

(繰り返しますが、今のところ数字の上ではアメリカ経済は力強さを見せております。)

また精神面だけではなく、資金的にも(現金保有率等を高めるなどして)いつもより余裕を持って構えておくこともいいかと思います。


月並みなアドバイスになってしまいましたが、未来を悲観し過ぎず、でも過度に期待しすぎず、現実をしっかりと見据えて。


ウォーレンバフェット曰く「潮が引いたとき誰が裸で泳いでいたかわかる」

去年までの比較的安定した上昇相場では裸で泳いでいた人も楽しく泳げていたでしょう。

しかし今後はリターンだけでなく、リスクともしっかりと向き合い、上手く付き合いながら(水着をしっかりとつけて)投資していきましょう。



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