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世界一の投資家ウォーレンバフェットの師匠と言えば、「ベンジャミングレアム」が有名です。

グレアムは「バリュー投資の父」「ウォール街の最長老」とも呼ばれています。

その最大の功績は、企業の価値に対して割安な株を購入する「バリュー投資」をあみだし、(デイビットドッドと共に)「証券分析」「賢明なる投資家」という今なお残る名著を書きあげた事があげられます。

彼の教え子にはウォーレンバフェットの他にもシュロスやアービングカーンなど、凄腕のバリュー株投資家を何人もいます。彼らはグレアム・ドッド村の投資家と呼ばれています。






またウォーレンバフェットにはもう一人「フィリップ・A・フィッシャー」という師匠がいることでも有名です。

フィッシャーと言えばバフェットも絶賛した名著「株式投資で普通でない利益を得る」でご存知の方も多いと思います。





二人ともバフェットの師という点では同じですが、その投資方法や哲学は全くの別物です。


フィッシャー本人はこう述べています。

投資には2通りのアプローチがあります。」

「ベンジャミングレアムが確立した、あまりにも株価が低いため損しようがない株を見つける方法があります。株価が下がりようがないなら、いずれ上がるという寸法ですね。」

「それに対して私のアプローチは、よい投資先であればいずれ成長する、というものです。この長所は比較的短期間で株価が上がることです」

「もちろん上がるのに時間がかかるものもあれば、見誤ることもあります。それでも本当によい株の場合は短い間に大きなあがり方をするものです」


またフィッシャーと言えば周辺情報利用法(ライバル企業や顧客、出入り業者から話を聞き、その業界や企業の実態を知る)というスタイルが有名です。


バフェットは「私の投資哲学の85%はグレアムから、残り15%はフィッシャーから成り立っている」と発言しています。


バフェットは言います。

「幸い投資の世界では天国に至る道は一つではありません。どちらの流儀を実践しようとも腕と洞察力があれば報われる。」

「幸運な事に私は人生の早い段階で、両派の優れた人物を見い出せた。結果的に二人の考えを融合させて、非常に大きな利益を得てきた。

「フィッシャーの手法を使って、そのビジネスを徹底的に理解し、それをベンから教わった定量的手法と組み合わせれば、人は賢明な投資を為すことができるだろう」


バフェットの参謀チャーリーマンガーは「バフェットはベンジャミングレアムを超えた」という発言をしています。

まさに上記の内容が師であるグレアムを超えた大きな要因の一つでしょう。




投資の手法や理論は星の数ほどあります。

何も一つの方法だけで、無理に縛りプレイをする必要はありません。


バリュー投資をしながら、FANGなどの成長株に投資するのは何も悪いことではありません。

FANGに投資をしながら、シーゲル流の配当再投資戦略でフィリップモリスやコカ・コーラを買ってもいいんです。

自分のいいと思う理論をどんどん吸収して、自分なりの「投資哲学を作り上げる」ことが大切だと私は思います。

そのためにはやはり読書などの勉強と日々の実践経験が重要となってきますよね。


そして、フィッシャーは投資哲学は「成長する」と著書に残しています。

私の拙い投資哲学もいい感じに成長出来たらと思う今日この頃です。






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