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日経新聞の今朝の記事にとてもおもしろい内容が載っていました。

日経新聞「投信成績表」初の全社開示

金融庁の要請で、「成果指数(KPI)」を全ての金融機関が公表することになりました。

これにより個人投資家が「投資信託を購入した投資家がどのくらい利益をあげ・損をしているのか」など各金融機関の比較が簡単にきるようになりました。

むしろ今までなかったことに、日本の投資環境の闇を感じます笑。

(顧客の利益よりも、金融機関の手数料や販売目標優先的な・・・笑)

でも最近の金融庁の動きや、NISA・イデコの導入。海外投資や情報へのアクセスのしやすさなど・・・

昔に比べたら、我々個人投資家の投資環境は徐々に良い方へ向かっていっているような気がします。





さて、肝心のKPIの内容なのですが・・・

大手銀行系は結構ひどいですよね。特に三菱モルガンやみずほ銀行あたりはえぐい数値です。


ちなみに今回は設定から5年以上の投資信託の数値とのことです。

しかし(あくまで含み損とは言え)この5年の国内外も比較的好調だった市場と相場で、「投資信託はこうなるのか」と思うデータでした。



60代の親戚は「(営業にくる)相手が人間的に信頼できるか」を投資の判断基準としてすごく重きをおいているようでしたが・・・

「銀行だから安心」「信頼できる人(営業マン)だから」「お付き合いがあるから」などで、こんなに投資信託を買わされ、損をしている人がいると思うと少し切なくなります。


相手の人間性と「投資商品の質やリターン、リスク」はあまり関係ないry・・・

というか「本当に素晴らしい性格で、人格的にはすごく信頼できる営業マン」が、本人自身は「これは本当に素晴らしい商品だ」と思い込んで「善意で実はひどい商品」を薦めていたら・・・

私の親戚にとっても、人格者の営業マンにとってもお互いに悲劇が起こったはずです。

「信じていた人から勧められた商品が・・・」
「信じて売っていた商品が・・・」

そんな話は昔からよくあるわけで・・・。


親戚はその商品の購入を踏み留めてくれました。


その一方とあるお店を経営している友人は、「私個人なら絶対に買わないし、オススメもしないような保険商品」を将来のためにと契約していました。

笑えない喜劇を見ているような、お金の無駄と苦い結末にならない事を友人として祈っています。



情報弱者が悪いのか?売る方が悪いのか?思うところはありますが・・・

都会の銀行や証券会社の営業マンの方々には、本当に会ったこともないのでわかりませんが・・・。

私の知る田舎の銀行や信金・農協・郵便局の営業マンの質(知識や話す内容など)や、扱っている商品・手数料など・・・

ほぼすべての面で本当に

「・・・えげつねえな」

です。


青森県内の地銀などの金融機関では唯一「eMAXISシリーズ」なども扱っており、比較的マシだと思われる「青森銀行」でさえ、全体的に手数料は高く、「eMAXISシリーズ」もそこだけ扱うのか・・・というような個人的に微妙なラインナップとなっています。






地方の話にそれてしまいましたが、KPIの話に戻しますといい点や学ぶべき点も見えてきます。


まずは独立系の金融機関「コモンズやレオス(ひふみ投信で有名)・セゾン」などの大健闘。


上位の会社が大きくプラスなのは積み立てで長期投資している顧客の多さがあげられます。


コモンズは顧客の79%が積立投資をしています。そのうち2016年以前から継続している方の99%が、17年以降だと80%以上がプラス収支とのことです。


あらためて積み立て投資の威力がわかるデータです。

投資初心者の方だけでなく、投信を買うならやはり積立で買うのがベストといえるでしょう。


今後もこのようないい景気が続くとは限りませんが、市場が悪化しても積み立て投資なら市場が安くなっている間に効率よく積み立てることができるので心配は少ないと思います。


今回のKPIの感想としてまとめると

〇大手銀行だからと安心しないこと。
〇非大手銀行系やネット系金融機関は意外と検討
〇長期の積み立て投資は有効

があげられます。

今後このような情報開示によって、日本の金融機関も個人投資家等の(公正な)目に晒され、改善やいい意味での競争が始まると予想されます。

手数料等がさがってくれたら本当に嬉しいんですけどね笑。

そんなよりよい未来を期待しつつ

私はこれからもS&P500ETF(VOO)に積み立て投資を続けます。









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