台風の被害のニュースをみて心を痛めているりんりです。
被害に遭われた方に対して上手い言葉は出てきませんが、3.11で津波などを経験した東北民として心より一日も早い復興を祈っています。


私がニュースを見て一番印象的だったのは関西国際空港のタンカーの衝突です。

今回の事件が起こるまでタンカーが衝突して陸への連絡路が絶たれるなどと誰が想像したでしょう?


(個人的には陸への連絡路が一本の橋だけというのは、港町に住む飛行機に乗ったこともない田舎者からすれば結構怖いのですが・・・)


私は現地に行ったことも、空港を利用したこともないので現場についてよくわかりません。ですがあの連絡路の橋を使用するのは、普段関西国際空港を利用する人にとっては当たり前の事だったのでしょう。


実際、一昨日まで関西国際空港への連絡路は橋一本で充分事足りていました。建設時に一本にしたのは、やはりそれが一番効率的だと考えられたからでしょう。耐久性などももちろん考慮されていたはずです。

ですので9月3日に空港を利用した人の中に、「明日タンカーがぶつかって橋が通れなくなるかも」なんて考えながら橋を渡った人はまずいなかったと思います。


事件が起こった後では今の私のよう後付けバイアス増し増しで何とでも言えます。それも承知でいいますが・・・

「効率的」で「今まで問題もなく」「誰もが安全(少なくとも危険だと思っていない)」というような建築物でもたった一度(数時間程度)の台風や災害でその意外な脆さを露呈してしまいます。


私が被災した3.11の時の津波や原発もそうでした。

また脆さは連鎖的に拡大します。

今回の件は橋自体の強度や予想外の台風に対するタンカーの行動だけが問題ではありません。停電や災害時の空港内の人間の把握に相当の時間がかかること。外部への連絡手段や大人数を避難させる方法の不足も問題だったと「後になって」わかってきました。

もしくはわかっていても、実際に起こると充分に対応ができなかったのかもしれません。



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さてこのブログは投資ブログですので、金融市場の話に戻ります。

金融市場にも似たような事は(「効率的」で「今まで問題もなく」「誰もが安全」と思われていた商品が予想外の脆さを発揮する)過去何度もありました。

勘のいい方や賢明な投資家の方々ならすぐにいくつか思いつくかと思います。


金融市場ではバブルがよく引き合いに出されますが、バブル以外にも株価が低迷する局面は多々あります(政治、外交、貿易、金利、戦争など・・・)。


私の尊敬する世界一の投資家ウォーレンバフェットは「満ちていた潮が引いたとき、誰が裸で泳いでいたかがわかる」と発言しています。

何も備えずに市場の波を泳いでいては、やがて潮が引いたとき自分の愚かさを露呈してしまいます。


では、備えるとは具体的にどうすればよいのでしょう?
簡単に思いつくこととしては

①現金を持つ

現金保有率を高めることは暴落に対する基本的な防衛手段となります。ドル、円などどの通貨をもつかは意見がわかれるところです。また現金保有率を高めすぎるとリターンが下がることが頭を悩ませます。

②たぱぞうさんのブログを見る笑

2018年9月4日の記事に私の書きたかったことが全て載っています(勝手に紹介されていただきました。申し訳ございません。問題がありましたら削除いたします)

私も以前記事にしたことがありますがBND、BNDX、またウォーレンバフェットが勧めるように米短期債というような、債券や債券ETFという選択肢があります。

それぞれの比較、特徴は米国株ブロガーのたぱぞうさんが偶然にもちょうどいい感じにまとめてくれています。

是非一読してみてください。(私は現時点ではBSVよりBND派です笑)

ちなみに世界一の投資家ウォーレンバフェット氏も資産の10~15%くらいは現金や米短期債を保有しています。

債券という選択肢は当然ありです。

③株式などのペーパーアセット以外に投資する(不動産・金など)

複数のアセットに資産を分散することは、株式が暴落した時の保険になります。ただ当然税金面なども含め複数の分野に渡り勉強が必要です。また自分自身に投資をして資格をとったり、副業等で複数の収入源をもつこともリスク管理の面で有効といえるでしょう。


(ちなみに私は超ド田舎に一応畑(今は使っていないので雑草だらけ)を持っています笑)

などの方法があります。


以下は私の個人的な考えですが、

特に現金を持っていれば、脆さで市場が下落してた際に安く株を購入し保有数を増やす事ができます。脆さに耐えるだけでなく脆さを利用して(=反脆弱性)資産を増やすという戦略がとれます。


レバレッジやフルインベストメントが資産を増やす上で早く、また効率がいいのは過去のデータを見ても理解できます。

しかしながら、効率を追い求めすぎると想定外の事態にどんどん脆くなります。

明日、来週、来年何が起こるかわからない世の中です。何が起こってもなんとか対応できる(市場から退場しない)くらいの余裕は最低限必要だと私は思います。

少なくとも過去200年においては「米国市場にいつづけさえいれば」長期では資産を増やすことが出来たのですから。


というわけで私は10%以上の現金を保有しつつ、S&P500ETF(VOO)に投資します。

しかし、もう少し年をとったら債券も考えるかもしれません。


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