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「なぜ投資をするのか?」

という問いには、人により十人十色の答えがあると思います。

「お金持ちになりたい」「家族のため」「老後のため」「早期リタイア」「そこに株があるから」などなど・・・


では逆に「なぜ投資をしなければならないのか?」「なぜ貯金だけではダメなのか?」という問いはどうでしょう。


その質問に対する答えとして「インフレリスク」「資産集中リスク」がよくあげられます。

今回はそのうちのインフレリスクについて記事にしていきます。


インフレとは「インフレーション」の略で日本語でいうと「物価高」と略されることが多いです。

モノやサービスの全体の価格(物価)がある期間において持続的に上昇することです。


例として

約60年前の月給は100円だった。→昔は一月100円以下で生活できていた。

某ハンバーガーが昔は50円だったのに100円に値上がりした。


など、これらは全てインフレの影響です。


(注、技術の進歩や生産量の増加などの企業努力により、インフレ中でも例外的に値段が下がる商品もあります)



インフレがなぜリスクで恐れるべきものなのかというと

お金(貯金)の価値を目減りさせてしまうからです。



例えば、60年前の月収100円のサラリーマンが、死ぬほど節約して一年間で年収全て1200円貯金したとします。彼は凄い努力をして貯めた1200円を60年後まで1円も使わず大切にタンスに貯金していました。(かなりの頑張り屋さんです。)



すると・・・なんということでしょう。

60年前は1年は余裕で暮らせたはずのお金が、なぜか今では1日の食費分くらいにしかなりません。


これが物価上昇の怖さと貯金のリスクです。


インフレ中はたいていの場合、給料も物価上昇に合わせて上がるので、生活は一応成り立ちます。


しかし、貯金などの資産の価値は(最低でもインフレ率と同等以上の利子や運用成績を収めていかないと)どんどん下がっていきます。


さらにもう一つ例をあげます。

銀行預金が0.01%。物価上昇が(政府の目標の)2%だとします。

100万を1年間銀行に預けた場合

現在  預金100万    物の値段 100万  
1年後 預金100万1千円  物の値段 102万 

となり元々100万円で買えていたものが102万円になってしまい、預金をしているだけでは差額19000円分損をしたことになってしまいます。



なぜ、過去に何度も実際に起きていて、今もなお世界中で起こっているインフレを全く無視することができるのでしょうか?


諸説ありますが、健全な資本主義経済では緩やかなインフレが理想とされています。つまりインフレが起こるのが普通なのです。



インフレは数%ずつゆっくり進むので、実生活において気づきにくい点も注意が必要です。

十年、数十年単位で比較して実感としてようやくはっきりとわかるのですが、その間も毎年少しづつ貯金の価値は目減りしていくのです。


読者の方の年齢にもよりますが、20~30代の若い人ほど貯金以外の選択肢が重要になってきます。



記事の最後に日本のインフレ率の推移を記載します。

70年代は凄い速度でインフレが起きています。アメリカなど諸外国でも各国似たような時期はあります。また90年代後半から2000年代はマイナス成長つまりデフレが起きています。

2014年からはアベノミクス効果でしょう。インフレ、物価上昇傾向に戻りつつあります。

ちなみによくニュースでインフレ目標2%に届かずと言っていますが、あれは前年と比較して2%と言う意味です。

2014~2017の3年間で見た場合、2%以上しっかりインフレしています。
さらに消費税も+3%あがったので、最低でも5%程度は確実に私たちの資産はダメージを受けています。


それでもまだ貯金だけでいいのでしょうか?

少なくとも物価上昇率と増税分以上の資産運用は必要だと私は考えます




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1970年からの日本インフレ率

1970 6.06%
71 6.35
72 5.07
73 11.65
74 23.16
75 11.57
76 9.44
77 8.12
78 4.38
79 3.60
80 7.81
81 4.83
82 2.82
83 1.87
84 2.20
85 2.15
86 0.59
87 0.00
88 0.70
89 2.31
90 3.05
91 3.40
92 1.59
93 1.36
94 0.62
95 -0.10
96 0.10
97 1.84
98 0.60
99 -0.30
2000 -0.70
01 -0.71
02 -0.91
03 -0.31
04 0.00
05 -0.31
06 0.31
07 0.00
08 1.44
09 -1.42
10 -0.72
11 -0.21
12 -0.10
13 0.42
14 2.69
15 0.81
16 -0.10