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アメリカのGDPは通常+5%から-2%の範囲で成長してます。

バブルの前後などは大きく振れる時もありますが、それでも上のブラフからわかる通り、何10%も極端に上下することはありません。


経済の成長や、景気の浮き沈みは企業の利益に大きく影響します。

GDPの拡大は「消費の拡大、需要増加」をもたらします。

そして「生産量と販売価格の上昇」→「雇用拡大と賃金の増加」→「更なる消費の拡大、需要増加」

というサイクルによって企業利益の拡大をもたらします。

しかし景気サイクルに応じて、需要や利益が大きく変化する産業もあれば、そうでない業種もあります。


今日は産業・業種ごとの特徴を簡単にまとめてみたいと思います。

利益を狙う攻撃的な投資家の方も、生活必需品などで身を固める防衛的投資家の人も参考にして頂けたら幸いです。




〇工業製品の部品・原材料を扱う企業は景気の影響を直接的に受ける


(化学・金属・プラスチック・エネルギー・電線・半導体など) 

〇食品・飲料・薬品などの日用品は景気に左右されにくい。

ただし、完全に影響がないわけではありません。

景気後退時には安い食品を買ったり、外食を控えたりしますし、好景気には逆になります。

景気が悪化し、家計が苦しくなると、最悪家賃、光熱費、医療費、食費などどれかを削る必要に迫られます。そうすると食品などの必需品の消費ですら減る可能性があります。

どんなときも「絶対に生活必需品企業の利益が落ちない」というわけではありません。

(それでも、他の業種よりは大分マシなのですが。一応過信し過ぎには注意しましょう)


〇低価格の消費財に対する需要はさほど変わらない。

(新聞、ダウンロード販売のデジタルコンテンツ、生活衣料品など)

〇高価格の消費財や旅行等の需要は激しく変動する。


〇高額の耐久財は景気サイクルの影響を大きく受ける

(個人では自動車、住宅、企業では、工場設備やトラックなど。特に融資の受けやすさに左右されるものは景気サイクルの影響を大きく受ける)

〇日常的なサービスの需要はあまり景気によって変動しない。

(通勤に使う公共機関など。また散髪のように低価格で、貯蓄できず絶えず購入する必要があるサービスは景気によって需要が大きく変わったりはしません。)

でもりんりのように、髪を切りに行く期間を毎月一度のペースで行ってた人が、節約のため1月半に一回にする人もいます(笑)

〇またiPhoneがわかりやすい例ですが、新製品の導入や技術の向上、値下げなど景気以外の要因に需要が左右されるものもあります。




と大まかにまとめましたが、ほとんどの商品は売上は経済成長や景気の影響を受けます。

GDP成長率が高い時は売上は力強く拡大し、成長率が低い時は、売上も低めの伸び、最悪減少したりします。

ゴールドマンサックスの予想では米国GDP成長率が2018には2.9%から、2020年には1.6%になると予想しています。

詳しくはこちらのリンク記事をご覧ください↓

2019年2020年のS&P500のEPS予想


来年以降は、GDPの低成長が予想されています。

あくまでも予想なのですが、「不確定な未来に備えること」こそ賢明な投資行動だと私は思います。

今年も残り少なくなってきましたがリバランスなどこれから行う方は、景気による需要や売上の変化、今度の景気サイクルも考慮に入れてポートフォリオを見直してみるのもといいかと思います。


いきなり方針転換して生活必需品の個別株を購入しろとはいいませんが、(景気に左右されにくい業種の)ETFくらいならスパイスや景気後退局面への保険として取り入れ易いかもしれません。


りんりは来年以降もS&P500ETF(VOO)に投資を続けます。

しかし、市場のアウトパームを狙う方は防御をすることも忘れてはいけません。

株価や市場全体が下落する局面では、自分のポートフォリオの下落幅が市場平均の下落幅よりも少なければ、市場をアウトパームすることができます。

また市場の下落時や、景気後退局面で、しっかりと余力を残しておけば、安値で株を購入し、他人より更に次の上昇局面に備えることができます。

ここ数年は概ね順調な上昇相場で(特にIT銘柄を)攻めれば、攻めるだけ利益がついてきたので、ついつい忘れがちになりますが、そろそろ守備にも目をむけてみることもお勧めします。




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