少し昔の話をしましょう。
アメリカとソ連が競い合って宇宙開発していたころの話です。

NASAの実験中に、宇宙空間では従来のボールペンではインクが出ず、文字が書けないことが判明しました。この問題に対してNASAは予算と人員を割いて研究を重ね、ついに無重力でも使えるボールペンを開発しました。


・・・一方ソ連は鉛筆を使っていました。


という有名な小話があります。


今回の件で私達が得る教訓は「アメリカの、NASAの開発力は素晴らしい。」ではありません。
「ソ連がウラル山脈より高い理想とバイカル湖より深い思慮を持ってる」という話でもありません。


「宇宙空間で文字を書く必要がある」という問題がありました。
アメリカもソ連もそれぞれの方法で解決策を見出し、結果として双方とも宇宙空間で文字を書き記録することができるようになりました。


さてこれの話を投資に置き換えてみましょう。

例として、A太君とBさんがいるとします。二人とも10年で資産を倍にしたいと思っています。

A太君はとても研究熱心で頭もよく努力も惜しみません。米国株のみならず世界中の個別株、債券に投資をしています。企業分析もチャート分析も時間を惜しんで行い、デイトレも長期保有も駆使して、経済学、心理学、統計学などあらゆる理論を駆使して利益を上げ、資産を増やそうとしています。


Bさんは・・・S&P500ETFを購入した。


A太くんとBさん、長期のリターンがほぼ同じで両名とも目標を達成できた場合、あなたはA太君とBさんどちらの手段を選択しますか?


A太くんは知識と経験は得られるでしょう。しかし時間対効果や労働に対する見返りはさんざんです。

Bさんは特に努力もなしにプロ並みのリターンを得ながら、時間を自分の好きな事をできたはずです。空いた時間は趣味や勉強に使ってもいいですし、副業をして更に稼げたかもしれません。


目標を達成するため、さまざま方法や選択肢があるとしたら、その中で最も効率がよくかつ簡単な方法を選択して目標を達成するのが合理的と言えるのはないでしょうか?


だから私はS&P500に投資をします。
ウラル山脈なんて1000メートル級の山じゃ物足りない。俺は世界最高峰のエベレストを目指すんじゃーという方も私は好きです。気持ちはわかります。S&P500じゃパッシブ投資じゃ物足りないという、高みを目指す気高き冒険者の方に幸運がありますように

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